こんばんは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
今日はとても冷えます・・・・・・。
現場監督も朝、家を出るときに奥様から「今日は冷えるでぇ~・あったかぁ~い格好していきや~」
と家を送りだされたそうです・・・・。
なんか・・・いい感じですね。
さて、家の話しですが、
家は、建てるその地方の気候風土に合った素材でつくることが理想とされてきました。
今もそうですが・・・・・。
昔から森林資源に恵まれた地方から言えば、当然のことながら木材ということになりますね。
高温多湿な気候である日本では、
腐朽菌が発生しやすい環境なので、シロアリなどの病害虫も数多くみられます。
このような環境で、森林で長い期間・・・・・何十年、何百年と生き続けている木には、
日本の気候風土に対する耐性(防腐・防虫性能など)が備わっているため、
結果、耐久性に優れた木材となり、世代を超えて住み継がれる丈夫で長持ちする住まいが出来るのです。
もちろん大事に使い、手入れもすることが前提です。
国産材を利用することは、
水源かん養機能(雨水をすみやかに地中に浸透させ河川にゆっくりと流すことで、洪水や渇水を緩和する機能)や
二酸化炭素吸収機能など多くの公益的機能を持つ森林の適切な維持・管理にもつながります。
吉野桧で有名な桜井のY製材のA・Y君もよく話しを聞かせてくれました。
・・・最近ご無沙汰ですが・・・・元気ですか?。
国産材を使うことは森や地方の環境を守ることにもつながります・・・・。
地産地消・・・・・建築で出来る「エコ」な動き。
その家に暮らす家族、建物を使う人たちのライフスタイルや、
想いをカタチにすることが建築家に与えられた役割だと考えています。
住まいをつくるということは、そこでの暮らしをつくるということにつながります。
だからこそ、設計する上で常に心がけていることは「建て主目線」です。
住まいはいつも「その思想」で設計しています。
「住まいを設計するという事は暮らし方を設計するという事」
建築設計事務所 やまぐち建築設計室 の仕事
URL http://www.y-kenchiku.jp/
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