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それまでにいくら問題集をして準備していても、沢山の知識があっても、ちゃんとした答えが出てきそうにない感じだ。
つまり、0から1を生み出す頭が地頭力なのだ。そこには、経歴も学歴も知識も関係ない。最も大切なものは、何もないものから思い付くことの出来る独創性なのだ。
それが培われる為には、恐らく、受験チックに勉強してなくて、いろんなことを体験し、沢山失敗し、そこから自分なりに冷静に、物事の底辺から考える習慣を身に付けていることではないだろうか。
今から企業が求めているのは、経歴や肩書きや知識ではなくて、誰もが考え付かない様な独創性と言うことであろう。
*医療の場合、その多くが、1+1=2とはならない。薬を倍に増やしても、倍効く訳でない。副作用が、倍以上出るかも知れない。新たに、添付文書に書いていない副作用が出るかも知れない。病名を付ける場合も、単に初めから風邪と100%証明できる名医なんている訳ない。土台、風邪のいい治し方なんて、プロにもちゃんとした決まった解答がないのだ。心電図をとっても、脂肪の厚い人は、心臓の音が小さく聴こえる上に、心電図もローボルテージになっている。血液所見にしても、脱水症状があれば、みかけ上、血清蛋白や電解質が正常なこと多い。血圧にしても、1日の変動が人によってかなり違っている。医師こそ、正にこの地頭力がいる感じがしているのだが。