奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

設計とデザインと家具とインテリア・・・生活空間での程よい居心地と距離感、暮らす空間に必要なモノゴトと空間の役目、上質という意味だけではなくて過ごしやすい場所のつくり方。

2019年07月15日 | 設計の事デザインの事

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※設計デザイン事例(玄関ホール応接スペース)

 

建物の内部で空間の佇まいが醸し出す

コミュニケーション力の存在ってありますよね。

インテリアの意識・・・・・。

会話がはずんだり、集中出来たり、

リラックス(のんびり)出来たり、

作業がはかどったり、

家事がスムーズにできたり・・・・・。

 

色々な意味を含んだ場所のつくり方。

家事動線や空間要素の使いやすさは勿論ですが、

ある種の質のよい衝撃も大事だったり。

 

そういう意味での「インテリアデザイン」を大事に。

 

写真を事前に集めたり、

既存自宅の写真を用意してくださったり

そういう部分も参考にしつつも、

新しいモノゴトを取り入れて

ちょっと住まい手さんから感じ取る

自分仕様に変えてみたり・・・・・。

 

きめ細かい意識の部分。

住むという事を掘り下げながら

その場所で過ごす意味を丁寧に。

 

デザインの力は勿論必要で、

これに加え、何に対しての「きめ細かいサービス」を

提供すべきか?

という部分・・・・・。

 

心理というか、心のケアの意味。

特に住宅デザインは、

ご夫婦の意見も割れることもありますから、

そういったカウンセリング的な「打ち合わせ」部分は、

時間と質が大事・・・・・。

他の方にできないことを提供していくように。

 

それが「建築コンサル」が提供する見せかけの

システムではなくて、ポリシーを持って心から接するモノゴト。

 

それは自身の住宅建築(自邸建築)時の経験からも。

とにかく相手の話を聞く、

トレンドにこだわりすぎない、

美しく、機能的な空間づくりとなるように。

そしてそれが「住まい手さん家族」にとって

ちょうどいい距離感の空間であるように。

 

ニーズや個性を引き出す事は大事ですが、

デザインに反映させるためには

何が大事なんだろうか?

という部分を・・・・・。

 

僕を建築家としてデザイナーとして雇うのは、

コラボレーションなのだと強調します。

一緒に築き上げることが重要だと伝えます。

僕が僕だけの意見で築くと、

家族にとって大切な家はできないのだと。

 

家づくりのプロセスには、

すごくコミュニケーションが大切ですよ、

ということをお伝えてスタートします。

 

その間、ご夫婦や家族のコミュニケーションの仕方や、

どの部分で意見が割れるところなどを考えて、

できるだけ雑談をする。

勿論それは「事前」の「住まい造りのチェックシート」から始まっています。

 

週末は何されてますか?

とか、細かいことを聞きます。

週末、自転車乗るのか、本を読んでいるのか、

犬の散歩に行くのか、等々。

 

家の中でテレビを観る時の過ごし方も聞く。

ソファで寝て観る人もいます。

それだったら、

ソファの手を支えるところは

低いほうがいいですね、となりますよね。

 

カスタマイズできるところは

カスタマイズします・・・・・。

 

このような普段の生活についての質問が、

住まい手さんのこれまでの暮らしで培った

生活文化がみえてくるんです。

 

それが新しい暮らしへの距離感のヒントになる部分。

理想だけでは実際の暮らしが始まった時に

その空間はあくまでも「理想」なので

現実の自分達とのギャップに苦しむ事になります。

 

あまりビジネスの話をせずに、

個人の持ってる暮らしの「引き出し」をどんどん開けて、

なるべく家族で喋っていただくように。

 

小さな空間にもデザインの力をきちんと反映する様に。

以前、TV番組のインタビューで

広い空間をつくるお仕事されているから、

素晴らしいものが作れるんですねと

言われたことがあるのですが、

実際には、小さめのプロジェクトもそういった

気持ちで手掛けさせていただいています。

 

そして、インテリアデザインのアドバイスは、

空間の大小に関係なく有効なんです。

例えば、色のない小さな空間でも、

アクセントカラーやアクセント素材を使えば、

より個性的な印象にすることができますよね。

 

一般的には小さな空間の場合には

薄いカラーを用いる事が多いですが

何をする空間でどんな効能を

デザインするのか?

それにより変わりますからね・・・・・。

 

暮らしの意識をデザインする。

それがインテリアの設計デザインには大切な事。

空間の役目を意識して

暮らしに程よいエッセンスを加える様に。

 

使い勝手も良い意味で

変化させることが出来ますから。

 

生活環境を整えるという事は

そういう事・・・・・。

 

場所の価値の理想と現実を

イメージしながら暮らしの価値観を丁寧に。

 

 

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建て主目線+αの提案・・・「明日の暮らしを設計する/建築と住まいとその暮らしを豊かに」

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