奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

子供の成長過程に色々な環境づくりの一環としてのLDK空間と生活空間の関わり方、建築設計デザインと暮らしの環境デザインとしてのプラン、リビングアクセス階段が生み出す暮らしの環境、暮らし方。

2019年05月10日 | 家 住まい 間取り プラン

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※LDKからのストリップ階段デザイン設計CG提案事例

 

住まいと間取り、

暮らしの環境をつくりだすように。

 

子どもがよりよく成長する間取り・・・・・。

「住まいは子どもの成長に大きな影響を与える」と

いわれています。

 

少し前の家は玄関を入るとすぐに階段があり、

2階の子ども部屋に直行できる間取りが主流でした。

 

近年では、暮らしの環境という

考え方や詰め込みの家からの脱却などから

子どもの様子がよく分かる、

親子の会話が自然に増えるなどの理由で、

リビングを経由して2階に行く間取りを

希望する方が増えています。

 

プラン作りの段階から

子どもがよりよく成長するための

工夫をしておくという考え・・・・・。

 

2階に子ども部屋がある場合、

リビング階段にすると、

子どもは外出や帰宅の際に

必ず家族が集うリビングを

通ることになります。

 

こうすることで

日常的にコミュニケーションをとる

習慣が身に付きやすくなります。

 

またリビングに

吹き抜けやスキップフロアを設けると、

子ども部屋にいても

家族の気配を感じる空間を

作ることもできます。

 

子どもは変化のある空間が大好きですよね。

スキップフロアなどの段差や

室内の環境づくり次第で

子どもの創造力や

生活の時間での過ごし方も変化しますよね。

 

家事をする姿を見せて、

子どもがお手伝いをしたくなる環境を

作ることも大切です。

 

対面式のキッチンや皆で集まりやすい

アイランド型キッチンなど一緒に料理を楽しみ、

自然にお手伝いがしたくなる

工夫もしておきたいですね。

 

収納面では、自分の物は自分で片付けるように

子ども用の収納も考えておくこともおすすめです。

「使うときのことを考えて収納する」、

こうして自分で管理することが

自立への第一歩にもなります。

 

ただしリビング階段には、

料理のにおいやテレビの音が2階に流れてしまったり、

暖房で暖めた空気が

2階に上がってしまったりといったデメリットもあります。

 

これらの内容も加味しながら、

どんな暮らしの環境が自分達にとって、

これからの暮らしに関して必要なのかを

吟味する時間は大事です。

住まいの本質を丁寧に設計デザインして

リアルな暮らしの結果が

良い方向にシフトする様に。

 

住まい造りでの計画性の部分・・・・・。

適度と適切のバランスを検討しながら 

違いを知る事で「その後」が

良い意味で変化する様に。

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

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