奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしやすい家の間取りとプランの提案、家事動線とライフスタイルを取り入れた部屋の構成と暮らしの仕組み提案、ランドリースペースのある住まいの設計。

2024年08月03日 | 暮らしの事イロイロ

ランドリールームでの

部屋干しの魅力と

家事効率の向上で

家事時間に

ゆとりある暮らしを実現してみませんか?。

※作業カウンターと収納、脱衣場を兼ねたランドリールーム

限られた時間の中で、

家事の効率化を追求し、

快適な生活空間を

実現したいと願う方も多いかと思います。

 

天候に左右されることなく、

いつでも洗濯物を干せる、

そんな理想的な空間を

手に入れるように。

 

忙しい毎日でも、

快適で充実した暮らしを

実現するヒントとなる、

ランドリールームの魅力について

少し書いてみたいと思います。

 

ランドリールームとは

洗濯に特化した空間のことです。

 

洗濯機や乾燥機、

収納スペースなどを集約することで、

家事の効率化を図るだけでなく、

快適な室内干し環境を実現します。

 

洗濯用のスペースランドリー(laundry)は

日本語で「洗濯」や「洗濯物」を意味します。

 

ルームが付くことから、

洗濯物専用の空間を指します。

 

従来の住宅では、

洗面と洗濯機を

同じ場所に設置することが一般的でした。

 

現在でも、

多くの住宅では

共用スペースとなっている

場合が多いですが、

ランドリールームは、

洗濯機のある部屋、

洗濯物を干すスペース、

洗濯物を畳む空間など、

用途に応じて

様々な役割を担います。

 

いずれにしても、

家事を効率的に

行うために設置される

空間であることは

共通しています。

 

共働き世帯による需要、

防犯意識等の高まり。

 

近年では共働き世帯が増加しており、

室内干しを行う家庭が

増えています。

 

共働き世帯の場合、

帰宅時に洗濯物を

取り込む時間がないため、

室内干しを

採用するケースが多いかと思います。

 

そのため、

ランドリールームを設置したいという

ニーズが高まっています。

 

寝室やリビングなどに

洗濯物を干すことも可能ですが、

生活臭が

服に付着してしまう

可能性が高くなります。

 

しかし、

ランドリールームは

洗濯物専用の空間であるため、

嫌な臭いがつきにくく、

清潔な状態を保ちやすくなります。

 

外気リスクへの懸念。

黄砂やPM2.5、

花粉などが深刻化しています。

 

外に洗濯物を干すと、

せっかく洗濯した衣類に

これらの物質が

付着してしまう可能性が高まります。

 

そのため、

ランドリールームを設置し、

室内干しをしたいという

ニーズが高まっているのです。

 

また洗濯物が風に吹かれて

地面に落ちることもなく、

外的汚染が付着しないため、

再度洗濯する必要がなく、

家事の効率化にもつながります。

 

ランドリールームと室内干しの魅力。

ランドリールームを設置することで、

家事の効率化、

快適な室内干し環境、

生活空間の美しさ、

そして時間のゆとりが生まれ、

快適で充実した生活を

実現できるようになります。

 

家事の効率化洗濯から収納まで、

一箇所で完結できるため、

無駄な移動時間がなくなり、

家事を効率的に行えます。

 

ファミリークローゼットと

連続性のある間取りを

計画する事で

より充実化も図る事も可能になります。

 

天候や時間を気にしない

便利な室内干しスペース。

 

室内干しスペースを確保することで、

夜間や雨天時でも、

気にせず洗濯物を干すことができます。

 

外干しが難しい

梅雨の時期でも、

室内干しスペースがあれば、

洗濯がはかどり、

ストレスを軽減できます。

 

生活感を抑えられる。

洗濯物をリビングや和室に

放置してしまうことはありませんか?。

 

共有スペースに

洗濯物を放置したり、

散乱させてしまうと、

生活感が漂ってしまいます。

 

ランドリールームに

作業台を設置することで、

取り込んだ洗濯物を

その場で畳んだり、

アイロンがけをすることができます。

 

そのため、

共有スペースに

洗濯物を持ち込む必要がなくなり、

常にスッキリとした住空間を

保つことが出来るようになります。

 

時間の「ゆとり」が生まれる。

毎日行わなければならない家事。

 

家事動線が不便だと、

一つひとつの動作に時間がかかり、

ストレスも増えてしまいます。

 

ランドリールームを設け、

家事を効率化することで、

家事にかかる時間を短縮し、

時間に「ゆとり」が生まれます。

 

その「ゆとり」を活かして、

読書をしたり、

趣味を楽しんだり

家族との時間に使う事で、

心にも余裕が生まれ、

暮らしを楽しむことにもつながります。

 

ランドリールームは、

それ単体の便利さだけではなくて

家事の効率化、

快適な室内干し環境、

生活空間の美しさ、

そして時間のゆとりを生み

一つの考え方です。

 

忙しい毎日でも、

快適性もあり

充実した暮らしを

実現したいと考えている方は、

間取りと暮らしのプランに中に

ランドリールームの考え方を

取り入れてみるのも

良いかと思います。

 

暮らしの時間を丁寧に。

 

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■やまぐち建築設計室■
 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
https://www.y-kenchiku.jp/
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