奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

薪ストーブのある暮らし・・・設計デザインでの居心地の空間、郊外の贅沢と暮らしの質向上、住み方で変化する心身が生き方を変えますよ、良い意味でアナログ土間と半屋外。

2020年02月06日 | 暮らしの事イロイロ

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※実際に薪ストーブを使っていただいている住まい手さん宅にて

※実際に薪ストーブを使っていただいている住まい手さん宅にて

 

薪ストーブのある暮らし・・・・・・。

自宅に「薪ストーブ」

なんかこの言葉を聞いただけでも

想像するだけでおしゃれな家だし、

憧れますよね?。

※薪ストーブカタログ

 

実は、今・・・プラン検討中の住まい手さんとも

検討要素として「薪ストーブのある暮らし」を

イメージしています。

 

郊外だから出来る事、

半屋外とスローライフ、

半自給自足のアウトドアライフというキーワードから。

 

薪ストーブは煙突付き器具の

扉を閉じた中で

火を焚くという暖房器具で、

炎が見えるように

大きな耐熱ガラスを

全面にはめ込んであるのが特徴です。

 

炎さえもインテリアにしてしまう

薪ストーブの最大の魅力は、

なんといってもそれを

眺める事で生まれる心地よさの時間と

静かなインテリアとしての価値、

そして空間を一変させる「ひととき」

を与えてくれることです。

 

さらにその熱は、

エアコンや石油ファンヒーターと違って

ポカポカとした

日だまりにいるかのような

そんな暖かさですよ・・・・・。

 

直に炎から暖を取る暖炉とも違い、

ストーブ本体の鋳鉄や鋼板から輻射される

遠赤外線が室温だけではなく、

体を芯から温めてくれる

効果も期待できます。

 

基本的には一晩中ゆったりと付けておくの

でじんわりと次の日の朝も

室内は暖かさを保ちます。

 

そんな薪ストーブのメリットですが、

一番はやはり存在価値としての

「インテリア」であること・・・・・。

実際に使っているときもそうですが

シーズンオフであっても「シャープ」な

デザインの薪ストーブもあり

むしろ「インテリア」「オブジェ」としての

役割も大きくなっています。

 

そういう意味でも「どの場所」に

レイアウトするのか?

という課題も大事。

 

LDK空間や多目的スペース、

様々な視界のレベルがありますが、

どんな位置関係にレイアウトするのかで

インテリアの役目も変わりますからね・・・・・。

 

寛ぐ際のイメージ。

 

そういう意味で、まず薪ストーブを置く

その為のスペースが必要になってきます。

 

しかしその存在感は格別、

それが薪ストーブの魅力ですから。

 

また昔ながらに

薪を自分たちのために

わざわざ手間をかけて割り、

寒い翌朝のために

就寝前に薪をしっかり入れて維持する手間が

なにかと忙しい日常を

心身ともにリラックス出来る

スローライフの要ともいえます・・・・・。

 

時間の考え方や感じ方も変わりますよ。

デジタルの時間とアナログの時間。

その過ごし方の差は「味わう」と

いかに現代の時間の使い方に「何」があるのか?

ということも知る事が出来たり・・・・・。

 

そして「暖房」「インテリア」の他に

調理器具としての使い勝手。

実は薪ストーブのメインはそこだったりします。

※薪ストーブ料理アイテム付属品と調理事例集

 

薪ストーブ専門のレシピ本も出ていたり。

実際に僕も「取り扱い」メーカーとの

イベントや住まい手さんをご招待しての

OFF会などで

薪ストーブを使った「料理教室」や

「懇親会」等でその「味わい」を体感、体験しています。

 

日常の中に「家事」としてのイメージでは無くて

趣味を楽しむように「料理」の時間をかんじることの

価値は大きいですよね・・・・・。

 

一方でデメリットもあります。

実際の薪ストーブは

時間も手間も掛かる、

取り扱いに苦労する点も

数多くあります・・・・・。

 

趣味や、現実の中に

しっかりと根付いている

薪ストーブ生活を送っている方は良いのですが、

イメージだけで簡単に考えていると、

設置したのは良いけれど

ということにもなりかねません。

 

まず、薪ストーブ自体の存在を

どのように理解して扱うのか?

 

家族それぞれの生活スタイルに「無理」が生じないか?

それは薪ストーブに限った話しではなくて

暮らしそのものについて

間取りや家の質と同等に。

 

大きなメリット、

そしてデメリットを兼ね備えた

「薪ストーブ」のある暮らし・・・・・・。


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