奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしやすさの持つ意味は人それぞれ異なります、過ごし方の価値観や生活の文化をどのようにイメージして家と間取りに反映するべきなのかを具体的な意味も紐解きつつ過ごす場所としての基本を丁寧に設計する意味。

2023年12月04日 | 暮らしの事イロイロ

 

暮らしやすさとは・・・・・。

 

※LDK内観提案イメージCG事例

 

日々家造りに携わっている僕が、

この言葉について、

自分で感じている印象の話しです。

 

暮らしやすい家と

言葉でいうのは簡単ですが、

暮らしやすい家って

なんなのでしょうか?。

 

非常にふんわりした言葉で、

抽象的だけど、

良いイメージの湧く

言葉ではあります。

 

住みやすい家、

暮らしやすい家と聞いて、

まずはなんとなく思いつくのが

室内空間での

住みやすさ、

暮らしやすさの印象でしょうか?。

 

家事動線がよいとか、

掃除が楽とか、

冬暖かいとか、

夏涼しいとか

風通しがよいとか、

明るいとか・・・etc。

 

勿論、

それらは良いに越したことはなく、

家をつくる際に

大切なことの

一つの部分ではあります。

 

少し整理して考えると、

住みやすさや暮らしやすさ

という言葉から

思い浮かぶことは、

大きく二つに分けられると思います。

 

一つは、

時間や労働を少なくできる便利さ。

もう一つは、

感覚的に感じる気持ちよさ。

 

この二つが良い具合に

融合しているのかなと

思います。

 

前者の、

時間や労働を少なくできる便利さ

については、

それによりできた

時間や余裕を

どのように使うのか、

使えるのかを

イメージすることが

重要だと思います。

 

後者の、

感覚的に感じる気持ちよさは、

家を計画する際に、

しっかりとイメージを持って、

大切に考えたいことです。

 

この感覚的に感じる

気持ちよさは、

きっと裏切らないと思います。

 

人が何かに共感するモノゴト

それが空間でも同じように

繰り広げられる。

 

気持ちのよい時間を

過ごすという事は

それだけ気持ちも

充実するのだと思います。

 

時間は平等ですが

使い方や感じ方、

過ごし方によって

「時間の長さ」や「時間の短さ」は

一人ひとり異なりますよね。

 

皆さんも同じ1時間でも

長く感じる時と短く感じる時が

あると思ます。

 

時間や労働を

少なくできるという意味は

そこも含めての

デザインの在り方です。

 

何かをしている時間、

過ごしている時間を

どんな風に感じる住まいであり

空間であるように設計を行うのか?。

 

建築が暮らしや生き方にに対して

どのような時間を

生み出すことが出来るのか?

 

本当に大切な過ごし方の意味を

住まいに対して

考えてみませんか?

 

住まいの新築・リフォーム

相談・面談・依頼等

ホームページContact/お問い合わせフォームから

ご連絡ください。

■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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家を建てる事とその先にある暮らしへの想い、過ごす事の時間をどのようにカタチにするべきなのか、毎回原点に立ち返り設計とデザインの思想を間取りと暮らしにご提案しています。

2023年12月04日 | 和モダン 思想

 

想いの先にある家づくりを

大切にと考えています。

 

 

この数寄屋の和風住宅にも

そういった

住まい手さんの沢山の想いが

重ねられています。

 

和の粋を愉しみつつ

数寄屋の佇まいが生み出す

心の奥底まで清々しい想いが

あふれる暮らし。

 

 

家を建てる事を

目的として考えるのか

家を建てた先にある「様々な時間と暮らし」

その価値を考えるのか?

という手段と目的。

 

家を建てたいと思った時、

たくさんの「想い」が

あふれてくると思ます。

 

 

その「想い」を

叶えた先にあるのは、

毎日の暮らしを楽しむという

家族の幸せの時間、

そのものです。 

 

家族の暮らしで

基本となる家は、

一言では語りきれないと思います。

 

心も身体も幸せで

感受性豊かに成長できるような

暮らしとなるように、

たくさんの想いと

住まい手さん自身の

暮らしの経験が結び付いた

ライフプランを

住宅というカタチと間取りとして

デザインすることが大切といえます。

 

四季を感じ

五感を育むように・・・・・。

 

日本は梅雨を含めると

五季あるといわれています。

 

春夏秋冬の変化により

日本の情緒的な感性が

育まれると思います。

 

繊細であり

複雑でありつつ

やわらかな刺激のある住まい。

 

全てが「そう」という

訳ではありませんが

それぞれの家族に応じた

暮らしの心地良さを丁寧にと思います。

 

過ごす空間の意味を丁寧に

暮らしのデザインを大切に。

 

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