奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの新築やリノベーションで気になる収納の計画性、家事動線を効率化し、美しい空間を実現する収納の工夫について、間取り設計と収納場所・方法の選び方にも様々な生活習慣への紐づけを。

2024年12月07日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

新築を検討中、

またはリフォーム

リノベーションを

考えている方の中には、

間取りや収納に

こだわりたいと考えている方も

多いと思います。

※二階間取り鳥観図事例


家事動線を効率化したい、

収納方法に悩んでいる、

スッキリと

美しい空間を実現したい・・・。

※一階間取り鳥観図事例

 

そんな悩みを

持っているの方々からの

ご相談も「お問合せ」からは

いただく事が多いです。

 

そういった事もあり、

blogでも動線計画や

間取りの工夫に基づいた

収納術と収納場所の

選び方を書く機会も多いです。

 

最近ではSNSのDMでも

ご相談をいただく事も

増えているので、

それだけ皆さんが

悩んでおられるのだろうと

思います。

 

せっかくですので

全ての人に

該当する訳ではではありませんが

家事の負担を軽減したり、

充実度が増えるような

生活空間を

実現するためのヒントを

少し書いてみたいと思います。

 

動線計画で

家事の負担も

減る事があります。

 

間取り図だけでは

解決する訳では無い収納。

 

動線計画に基づいた

収納術は、

家事の負担を軽減し、

快適な生活空間を

実現する上で欠かせません。

 

間取り図も

重要なのですが

そこに付随する

「片付けの考え方」や

「実際の生活」を

活用することで、

収納場所の選び方や

収納方法を

具体的に検討できます。

 

家事動線を意識した間取り設計。

間取り図を検討する際に、

まず注目すべきは、

キッチン、洗面所、

洗濯スペース、クローゼットなどの

収納場所の配置です。

 

これらの場所が、

ご自身の家事動線上で

どのようにつながっているかを

意識することが重要です。

 

例えば、

キッチンから洗面所、

洗濯スペースへの

移動が単純化されていたり

距離が短ければ、

家事の負担を

軽減できる可能性も

高くなります。

 

収納場所の選び方。

収納場所を選ぶ際には、

以下のポイントを

意識することも大切です。

 

〇使用頻度が高いものは、

 手の届きやすい場所に収納する。

 

〇頻繁に使うモノは、

 移動距離が短い場所に収納する。

 

〇季節ものなど、

 頻繁に使わないものは、

 手の届きにくい場所に収納する。

 

収納方法の工夫

収納方法も、

モノの特性や用途に合わせて

工夫することが大切です。

 

例えば、

頻繁に使う食器は、

オープンシェルフに

収納することで、

取り出しやすく、

見た目もスッキリと

させることができます。

 

一方、

季節ものや、

見た目に影響を与えやすいものは、

扉付きの収納に

収納することで、

空間をスッキリと

見せることができます。

 

収納場所の選び方、

適材適所がカギ。

 

収納場所の選び方は、

動線と生活スタイルを

考慮することが重要です。

 

使う頻度や

動線を意識することで、

収納場所を最適化できます。

 

収納方法も、

扉付きやオープンシェルフなど、

モノの特性や

用途に合わせて選ぶことで、

スッキリと美しい空間を

実現できます。

 

収納場所の例としては、

以下のものが挙げられます。
・キッチン:食器棚、パントリー、カウンター下収納
・洗面所:洗面台下の収納、タオル収納
・寝室:クローゼット、ウォークインクローゼット
・リビング:テレビボード、飾り棚、収納付きソファ
・玄関:シューズクローゼット、傘立て
・廊下:コート掛け、収納棚

 

収納方法の例としては、

以下のものが挙げられます。
・オープンシェルフ:見せる収納、取り出しやすい
・扉付き収納:見た目にスッキリ、埃よけ
・引き出し収納:整理整頓しやすい
・ワイヤーラック:通気性が良い、見せる収納
・収納ボックス:仕分けしやすい、積み重ねられる
・ハンガーラック:衣類収納、見せる収納

 

収納場所を選ぶ際には、

以下の点に注意する事が望ましいです。
・収納するモノのサイズや量
・収納場所の大きさ
・収納方法との相性
・見た目のバランス

 

動線計画に基づいた収納と

収納場所の選び方で

収納の充実度や

使い勝手も変化します。

 

家事の負担を軽減し、

快適な生活空間を

実現するためには、

収納場所の選び方だけでなく、

収納方法も工夫することが大切です。

 

間取り図と連動した

生活の習慣や

行動の内容を活用し、

収納場所の選び方、

収納方法を工夫することで、

スッキリと美しい空間を実現し、

家事時間も充実するような

ストレスが少なく

快適な生活を送ることができます。

 

暮らしの中身を整理整頓して

状態の良い環境で過ごす

家造りを考えてみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム
リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は
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家族が心地よく暮らしながら集う美しい暮らしのスタイルにデザインと機能を極めるアイランド型キッチンのレイアウト設計と間取りとの融合提案、生活の質を底上げする家の設計と暮らしのスタイル。

2024年12月07日 | 家 住まい 間取り プラン

アイランド型キッチンを

レイアウトする暮らしの空間。

※デザイン提案の一例・ホテルライクでモダンな暮らしの空間をイメージしたアイランドキッチンのあるLDK

家族が集まり、

会話が生まれるキッチン。


アイランド型キッチンは、

調理場としての

機能を果たすだけでなく、

家族や友人が集まる

「居場所」としての

役割も担います。

 

そのオープンなデザインと

使い勝手の良さから、

実際に採用に

至るケースも多い

レイアウトスタイルですが、

採用に関しては

間取りとの融合や

暮らしの方向性に関して

様々な独自の工夫必要です。

 

今回のblogでは

そんなアイランド型キッチンを

効果的に

レイアウトするための

ポイントや、

それが暮らしに

どのような付加価値を

もたらすのかを

少し書いてみたいと

思います。

 

オシャレだけではなくて

実用的な空間を目指して、

理想的な暮らしと

住まいづくりの

参考になればと思います。

 

アイランド型キッチンとは?。

その特徴と魅力。

アイランド型キッチンとは、

壁に接する部分がなく、

キッチン本体が

独立した島(アイランド)のように

設置されたスタイルの

キッチンです。

 

このデザインの

主な特徴は

以下の通りです・・・・・。

開放感のある空間設計

キッチンをリビングや

ダイニングとつなげることで、

視覚的にも実際にも

広々とした印象を与えます。

 

コミュニケーションのしやすさ。

調理中でも

家族やゲストと

顔を合わせながら

会話を楽しめるので、

孤立感がありません。

 

インテリア性。

デザインの自由度が高く、

モダンな雰囲気や

ホテルライクな雰囲気

ナチュラルなスタイルなど、

家全体のインテリアに

調和したキッチンが

実現できます。

 

 

アイランド型キッチンの

レイアウトを

成功させるポイント

 

動線を意識する「三角ゾーン」。

調理を効率的に

行うためには、

シンク、コンロ、

そして冷蔵庫の配置が

重要です。

 

この3点をつなぐ動線を

「ワークトライアングル」と

呼びますが、

これを短く保つことで

スムーズな作業が

可能になります。

 

キッチンの幅は

一般的よりも少し広く

90cm以上を確保。

 

狭すぎると動きづらく、

広すぎると

疲れやすくなります。

 

アイランド型キッチンを

中心に据えた場合、

周囲に少なくとも

1m以上のスペースを

確保しておくと、

キッチンでの作業中も

人の行き来が

しやすくなります。

 

収納スペースを最大限に活用する。

オープンキッチンは

見せる収納と

隠す収納を

組み合わせることで

美観を保つのがコツです。

 

引き出し式収納。

アイランドの下部に

広めの引き出しを

設けることで、

大型の調理器具や

食器をすっきり

片付けられます。

 

パントリー。

食材や頻繁に使わない

調理器具を

収納するために、

スペースに近い位置で

パントリーを設置するのも

工夫のひとつですです。

※全体像を考えた間取りの計画性が重要

 

ライフスタイルに合わせた

素材とデザイン選び。

 

アイランド型キッチンは

頻繁に目に触れる

場所です。

 

そのため、

家族のライフスタイルや

趣味に合わせた

素材とデザイン選びが

大切です。

 

子育て世代には、

汚れが付きにくく

耐久性の高い

人工大理石の

カウンタートップがお勧めです。

 

木目調の仕上げでの場合は、

温かみのある

ナチュラルな雰囲気を

出する事が出来ますします。

 

暮らしを豊かにす

アイランド型キッチンの

メリットと注意点

 

暮らしの質を高めるメリット。

家族の時間が増える。

家族が自然と

集まりやすくなるため、

日常的な

コミュニケーションの場として

活用できます。

 

趣味を楽しむ空間。

アイランド型キッチンは

比較的カウンターが広いので

パン作りや臨時の家事室、

書斎スペースなど、

趣味の時間を

より豊かにしてくれます。

 

インテリアとしての魅力。

キッチン自体が

家の主役になり得る

デザイン性を持っています。

 

設置時の注意点。

換気設備の設置。

オープンな分、

油煙が広がりやすいため、

強力なレンジフードを

導入することが必要です。

 

生活感の露出。

見せたくないものを

隠す収納の工夫や、

日々の整理整頓が

求められます。

 

アイランド型キッチンは、

調理場としての

役割だけでなく、

家族や友人との

コミュニケーションを

生む空間として

暮らしの中心に

位置します。

 

デザイン性や

機能性を両立させることで、

家全体の空間価値を

高めることができます。

 

よりよい空間として

成功させるためには

動線や収納計画、

換気設備などの計画を

意識しておくことが重要です。

 

自分たちにとって

過ごしやすくて

日々の暮らしが

向上する

住まいづくりの

第一歩として、

アイランド型キッチンの

導入も検討してみてください。

 

どんな空間で過ごしたいのか?

どのような暮らしを楽しみたいのか?

を明確にすることで、

きっと理想の

家が近づくと思います。

 

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