奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしの融合を丁寧に提案、ライフスタイルをイメージしながら紐づける生活環境のデザインを設計の工夫で心地よくなるようにそれぞれの家族に応じた設計事務所のオーダーメイド・注文住宅だから出来る事。

2023年10月29日 | 設計の事デザインの事

 

間取り計画と暮らしやすさを考える際には

同時に音や臭いについても

キチンと考えておくことは大切。

 

間取りと暮らしのバランス。

 

※暮らし方と価値観を紐解き間取り図を提案(事例)

 洗面脱衣横にウォークインクローゼット

 LDKとの中間地点に階段を挟んでトイレの間取り

 

色々な家族の暮らし方に対して

空間構成や間取りの意味を

提案を考えています。

 

リビングに近い場所にあるトイレは、

メリットもありますが

同時にデメリットも存在しています。

 

例えばトイレが

玄関や廊下などリビングから

離れた所だと、

移動をする際に

温度差を感じる事もありますし、

トイレの室温も

夏は暑く冬は寒い状態になります。

 

なので、

いつも適温に保たれている

リビングの近くにあれば、

温度差が小さくなるという

メリットがあります。

 

一方のデメリットには、

音や臭いなどの問題。

 

壁や天井、床等の空間構成の工夫や

環境の工夫、

設計方法をキチンとまとめておかないと、

トイレの音がリビングに

聞こえてしまうということも・・・。

 

これは家族でも

気になりますが、

来客時にはさらに気になります。

 

トイレの戸は、

引き戸に比べて密閉度が高い

開き戸のほうが

音や臭いの対策になります。

 

しかし開き戸は、

内開きだとトイレ内で

人が倒れた場合に戸が

開けられなくなりますし、

外開きだとトイレ内が丸見えになります。

 

そして個人差にもよりますが

ドアの開閉や歩く際の音の違い。

 

普段は気にならないかもしれませんが

まわりがが静かになる夜中だと、

一階や二階の差でも

木造住宅の場合は

二階の音が一階にはよく響きます。

 

このように家造りでは、

メリットとデメリットが交錯します。

 

大切なことは、

それを理解して

自身のスタイルにあった内容で

家造りの打ち合わせの際に

奥深く「ものごと」を

選択するという事。

 

材料や工事内容の提案には

そういう意味を含んでいます。

 

暮らしを穏やかに考える提案として

間取りとデザイン

そして建材や設備には意味が存在しますから。

 

価格も勿論大事です。

 

そして穏やかに暮らす環境に

必要なモノゴトも含めて

間取り検討の際の打ち合わせは

丁寧考えています。

 

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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

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