間取りだけではなくて
生活のプランとして
家の状態を考えるという事。
※住まい手さんの価値観と暮らしからデザインを提案・LDK内観CG
注文建築で建てる家、
どういう暮らしが
思い浮かぶのか・・・・・。
広々とした
オープンスペース、
テーブルにも使える
対面式のキッチン、
バルコニーや庭で
くつろぎのひと時、
いろいろな
生活の基準を考えながら理
間取りに描いてみます。
そこから
全体の調和を考えて
暮らしをカタチにします。
注文住宅のために、
間取りを考える際の
大切な内容を
少し書いてみたいと思います。
プランとは
間取りだけではなくて
これからの住まいと
暮らしを計画すること。
暮らしやすい家、
生活の方向性、
間取りを意識しながら
具体化する。
〇 これは外せないという部屋から、その近くに必要な部屋をイメージする
〇 遠くに置きたいものを遠ざける
〇 玄関から入ってすぐに欲しいものを考えてみる
〇 一緒に暮らす人の希望も書きとめる
〇 家族それぞれが自分の部屋周りに何が必要なのか整理整頓する
〇 住む人の気持ちを整理する
〇 外せないこだわりから希望まに優先順位もつけてみる
朝起きてから何をするのか
玄関から入って
どこへ行くか
駐車場から荷物を抱えての出入りは?。
人の動きにあわせて
間取りの中に
動線を引いてみます。
朝の気ぜわしい時も
ぶつからない、
気兼ねなくお茶を入れたり、
トイレに行けたりといった、
生活のリズムと見直してみる。
絶対外せないポイントから、
ささやかな希望も
話してみる。
現在の生活環境で
困っている事を
整理してみる。
ちなみに設計する際には
耐震性や建築基準法、
都市計画法や
地域の市町村条例や県条例、
消防法や土地の事情から
いろいろな制限も判断します。
また、採光や通気性、
構造や安全性、
近所との兼ね合いなど、
機能的な面から
調整をしていきます。
そして実際にかかる
建築費用も提示します。
間取りで押さえるポイント。
間取りを
確定させるまでに
家具や電気製品も
大事な要素になります。
家具や大きな電化製品で、
今あるものを
使うなら
そのサイズや
配置したい場所も考えます。
※窓の位置関係や扉の位置関係も重要ですから。
新しく買うなら
カタログからサイズを
写しておきます。
また使いたい電気製品、
電気器具の位置も
書いてみます。
洗濯機、テレビ、冷蔵庫、
食洗器、
台所用品(ミキサー、炊飯器、オーブンレンジ、湯沸しケトル…)、
充電器などです。
使うであろう電気機器を挙げます。
IT機器を
使うスペースも書きこみます。
ここから次の位置と
数を考えていきます。
〇 LAN端子(モジューラージャック)
〇 TV端子
〇 電気コンセント
〇 照明
〇 スイッチ
家具やスイッチの位置を見ながら
次の事柄を
ひとつひとつ
確認をします。
〇 室内の動線に無駄がないか
〇 家具が障害物にはならないか、スペースは充分あるか
〇 収納はどこに必要か
〇 収容はどのくらいの大きさにしたいか
〇 コンセントの必要数と位置
〇 スイッチの位置
実際に手や足を動かして、
距離感を確かめるように
決めていきます。
外の自動点滅照明も
必要ならば
書き足します。
こういった内容を基本に、
間取りが決定したら、
内装や外装、
建築素材や仕上げの話しも
徐々に増えてきます。
住み心地のいい間取りを
計画する為にも、
多方面から
考える必要があります。
土地の条件にも
紐づけして
全体像を考える事が
重要です。
〇 家の外の音や家の中の生活音で安眠が妨害されないか
〇 日当たりがよすぎて家の温度が上がりすぎないか
〇 料理の匂いがキッチンから家の中に充満し過ぎないか
〇 風呂、トイレはプライベートが守れるか
〇 来客のあった時、家族は自由に動けるか
〇 道や隣からの視線はどうか
〇 隣の換気扇やクーラーの室外機はどこにあるか
また、
こだわりの裏側にある
マイナス点も
しっかり見極めるように。
そして、
〇 希望を100%叶えるよりも、優先度の高いこだわりを確実に生かせるような家にする
〇 住む人のニーズに応える、ライフスタイルに合った家にする
また、
〇 ライフスタイルに合う家を考える
〇 プランニング以外の打ち合わせにも情報の共有を大事にする
暮らしやすい家を
建てるために、
必要な生活の質
を見直す時間は重要です。
いろいろなアイデアや
最新の情報が
あったとしても、
それが
「自分たちにとっての住みやすさ」に
結びつくかどうかは
別問題です。
自分たちの暮らしにとって
必要な要素は何なのか?。
憧れや理想だけではなくて
暮らしの本質に沿う
家造りが重要ですから。
丁寧な
暮らしの意識も
大切にと思います。
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