奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと暮らしと収納スペースでの連動性と暮らしやすさのデザイン設計についての感度と勘所、毎日暮らす場所だから各家庭によって生活の基準の在り方を見直すことの大切さ、パントリー等色々。

2020年06月18日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDK空間のパントリー兼収納兼ワークスペースのデザイン設計事例

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

家づくりの全てのゴールに繋がる根本。

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

リフォームやリノベーション(イノベーション)

新築の計画等によって

収納スペースを広く確保したいと

思う方は多くいらっしゃいます。

 

しかしそのスペースは

無闇に広くすれば良いというものではありません。

収納スペースを

多く確保することで

居住用のスペースが狭くなってしまったり

逆に・・・使い辛い状態になってしまっては

意味がありませんよね。

 

収納スペースが広ければよい

というものではないという事です。

実情に合致して且つ「活用出来る収納」である

必要がありますよね・・・・・。

 

また普段使うスペースが

高いところにあって

手が届かないという事もあります。

その為にわざわざ「日常的」に

脚立や踏み台を持ってきて、

危ない思いをして

物を取らなくてはいけなくなってしまいます。

 

日常的に使う物はその日常的な周辺に・・・・・。

 

そうなってしまわない為にも

リフォーム・リノベーション(イノベーション)

新築をする際

間取りは慎重に考えなくてはいけませんよね。

 

例えばリビングダイニングキッチン等

日常的によく居るけど

物の活用も考えられる場所。

 

おすすめな間取りの例は、

物量を把握した

パントリーを作ることです。

 

パントリーは食品や調理器具などを

貯蔵しておくためのスペースのことで、

デザイン性などを考えて

パントリー内に冷蔵庫やストック品

LDKで日常的に使う家電や

例えば・・・ホットプレート、

家事道具、アイロン等

隠す収納としてレイアウトするケースもあります。

 

パントリー内に冷蔵庫が置けると

キッチンのスペースがかなり広くなりますし

オープンなLDKの場合見え方もスッキリしますよね。

 

キッチン内には食品以外にも

フライパンや鍋、

電子レンジや炊飯器などの家電製品まで

置きますよね。

 

パントリーを設置しておけば

キッチン周辺が

ごちゃごちゃしてしまうことを防ぐ事が出来ます。

 

棚を取り付ける際奥行きがあり過ぎると、

奥の方に置いている

保存食の賞味期限が切れてしまうという事が

起こってしまったり、

奥まで手が届かなくて

脚立や踏み台を使わないと

いけなくなってしまって

不便な使い方も生じやすくなります。

 

そうならない為にも

奥行きは狭くしておくのもポイントです。

 

敷地面積で

思うような規模を確保できなかった場合、

リビング間仕切りを付けて

収納スペースを作ることも良い方法です。

 

リビングは家の中でも

どちらかといえば

広いスペースを確保している場所になるので、

仕切りをつける事で

収納スペースを確保することができます。

 

そのスペースを子供のおもちゃなどを置いて、

遊ぶ場所にしてしまえば

ちいさな子供達も自身の居場所が出来ますし、

片付けも習慣化しますよね。

 

急な来客があった時などに

焦って片付けをしなくても、

仕切りのある部屋に

一旦荷物を避けておくことも出来ます。

 

ちょっとした工夫で

便利なスペースを作り出す事が出来るので、

日々の生活がより快適になります。

 

これら以外にも屋根裏を有効に活用して、

季節毎に使う物をしまうことも出来ます。

 

シーズン物の荷物は大きくて

場所を取るものが多いので、

屋根裏で見えないところにしまえるのは便利です。

 

床下を利用する事で、

冷蔵保存をしなくても良い食材や飲み物、

調味料などのストックをする事も可能です。

 

収納スペースを確保する為には

色々な方法があります。

自身の居住スペースに

圧迫感を与えてしまわないよう

自分達の収納のルールと照らし合わせて

どんな方法が一番しっくりとくるのか?

 

生活の在り方に

合わせる内容とするべきか、

逆に新しい内容を

取り入れる方がよいのか?

 

工夫の仕方次第で暮らしの空間も

収納の充実で生まれる生活スタイルの在り方。

 

イロイロとそういった機会に見直したり

考えたりするように・・・・・・。

 

暮らしのゴールはどこにありますか?

場所の意味をデザインするとは

そういう事ですから。

 

暮らす場所と時間から得る事の出来る

豊かさと意味をデザインするように・・・・・。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように。

 

暮らしの環境を紐解きながら

暮らしの「質的向上」を上質に

いつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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