庭と一体の住宅という佇まい。
住宅の外観と暮らしの雰囲気を
一番左右する要素、
それは庭・・・・・外構(エクステリア)です。
言葉(文字)が少し乱暴に思えるかもしれませんが
ありきたりな家屋でも、
庭の植栽や塀などの
構えの印象のおかげで、
住む人の教養や品位が感じられ、
良い雰囲気を行き交う人に与えます。
そんな「佇まいのよい住宅」は
好ましく思えます。
外からの見え方だけでなくて、
室内にとっても外構は有効です。
植えられた木々や植物、オブジェや塀等は
外部からの視線を遮り、
窓からの景色を生み出します。
毎日の朝食の時に眺める窓から、
豊かな緑のある庭を眺められるのと、
南側信仰で
LDKから大きな窓を設けても
ガレージや道路に
直面してしまう暮らし、
車のお尻しか見えないのとでは、
どれほど暮らしの潤いに
違いが出るかは言うまでもありません。
※車が趣味であえて見えるように設計する場合もあります
庭という家と暮らしの構成、
家と一体化する風景の考え方を
間取りの計画段階から
丁寧に考えてみませんか?。
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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