奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの状況によって変化する家への価値観と役割、間取りに関しても広さの認識と可能性、自分たちの暮らしにとって程よい状態をつくりだす家の在り方を再構築するように。

2023年12月21日 | 暮らしの事イロイロ

 

子供たちが巣立ったから

住まいを改修(リフォーム)する、

新築する、

建て替える、

移住する・・・・・etc。

※平屋の家提案プラン内観イメージ

 

そういうお話を

頂く事もよくあります。

 

それはの大きな

暮らしの変化ですが、

環境の変化を

前向きにデザインして

皆さんそれを

愉しんでられます。

 

暮らしやすさと

楽しみが優先の

目的を持った住まい。

 

住まいは自分達に「丁度良い」を考える。

 

若い時は家族が多く、

家が狭いといつも感じていた。

「もっと広い家が欲しい」と。

そして大きな家を建てた。

それが・・・子供たちが

独立してから、

2階はもうほとんど

使っていない。

 

現在はダイニング、

キッチン、

居間と水まわりだけで

暮らしているし・・・・・。

 

人は年齢と共に変わるものです。

身体的な特徴もそうですが

考え方もある程度。

 

その時の間取りから今の間取り、

そしてその先の間取りへ。

 

暮らし難いと思う事も。

 

段差が気になる。

階段が急勾配で危険。

トイレが遠い、

寒い、

お風呂が寒い、

段差がある

個室ばかりは要らない。

 

若い時は気にしなかったことも、

年を重ねて

高齢になると、

住まいに求めるものが変化します。

 

食べ物の好みや

趣味の移り変わりもありますよね。

 

暑さ寒さの次に

段差の事や階段の勾配が気になり、

古くなった水回りの

不満なども出てくると思います。

 

子供が巣立ったり

夫婦二人だったり

勿論一人の場合もあると思いますが

そうなると

必要だった広い住まいの必要もなくなり、

あるいみではコンパクトな状態で

暮らし易さが

重要になってきます。

 

住まいの環境が良くなれば

暮らし易さが向上しますから、

断熱性・気密性の

良い住まいにすることで

暮らしの快適性が向上します。

 

住まい手が夫婦2人になれば、

住まいは小さくてよい。

 

平屋で快適に住める家がよい。

 

階段のない平屋という

キーワードも気になるのです。

 

平屋を新築したり

リノベーションした

住まい手さんは

こんなに快適なら

なぜもっと早くしなかったのか。

そう仰います。

 

思ってられるのであれば、

早く始める事をお勧めします。

 

理由は簡単。

時間は無限にある訳ではないから、

一日でも多く

快適に暮らしていただきたい。

 

建てる場所住む場所は、

退職していれば

勤務地を気にする事がないので

好きな所に住むことが出来ます。

 

暮らす場所や環境を

よりよく吟味しつつ・・・・・。

 

建て替えや

リノベーションでなければ、

田畑が広がる土地や海の近く、

高台も見晴らしがよくて

気持ちいいですよね。

 

ただし「家とそのと他の場所」での移動は

よく考える事が大切。

 

予算は現在の住まいを処分して、

好きな土地を買って

建てるのもありかもしれません。

 

場所を動かないのであれば、

建替えやリノベーション

するのも良いかと思います。

 

気を付けたいところは

家にお金を掛けすぎないこと。

 

暮らしに影響が出るのは

本末転倒ですから。

 

まず、

愉しく暮らすことです。

 

暮らしをどのように

自分流に愉しむのか?。

 

それぞれの視点で

ある種の野望を持つ暮らしも

人生の密度を愉しむ

秘訣かも知れません。

 

住まいの新築・リフォーム

整理収納アドバイス・模様替え等

お問合わせ・ご質問・ご相談は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージContact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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家を建てる、リフォームする際に考えておきたい暮らしの習慣と日常生活、リビング・LDKや個室だけではなくて間取りとして家全体での質的な改善は大切に。例えば水回りと呼ばれる洗面脱衣室等。

2023年12月21日 | 住まいの水まわり住宅機器

 

家を新築するケースでも

リノベーションやリフォームを

検討する際にでも

リビングや個室に対して

注力する事は多いと思います。

※建材設備メーカーLIXIL・システム洗面化粧台の採用事例・洗面脱衣室に設置

 

ですが、家全体での生活空間として

間取りの中での暮らし方を

よりよく考える際には

水回りや移動の空間も

同様に全体でバランスよく

暮らしに馴染むように・・・・・。

 

そういう意味で

例えばですが洗面脱衣室を

快適空間にするためのポイントも。

 

多くの場合、

洗面室は浴室の横に配置され、

脱衣室として、

ランドリースペースとしても

利用されます。

 

狭い空間には

洗面、脱衣、洗濯、

収納スペースが詰め込まれ、

顔を洗う、化粧をする、

服を脱ぐ、洗濯をする、

収納するといった

暮らしに直結した場所なのに、

実際はプランづくりの際に

意外と後まわしにされがちでは?。

 

しかし、

家族構成によっては

使用頻度や使うタイミングが異なり、

求める機能も人それぞれなので、

十分に検討しておかないと

「ドライヤーの置き場所がない」

「コンセントの数が足りない」

「洗濯洗剤などをストックする場所が足りない」

といった不自由を

日々感じる事となり

家事や日常生活で

余計なストレスをため続ける事にも

なりかねません。

 

多くの機能を

詰め込むことになりがちな

洗面脱衣室で

ポイントとなるのが

洗面化粧台です。

 

洗面化粧台には

「カウンタータイプ」や

「洗面器一体タイプ」といったものがあります。

 

カウンタータイプは

空間に合わせて自由に選び、

組み合わせることで

使い勝手も部屋の効能も

大きく変わります。

 

一方の洗面器一体タイプは

比較的コンパクトで、

機能的につくられている事が魅力です。

 

身支度を行う事も多い

洗面化粧台周辺で

化粧やヘアドライヤー、

ひげそりはどこでするのか、

家族が多い場合には

朝の洗面ラッシュに

対応できるのかなど、

家族の行動を客観的に振り返って

プランを考えたいものです。

 

また脱衣室を兼ねる場合には、

バスタオルや下着の置き場所が

必要になる事もどの程度まで

想定しておくべきなのか?。

 

さらに見落としがちなのは換気。

 

お風呂から人が出た瞬間、

お風呂の湿気は

一気に洗面脱衣室に流れ込みます。

 

ですから浴室だけでなく

洗面脱衣室も、

出来れば窓や換気設備等で

湿気対策をしておくことが大切です。

 

具体的な生活シーンを

想像しながら

プランを検討する事で、

暮らし始めてからの

使い勝手が変わります。

 

間取りと暮らし方考える

機能性と充実度の目安を丁寧に。

 

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