奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

スキップフロアが生み出す快適な暮らしとオシャレな空間デザインの効能、空間の段差が暮らしを変えるスキップフロアで叶える理想の暮らし、注文住宅だ差から可能になる段差を活かしたホテルライクな空間デザイン。

2024年12月18日 | 家 住まい 間取り プラン

キップフロアで生まれる

暮らしの質の向上。

※スキップフロアのある家デザイン設計提案CG事例

 

「空間の段差」が生み出す

立体的なデザインは、

ただオシャレなだけでなくて、

日常の過ごしやすさや

快適さを大きく変えます。

※段差が必ず良いという訳ではありません。

 

例えば、

リビングに少し

高低差をつけるだけで

空間の使い方が広がり、

家全体が

ホテルライクな雰囲気にも

進化します。

 

スキップフロアは、

限られた敷地や

間取りを最大限に活用し、

開放感と機能性を

両立させるデザインです。

 

そんな「スキップフロアの魅力」と

「暮らしやすさを叶える工夫」を

すこし書いてみたいと思います。

 

スキップフロアとは?

空間の段差がつくる

立体的な魅力・・・・・。

 

スキップフロアとは、

床の高さを

少しずつずらしながら

空間を分ける設計手法です。

 

一般的な平面構造の

間取りとは違い、

段差を活用して

「空間を立体的に活用」します。

その空間のズレが

付加価値を生み出します。

 

主な魅力としては

視覚的な広がり・・・・・。

 

段差を設けることで、

天井の高さや

窓からの光の入り方に

変化が生まれます。

 

限られた面積でも、

視覚的に「斜め」が拡張され

広く感じるデザインとなります。

 

空間ごとの役割分担。

リビング・ダイニング

キッチン・ワークスペースを

緩やかに区切ることができ、

それぞれの空間に

機能性と一体感が共存します。

 

暮らしの動線を最適化。

家族が自然に集まりつつも

別々の時間も楽しめる

程よい距離感を

スキップフロアで

変化をつけてデザインし

生み出すことが出来ます。

 

スキップフロアで

ホテルライクな空間づくり。

 

ホテルのような

「洗練されたデザイン」と

「機能美」を叶える

手段のひとつとして、

スキップフロアを

効果的に配置する。

 

開放感を生む「吹き抜けと大きな窓」

見出しにもある画像のように

スキップフロアを取り入れると、

上階と下階が緩やかにつながり、

吹き抜けのような

開放感を生みます。

 

さらに、

計算された大きな窓を

適所に設置することで

自然光が降り注ぎ

風景を取り込む

ホテルのように

洗練された空間を

得る事も出来ます。

 

リビングの立体デザイン。

例えば、

下階: リラックスできるリビング空間

中階: ワークスペースやライブラリ

上階: 寝室やプライベートゾーン

 

家族構成や関係性によりますが

段差を活かして

空間を区切りながらも、

視線がつながるデザインで

家族のコミュニケーションを

保ちやすく設計することも出来ます。

 

暮らしやすい

スキップフロアの設計ポイント

安全性への配慮・・・・・。

子供や高齢者がいる家庭では、

手すりや段差の幅を工夫して、

転倒防止のデザインを

取り入れます。

 

収納スペースの確保。

スキップフロアの

下部空間を

収納スペースとして

活用することで、

家の中をすっきり保つことも。

 

シーズンオフの

荷物や子供のおもちゃなど、

収納用途に合わせて

工夫することが出来ます。

 

光と風の通り道

段差を活かした

吹き抜け構造は、

自然光を活用しつつ

陰影も生まれ、

風の通り道を作り出します。

 

エアコンの効率も向上し、

夏でも涼しく

冬でも暖かく

快適な空間に・・・・・。

 

快適な段差のある住まい

例えば、

リビングに設けた

小上がり空間で

「寛ぎの場」をつくり、

※LDK・リビングの一部に小上がりを設計して階段とつながりを持つ設計事例

階段途中の踊り場を

利用して

隠れ家のような

「読書スペース」や

「ワークスペース」を設計。

※階段の踊り場を広く設計して書斎コーナーとワークスペースを設けた設計事例

 

こうした家族や

過ごし方の価値観を設計する工夫で、

家族が心地よく過ごせる

住空間が実現していきます。

 

程よい段差が叶える

理想の住まい・・・・・。

 

スキップフロアは、

空間の立体的な使い方で

視覚的な広がりと

機能性を兼ね備えた

デザインです。

 

段差がつくる

「程よい区切り」と

「つながり」は、

家族それぞれの

時間と空間を大切にしつつ、

自然と周辺に

集まることが出来る

居心地の良さを生み出します。

 

あなたが思う

理想の住まいに、

スキップフロアを

取り入れてみませんか?。

 

それぞれの暮らしの質感に

快適で過ごしやすい

「ホテルライク」な暮らしを。

 

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理想の家づくりを叶えるための第一歩、注文住宅の新築の為の土地探し、住みたいエリアの選定から資金計画、不動産会社との連携までを一連して暮らしの着地点をイメージするように。

2024年12月18日 | 暮らしの事イロイロ

家造りを計画する際に

土地から探すというケースも

あります。

 

 

新しい暮らしを

想像しながら

考えておくべきことも

いろいろとあります。

 

自分達だけの

理想の家を建てたいと

願う方々にとって、

注文住宅の建築は

夢の実現への大きな一歩です。

 

しかし、

その夢を現実に変えるためには、

家単体ではなくて

土地の条件や

ロケーション等も欠かせません。

 

理想的な家を建てるためには、

土地の選定、資金計画などが

欠かせません。

 

見えている条件と

見えていない条件で、

いざ家造りの際には

様々な差が生まれます。

 

注文住宅だからこそ

できることも

沢山ありますが

逆に土地選びの際に

着地点が見えないと

注文住宅の良さが

活かせないケースも

あります。

 

暮らしを考えたうえで

土地を考える

という内容を含めて

少し土地選びについて

書いてみたいと思います。

 

住みたいエリアの選定。

注文住宅の土地探しの第一歩は、

住みたいエリアの

選定から始まります。

 

通勤や通学の利便性、

住み慣れた環境か

新天地かといった要素を考慮し、

エリアを絞り込むことが

重要です。

 

エリアが決まらなければ、

不動産会社に依頼することも難しく、

土地探しは進まないでしょうし、

実際に不動産会社に

声を掛けても

「エリアが広すぎる」

「条件がアバウトすぎる」と

出直してきてくださいと

言われる事もあります。

 

土地も縁がないと

なかなか巡りあえませんが

「目標値」が大事です。

 

細かく絞りすぎる事も

よくないのですが

逆にアバウトすぎるのも

よくありません。

 

地域や状況を見越して

適切な範囲設定、

条件設定が大切です。

 

そのうえで自分達の

ライフスタイルに合った

エリア選びが、

理想の家づくりへの第一歩です。

 

資金計画の立案。

土地探しには、

しっかりとした

資金計画が不可欠です。

 

予算を決めておくことで、

不動産会社に

具体的な要望を

伝えやすくなります。

 

漠然とした予算では、

土地購入費が

全体の予算を圧迫し、

計画していた家が

建てられない事態に

陥る恐れがあります。

 

資金計画を明確にし、

ある程度予算内で

最適な土地を見つることが

大事です。

 

不動産仲介手数料など、

土地価格には

明記されていない

手続き費用も必要になりますので。

 

不動産会社との連携。

資金計画が整っていれば、

不動産会社も

具体的な予算に基づいて

土地を提案できます。

※不動産会社にもよります。

 

準備が不十分だと、

予算を超える土地を案内され、

または条件違いの

土地購入を勧められ

建物の建築費や外構(庭)に

予算を回せなくなる

リスクがあります。

※それ以外に収得による税金等も必要になります。

 

自分好みの家を建てるためには、

不動産会社と協力し、

全体予算を見越した

理想の土地を見つけることが

重要です。

 

注文住宅におすすめの土地の

ポイント。

 

シンプルな建物が建てやすい土地。

注文住宅に適した土地は、

シンプルな建物が

建てやすいことが重要です。

 

四角形に近い直線

直角の構造を持つ

建物が建てやすい土地を

選ぶことで、

間取りの自由度が高まり、

建築費も抑えられます。

 

シンプルな建物に適した

土地選びがポイントです。

 

インフラ整備の状況。

注文住宅の土地選びでは、

水道、電気、ガスなどの

インフラ整備が重要です。

 

敷地内や前面道路に

インフラが整っている

土地を選ぶことで、

接続工事の費用を

抑えることが出来ます。

 

インフラが不十分な土地では、

追加の費用が発生し、

総建築費が増加する

可能性がありますし、

そもそも新規で

上下水道、

電気のための電柱の新設など

数百万単位で

必要になる事もあります。

※過去に事前に土地購入をされてご相談に来られた方で

不運な状態もありました。

 

自然災害のリスク

土地選びでは、

自然災害のリスクも

考慮する必要があります。

 

地震などに対しては

建物単体の「構造」のみではなくて

土地の地盤の硬さ、

水害に対しては

水上・水下が重要です。

 

どちらにしても

災害リスクが低い土地を

選ぶことが大切です。

 

理想の家を建てるためには、

土地の選定、

資金計画、

不動産会社との

協力が欠かせません。

 

土地探しの際は、

住みたいエリアの選定、

資金計画の立案、

不動産会社との連携を

念頭に置き、

シンプルな建物が

建てやすい土地、

インフラ整備の状況、

自然災害の

過去事例等も紐解き

状況を意識する事が重要です。

 

暮らしの環境を土地探しから

十分に考えるように。

 

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