人生の潤いを生み出す暮らしの空間を
設計デザインのチカラで・・・・・。
※数寄屋の家・玄関に談話コーナーと坪庭・廊下突き当りにも風景を眺める庭を設計した事例
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる。
「玄関」は家族の出入りだけでなく、
お客さまを迎える
大切な「場」としても
空間は意味を持ちます。
そのため家造りでは
玄関についても
それぞれの暮らしの価値について
どんな意味を持つ場所なのかを
考えて十分に検討したいものです。
使い方に関しても
要素を整理する事は大切。
例えばある程度多目的な空間として
応接間を兼ねたり
フリールームや
サンルーム、土間空間と繋げたり
拡張性を持った玄関の場合は
光を意識する考え方は大切。
玄関は家の出入りで
目にする所でもあるため
明るい空間にしたいですね。
一般的には窓を設けるなどして
光を取り込むのですが、
敷地や間取りの状況によって
それが難しいこともあります。
そのような場合には、
吹き抜けを設けて
トップライト(天窓)などから
光を入れたり、
中庭や坪庭で空間を拡張して
採光を確保したり
玄関ドアを
光の取り込みやすいものにする
といった方法を検討すると
光による空間の拡張性が生まれますよ。
付加価値空間の
考え方としては大切。
次に「収納」です。
雑然とした玄関にしないためには
適切な収納が必要・・・・・。
そしてそのために最も大切なことは、
靴は何足程度あるのか?
ゴルフバッグは?
スリッパは?
自転車やアウトドアギアを
どの程度収納するべきなのか等。
持ち物全体の把握も
事前にしっかりと検討することです。
これを省略して
成り行きで暮らすと結果
「・・・」な事になりますから。
このあたりの内容を
整理整頓するだけでも
玄関が持つ意味や
拡張性は随分かわります・・・・・。
住宅計画での思考の範囲は
家の事を単独で考えるよりも
暮らし全体を丁寧に・・・・・。
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