奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

心地よさと美しさを叶える住まいづくり:キッチンを中心に広がる理想のリビング空間デザインを考える暮らしの提案設計、間取りの構成に日常の過ごし方を上質に彩る家造りの提案。

2024年12月24日 | 設計の事デザインの事

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの空間と

リビングでの

過ごし方のデザイン。

※ホテルライクなモノトーンの暮らしをイメージしたLDKデザイン提案

 

キッチンは家の心臓と

よく言われます。

 

※差し色を持ちつつホテルライクなモダンなインテリアを楽しむ暮らし提案をイメージしたLDK提案

※モダンでカラフルな空間美を備えた動きのあるLDKデザイン提案

 

家族や友人が集まったり、

一人で静かに大切な時間を

過ごしたり

夫婦の時間を大切にした離

料理を通じて

コミュニケーションが

生まれる場所として、

キッチンは

家造りにおいて

非常に重要な要素です。

 

しかし、

キッチン単体で

完結する空間では

ありません。

 

リビングとのつながりや

間取りの考え方次第で、

住まい全体の

心地よさが

大きく左右されます。

 

キッチンを中心とした

心地よい暮らしの

空間づくりについて、

リビングとの調和や

過ごし方を具体的に

掘り下げて

考えてみたいと思います。

 

家族の絆を深めたい、

自然と会話が弾む

リビングをつくりたい、

そんな思いを持つ方にも

役立てばと思います。

 

キッチンと

リビングをつなぐ

理想的な間取りとは?。

 

キッチンとリビングを

一体化させた

「オープンキッチン」の存在。

LDKという間取りと

空間構成。

 

料理をしながら

家族や友人と

会話を楽しむことができる

間取りは、

コミュニケーションの

活性化につながります。

 

特に以下のポイントを

おさえると、

キッチンとリビングの

つながりが

より心地よくなります。

 

動線を重視するレイアウト・・・。

キッチンと

リビングをつなぐ動線は、

無駄がなく、

スムーズであることが

理想です。

※動線とは人が移動するルートの事を指します。

 

例えば、

リビング・ダイニング

キッチン (LDK)の配置を

一続きにすることで、

家事の効率を

高めるだけでなく、

日常的な収納計画や

移動そのものに

ストレスを

感じにくくなります。

 

ゾーニングの工夫・・・・。

一体化しすぎると

キッチンの作業感が

リビングに伝わってしまう

こともあります。

 

例えば、

キッチンカウンターや

アイランドキッチンを

設置して

「緩やかな仕切り」を

つくることで、

空間全体の

一体感を保ちながら、

程よい独立性を

確保することが可能です。

 

心地よさを生む

キッチンと

リビングの素材選び・・・・・。

 

心地よい空間は、

素材選びも大切です

同じ間取りであっても

素材や色、質感等で

全く異なった空間となります。

 

そういった意味で

様々な空間に対しても

キッチンとリビングの

素材感に関しても、

視覚的な感度を調整する事で

住まい手さん

それぞれに対しての

居心地の良さを

実現することができます。

 

床材、

フローリングの統一。

 

キッチンとリビングで

同じ床材、

素材を使うと、

空間に連続性が生まれます。

 

例えば、

無垢材の床材や

優しい色使いの床材を

採用すると、

ナチュラルで

温かみのある雰囲気が

演出できます。

 

壁材と

カラースキーム・・・・・。

キッチンは汚れやすいので、

掃除のしやすい

タイルやパネルを採用する事が

一般的には多いです。

 

リビングと色調を

揃えると

調和が取れます。

 

たとえばですが、

ベージュや

ホワイト系の色味は、

空間全体に

清潔感と統一感を生み出します。

 

収納とインテリアで

魅せる空間づくり・・・・・。

 

キッチンとリビングの

調和を保つためには、

収納計画も

欠かせません。

 

特に、

生活感を抑えつつも

使いやすい収納を

取り入れることで、

洗練された空間が

生まれます。

 

見せる収納と

隠す収納のバランス。

 

キッチンでは、

食器や調理器具を

「見せる収納」にすると

インテリアの一部として

おしゃれに見えます。

 

一方、

リビングでは、

テレビ周りの収納や

本棚を「隠す収納」に

することで、

すっきりとした

印象を保てます。

 

一貫性のあるデザイン・・・・・。

キッチンカウンターや

収納棚を

リビングと同じテイストで

揃えると、

統一感がアップします。

 

例えば、

木目調の家具や

マットなブラックの

取っ手を採用すると、

モダンで落ち着いた

空間になります。

 

心地よい照明計画のポイント。

キッチンとリビングは

用途が異なるため、

照明の使い分けが重要です。

 

それぞれの空間に

適した照明を

選ぶことで、

暮らしがさらに

心地よく

そして快適になります。

 

キッチン: 機能的な照明。

作業効率を高めるために、

キッチンには

手元をしっかり照らす

スポットライトや

ダウンライト

ペンダントライトが

適しています。

 

リビング: 雰囲気重視の照明。

リビングでは、

間接照明や

調光可能なライトを

取り入れることで、

リラックスできる

空間を演出できます。

 

また、

キッチンとの

一体感を意識して

照明器具のデザインを

揃えるという場合もあります。

 

住まいの中心としての

リビングの役割・・・・・。

 

リビングはどちらかといえば、

家族が集まり、

くつろぎ、

思い思いの時間を過ごす

場所です。

 

家具配置の工夫・・・・・。

ソファや

ダイニングテーブルの配置は、

家族の動線を

考慮して決める事も大切。

 

キッチンとリビングが

向かい合うレイアウトにするケースと

そうではないケースでは

過ごし方も

体感する空間の密度も

随分変わります。

 

自然素材を取り入れる。

観葉植物や

ウッド素材の家具を

活用することで、

空間に癒しを

プラスできます。

 

これにより、

無機質な雰囲気が和らぎ、

窓の外の景色等との

調和が取りやすくなります。

 

キッチンとリビングは、

家族の生活の中心となる

重要な空間です。

 

それぞれの機能を

活かしつつ、

デザインや間取り、

素材選びを工夫することで、

より心地よい暮らしを

実現できます。

 

キッチンとリビングを

つなぐ家造りは、

単に住まいの

美しさを追求するだけでなく、

家族の絆や

日常の快適さを育む

基盤となります。

 

家族を大切にしつつ

個人の時間も

充実する理想の住まい、

幸せな暮らしの

空間と時間を

キッチンとリビングの

構成からも

丁寧に提案する

家造りの間取りとカタチの設計を

考えてみませんか?。

 

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やまぐち建築設計室
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やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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