奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

窓と光のバランスで過ごす空間の居心地も変化します、暮らしの質を左右する間取りと同様に立体的な空間構成にどのような心地よさを生み出すべきか、暮らしの充実に吹抜けと窓の関係性の提案。

2023年10月02日 | 設計の事デザインの事

理想のマイホームに近づけるための発想にも

色々とアイデアの存在が必要になります。

※古民家リノベーションにて北側の薄暗かった空間に吹抜けを設け開放感と明るさ風通しをデザインした事例

 

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

家づくりで考えておきたい

過ごし方のメージ。

※LDK窓際のストリップ階段と融合した吹抜けで光井戸のような雰囲気をデザインした空間構成

 

※夜の時間には開放感と共に照明の反射で心地い明るさの濃淡で付加価値のあるLDKに

 

「窓と光」のバランスを考える事で

室内空間の雰囲気は随分変化します。

※吹抜け空間にシャボン玉を模したペンダントライトで幻想的な空間を提案

 

床仕上げ、壁、天井、

囲まれた空間の色の濃淡でも

雰囲気は変わりますし

家具のカラーリング

照明のライティングでも

雰囲気は変わります。

※中庭と窓とストリップ階段・吹抜けを融合させた提案でLDKを開放的に感じる間取り提案

 

そのうえで

自然光・・・をどのように

室内へ取り入れるのか?

窓の存在は重要です。

 ※シンプルモダンな空間に一部吹抜けを設けライティングと合わせて濃淡の明るさを感じる間取り提案

 

単純に大きな窓があれば良いか?

というとそういう訳でもなく

風景との関係性や

壁際にどのような

家具や家電をレイアウトするのか?。

 

雰囲気をどのように感じるべきか?

等々、様々な要素を

関連付けながら考えるべき、

自然光の取り入れ方について。

 

家を建てたり

リフォーム・リノベーションを

行う場合に、

光があふれる明るい家を

イメージする方が

多いかと思います。

 

でも、「光があふれる」って

どういうことなのか?

どうしたらよいのか?

などを考える方は

少ないのではないでしょうか?

 

「光があふれる」の「光」というと

やはり太陽の光、

自然光ですよね。

 

周囲が開けた広い敷地に家を建てて、

庭に向けた大きな窓を設ける。

 

理想ですよね。

 

ですが実際には

周囲に建物が迫っていたり、

広い敷地やお庭を

確保する事が難しかったり・・・・・。

 

条件が良い事ばかりではない

そんなケースも多いと思います。

 

そんな時の

自然光の取り入れ方として、

吹抜けを通して

光を取り入れる方法があります。

 

吹抜けの上部に窓を付けると、

外が見えなくても

間接照明のように

光を取り入れつつ

窓の外には空が広がった空間を

取り入れる事が出来たり

間接的な反射光で

神秘的な光の取り入れ方が出来たりします。

 

リビングとつなげた階段の上に

意図的に計算した窓を設けると

1階まで自然の光が届きます。

 

階段の上に向かって明るくなっていると、

階段計画のやり方次第では

セカンドリビングのような空間にも

変化させることが出来ます。

 

同時に階段の影が壁に映って

幻想的でオシャレな

雰囲気を演出することができます。

 

外壁の向こうに隣の家の壁があったり、

外部からの視線が気になるところには、

高い位置に窓を設置すれば

光だけを取り入れることができます。

 

高い位置に窓を付けると

広い範囲に光が入り、

白い壁に反射して

空間全体が明るくなります。

 

ガラスの種類を透明ガラスではなく、

型ガラスという

半透明のガラスにすると

光がガラスを通り抜ける時に拡散して、

より室内全体を明るくすることができますし

障子を使う事で

光が柔らかく変化する事も可能になります。

 

大きな窓がたくさん取れない家や、

隣家が近い家でも、

窓の位置や高さを工夫したり、

吹抜け空間を利用することで

開放的で明るく、

オシャレな雰囲気の空間を

生み出すことが出来ます。

 

自然光の取り入れ方次第で

空間の雰囲気は上質に変化します。

 

間取りと同時に

立体的な空間構成をどのように思考するべきか?

 

窓のデザインで

価値の生み出し方は変化します。

 

家造りのご相談も気軽にお問合せ下さい、

理屈だけではなく

感度でよく考えた住まいは

暮らしが楽しくなりますから。

 

大阪・奈良・和歌山を中心に

住まいと暮らしの設計を

手掛けるする建築設計事務所です。

新築一戸建て・古民家再生リノベーションなど

間取りと暮らしを大切に、

丁寧な提案と設計を心懸けています。

 

設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は

やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問合わせフォームから専用メールにて

気軽のご連絡ください。
----------------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
----------------------------------------------

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土地探しで考える家造りの魅... | トップ | ゲストハウスを開業する際に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

設計の事デザインの事」カテゴリの最新記事