奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家造りと暮らしの事色々と、照明計画・電気・灯りと明るさで変化する暮らしの心地良さとの関係性、過ごす場所にどれくらいの明るさが程よいのか?個人差で異なる雰囲気と趣に対する意識も大切に。

2023年12月06日 | 設計の事デザインの事

 

住宅を建てる際、

照明計画は部屋の雰囲気や

生活の快適さに

大きな影響を与えます。

そのため、

暮らしたい雰囲気に

適切な照明を選び、

適切な明るさに調整する事で、

暮らしやすさを持つ

理想的な住環境に

近づくことが出来ます。

照明の種類

シーリングライト

 

天井に直接取り付けられ、

広い空間を均一に照らす照明。

このタイプの照明は、

薄型のデザインが人気で、

部屋を広く見せる効果もあります。

 

特に色味や

光の明るさを調整できる

タイプがおすすめです。

間接照明。

光を壁や天井に反射させて、

柔らかな光を広めに

拡散する照明です。

 

そのため、

部屋の雰囲気づくりに適しています。

 

また、

リビングルームや

ベッドルームに配置することで、

くつろぎの場を演出してくれます。

 

ダウンライト。

天井に埋め込み、

下方を照らす小型の照明器具です。

ダウンライトには、

部屋をすっきりと

広く見せる効果があります。

 

また、キッチンや

ダイニングエリアに設置することで、

明るく使いやすい

空間をづくりにも役立ちます。

ペンダントライト。

天井から吊るすタイプの

照明のことです。

 

大型のものは主照明として、

小型のものは補助照明として

役割別に使う事も雰囲気づくりには

役立ちます。

 

特に、

ダイニングテーブル上に

ペンダントライトを配置することで、

食事の時間を

特別なものにも演出してくれます。

補助照明や演出の種類として、

スポットライト。

 

特定の場所を

ピンポイントで照らす照明。

 

壁や天井に取り付けて、

部屋のポイントを

際立たせるのに適しています。

 

また、アートや装飾品を

引き立てるのにも

役立ってくれます。

 

足元灯。

壁の下部に取り付けて、

足元を照らす照明のことです。

 

足元を明るく照らしてくれるので、

夜間の安全確保に役立ちます。

 

そのため、

階段や廊下に設置することで、

まぶしさを抑えて

暗闇での移動を

安全にするのが

おすすめの使い方です。

 

照明計画のコツ。

注文住宅の照明計画を

より良いものとする為には

必要とする

明るさのイメージを持つことです。

 

照明を取り付ける部屋ごとに、

必要な明るさを

明確にしておくことで

選択肢が変わります。

 

明るさが不足すると、

日常の活動に

支障をきたしてしまいます。

 

例えば、

リビングルームでは、

くつろぐために

過不足のない明るさが必要です。

 

直接照明と間接照明。

照明には大きく分けて

「直接照明」と「間接照明」の

2つのタイプがあるので、

部屋の用途に合わせて使い分けるように。

 

直接照明は明るさを重視し、

間接照明は

雰囲気を演出するために

使うのが最適です。

 

また、

各部屋によっても

どちらのタイプが良いかは異なり、

例えば寝室では、

間接照明がリラックスには

適しています。

 

光の色を意識。

最後に、照明の色温度を考慮する事。

 

勉強や作業には昼白色、

くつろぎの時間には

電球色が適しています。

 

また、

光の色温度を調整できる

「調光機能」を持った製品を

選ぶこともポイントです。

 

注文住宅の照明計画は、

部屋の雰囲気や

生活の快適さを左右する

重要な要素です。

 

そのため、

照明選びの際は

必要な明るさに対して

ご自身でも「イメージ」を持つことが大切です。

 

明るさの必要性が

どの程度であるべきなのか?

ご自身の暮らしに対して

まずはイメージを持つことで

結果は随分異なりますから。

 

間接照明を適切に使い分け、

光の色温度にも注意を払うことで、

魅力的な空間となるように。

 

過ごし方の価値を

灯りの効能からも

丁寧に考えてみませんか?

 

住まいの新築・リフォーム

整理収納アドバイス・模様替え等

お問合わせ・ご質問・ご相談は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージContact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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住まいの設計と間取りの違い、各家庭による生活文化と暮らしの趣を色濃く反映するように、家事そのものの経験や日常をきちんと反映する間取りとなるように。

2023年12月06日 | 暮らしの事イロイロ

 

住まいの間取りや

プランニングを進める際には、

ゾーニングや動線、

採光・通風など

さまざまな検討を

行うことが大切ですが、

家事のしやすさも

重要なポイントです。

※2階間取りイメージ鳥観図提案資料

 

※1階間取りイメージ鳥観図提案資料

 

忙しい毎日では、

効率的に家事を進め、

住まいを美しく保つのは

なかなか難しいですよね・・・。

 

しかし、

間取りや設備機器の

選び方によっては、

家事の負担を

軽くすることは可能です。

 

その為には

具体的なプランニングする前に、

いつ、誰が、どのような家事を行うのか?

家事の流れ(方法)を

洗い出してみること。

 

現状の住まいでの

使い勝手の良いところ、

悪いところ、

欲しい機能(機器)などを書き出して、

依頼先の建築家や設計者(建築士)と

よく相談する事を大切に。

 

勿論・・・建築家だから

設計をする人だから「家事」を

理解しているとは限らないので

家造りの依頼を考える際には

そういところも検討は重要です。

 

車の運転免許でもそうですけど、

免許は持っているけど

日頃から車を運転しない人

または車そのものに

興味の無い人の場合、

駐車スペース計画をしたり

運転の際の「視界」などについて

理解が及ばないケースって

多くありますよね。

 

家事もそうです。

マニュアルや教科書、

会社の研修でしか

家事を知らない人も多いので

失望しないように・・・・・。

 

そして間取りの中で

一日の動きをイメージしながら

確認してみてほしいと思います。

 

家事作業の動きを線(家事動線)で

記入してみると良いと思います。

 

家事動線は、

できる限りシンプルに、

短い動線となることが理想です。

 

ですが、各家庭での

家事の方法などによっては

動きに対して

長い距離を設計したほうが

良いケースもあります。

 

それぞれの暮らしに応じた考え方

これが大切です。

 

過ごし方の価値を

丁寧に考えてみませんか?

 

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暮らしと住まいの事を色々と考える際にイメージしている事、日常が家族にとってどのような空間であるべきなのか?家という場所が育む空間の価値を住まい手さんの視点からも。

2023年12月06日 | 家 住まい 間取り プラン

 

 

暮らしと住まいの事色々と。

 

※間取りと暮らしのイメージを整理する事は大切

 

人があたり前の日々を

幸せと感じ、

それがいつまでも続いていく。

 

これ以上のことはないと

僕は考えています。

 

同時に忙しい現代においては

地に足の着いた

当たり前の日々に

喜びを感じるということが

難しくなってしまったのかも

知れません。

 

人々の何気ない日々が

何よりも

幸せなものとなるように。

 

そう考えて暮らしの「つくり」を

構築して物事を大切にしています。

 

その為に巡り、

流れて続くことのできる

社会というものを

暮らしという単位でも

考えています。

 

人が生きていくためには

何かを摂取したり、

何かを作ったり、

そして時に

その行為を楽しみます。

 

必要な物を必要なだけ、

そして無理せずに

手の届く範囲から授かり、

それを身近な人々と共有する。

 

その結果として

風土に根差した

美しい風景や

人の営みのカタチが

住まいとして

暮らしが成り立つようにと

考えています。

 

過ごし方の価値を

丁寧に考えてみませんか?

 

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