人生の潤いを生み出す暮らしの空間を
設計デザインのチカラで・・・・・。
※LDK空間に角度をつくり部屋を繋げた状態で見える場所見えない場所をつくり
居場所を分断したCG提案プラン事例
ソファは一ヶ所ではなくリビングの3個所へ分断した置き場を提案
よく考えられた住まい「家」を建てると
暮らしが楽しくなる。
※トーヨーキッチンスタイルショールーム・ブランド:モーイ・ラブソファー
これも使い方と採用の仕方次第で空間の使い勝手に多様性を持たせる事の出来るアイテム
住まいは時代毎に、
そのニーズに応える「カタチ」と「あり方」で
常に変化してきました。
住まいの基本的な「根本」は同じです。
ですが、社会情勢やライフスタイル
価値観等様々な要因(ファクター)が
その周辺には存在していて
枝のように様々な方向性を持っています。
住まいはひとつの空間で
家族が寝食していましたが、
衛生面やプライバシーの観点から
家族で過ごす空間はリビング、
寝る部屋は寝室・個室へと、
用途ごとに区切られた空間になり、
LDKと廊下でつながれた個室がある住宅
が分かりやすいですよね。
一般的な住まいのカタチとして。
少し前までは、
リビングにはテレビとソファが置かれ、
そこに家族が集まり
テレビを見ながら会話をする姿が、
家での一般的な過ごし方だったかと思います。
しかしほんの少しの「時間差」で
今はどうでしょうか?
家族は一人一人スマートフォンを持ち、
寝室と子供室にはテレビやゲームなど、
一人で楽しむものが揃い、
リビングで家族と過ごす時間は
理想形としては
減ってきているのでは?
様々な建築計画を考えていると
家族との過ごし方について
様々な価値観が短期間でも変わっています。
夕食は、誰と食べていますか?
夕食後、どこで誰と過ごしていますか?
その結果、
夕食を家族と一緒にとる時間の意味や存在自体も
多様化していて、
一つの価値観だけではなく
時間のゆとりの差も様々です。
ですが、時間にゆとりのある「結果」は
皆さん分かりますよね。
その差は将来の差として・・・・・。
そんな時間の余裕についての判断が
全て悪い結果ととらえるかどうかは別として、
建築家からみると、
リビングは家族で過ごす
大事な空間という前提で
設計をすることが多く、
その生活スタイルや
家族とのコミュニケーションのあり方が
変わりつつあるということは、
その前提をきちんと
考えているのかいないのか?
の差も大きいといえます。
とはいえ、リビングがいらないとか
個室を充実させる「カタチ」で
ニーズに応えるのでは、
建築家としてどのような提案があるべきか?
寂しい・・・・楽しい。
やはり過ごす時間、
空間と向き合い、環境の在り方を導くように。
基盤としての空間の存在。
しかし今後も個人で楽しむ
モノも時間も
増えていくでしょうし、
家族とのコミュニケーションが大事だからと言って、
それらを拒むことは
良い結果にはならないと思います。
例えば、テレビに魅力を感じず、
スマホで楽しむほうが良いなら、
ソファで並んで座る必要はなく、
リビングにいる必要もがなくなります。
となると落ち着く居場所は
自分の部屋しかありませんが、
もしリビングに
ソファ等で空間を変化させる事で
一体化・分断出来る
そんな居場所があればどうでしょう?
もしリビング以外に
個をたのしみつつ
空間として
ある程度の距離感を持った
一体の空間が存在していれば・・・。
そんな居場所があれば
どうでしょう?
リビングに家族が集まるという
そんな設定をすこし広げ、
いろんな居場所がある空間に
家族が一緒にいて、
どこで何をしているのかが分かり、
声をかければ
程よく返事が返ってくる
そんな空間をつくるほうが
時代や現代的な暮らしのスタンスに
合っているかも知れません。
勿論これが唯一の「着地点」
という訳ではありませんが、
住まいには様々なつくり方があり、
いろいろな住み方があり、
時代の流れに向かい合いながら、
家族のコミュニケーションもまた・・・・・。
価値観の厚み、
層の厚み、
ふり幅の在り方・・・etc。
暮らしに程よさが生まれる
そんな空間の価値基準の在り方。
暮らし全体の意味に
意識を向ける時間を丁寧に。
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