日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

カーリング型

2008-04-16 08:17:41 | Weblog
 今年4月の新卒入社者の特徴を検討した結果、彼らは「カーリング型」と言われているそうだ。
 そのネーミング詳述は、以下の如く。
 2006年、トリノオリンピックでの日本女子代表チームのあわやメダル獲得か、という活躍ですっかりおなじみになった「氷上のチェス」カーリング。大学、高校に入学の時点では氷河期まっただ中で、正社員として就職できるか心配しただろうが、幸運なことに、バブル期を上回る空前の売り手市場に遭遇し、氷(河期)の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた。複数の内定を獲得し選択に迷ったなどという話は、氷河期時代に入社した先輩が聞いたら地団駄をふんでくやしがるだろう。就職活動が売り手市場であったか、買い手市場だったかで社員の意識が大きく異なることは新入社員意識調査の結果からもよく知られており、氷河期入社組の先輩との意識のギャップが懸念される。数が多くて今後も同期会は盛り上がるだろうが、「氷」には要注意だ。「氷」があったからこそ、今年の大量採用だったことを忘れてはいけない。新入社員は磨けば光るとばかりに、育成の方向を定め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、周囲は働きやすい環境作りに腐心する。しかし、少しでもブラシでこするのをやめると、減速したり、止まってしまったりしかねない。また、売り手市場入社組だけに会社への帰属意識は低めで、磨きすぎると目標地点を超えてしまったり、はみだしてしまったりということもあるだろう。就職は楽勝だったかもしれないが、昨秋以降、サブプライムローンの問題等で経済の先行きは一気に不透明になった。これからも波瀾万丈の試合展開が予想され、安心はしていられない。自分の将来は自分の努力で切り開いていくという、本人の意志(石)が大事になろう。

 ちなみに、それまでの年の詳細は、以下の如くに名前が付けられいる。私の時には「鯛焼き君型」ってなっているが、ベテランナースに可愛がれ過ぎて?!、よく鯛焼き君の替え歌を歌っていたなあ。(毎日毎日僕らは小児科で、ナースに叱られっていやになっちゃうよ・・・)

48・・・パンダ型
49・・・ムーミン型
50・・・カモメのジョナサン型
51・・・鯛焼き君型
52・・・人工芝型
53・・・カラオケ型
54・・・お子様ランチ型
55・・・コインロッカー型
56・・・漢方薬型
57・・・瞬間湯沸かし器型
58・・・麻雀牌型
59・・・コピー食品型
60・・・使い捨てカイロ型
61・・・日替わり定食型
62・・・テレフォンカード型
63・・・養殖ハマチ型
1・・・・液晶テレビ型
2・・・・タイヤチェーン型
3・・・・お仕立券付ワイシャツ型
4・・・・バーコード型
5・・・・もつ鍋型
6・・・・浄水器型
7・・・・四コマ漫画型
8・・・・床暖房型
9・・・・ボディシャンプー型
10・・・再生紙型
11・・・形態安定シャツ型
12・・・栄養補助食品型
13・・・キシリトールガム型
14・・・ボディピロー(抱き付き枕)型
15・・・カメラ付ケータイ型
16・・・ネットオークション型
17・・・発光ダイオード型
18・・・ブログ型
19・・・デイトレーダー型
20・・・カーリング型
(資料出所:タイプ命名等は、現代コミュニケーション・センター所長 坂川山輝夫氏による。)

 今の若い人と我々団塊の世代では、かなり価値観が違う。私は、今の若い世代を見て、我々定年前の団塊の世代は、今までの生き方を謙虚に反省すべきだと思っている。

 単身赴任は、出来るだけしない。(当然です)
 有給休暇をしっかりもらう。(当然です)
 長の付いた役職をもらって責任を取りたくない。(当然です)
 家族を大切にしない会社なんか最低だ。(当然です)
 仕事よりも、人付き合いや家族を大切にしたい。(当然、当然です)
 上司と飲みに行きたい。(私も、部下と飲みたい)
 終身雇用を望む。(私も、出来ればそうしたいが、リストラにいつなるか、不安です。)
 体を壊すまで仕事をしたくない。(そう、今になってやっと気が付いています。今の若い人の感覚の方が、正解だと、恥ずかしながら、今になってそう思います。)

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消防署との懇親会

2008-04-16 08:12:01 | Weblog
 外来の救急に関わる病院の看護師とドクターと、いつも救急車での搬送や、救急の講習会でお世話になっている消防署の人との懇親会が、平成20年4月14日(月)の19:00からあった。病院のドクターは、殆どが出席し、消防署の方も、担当の半分近くが参加していた。
 小児の救急での搬送がとても困っていたそうで、2時間近く掛けて送らないといけなかったのが、近くの病院に小児科医がいることで、とても良くなったと言われた。救急隊の人達は、総務省(昔の自治省)に所属し、定年は60歳で、その後の5年間の心配もそれなりにしないといけないと言われていた。
 和太鼓とハーモニカを老人施設で時々演奏していると言ったら、ある人が、「和太鼓とハーモニカが好きな人は、ホントに音楽の分かる人だ」と言った(ホントかな、しかし、嬉しかった)。で、私も負けずに、「アメリカでは、救急救命士は、子どもの最も憧れる職業ですよ。医者じゃないです。9・11で亡くなられた救急救命士、正に、アメリカでは、ヒーローになっていますヨ・・・」と言い返したが。
 懇親会は、病院側の圧倒的パワーって感じで、私の篠笛から始まり、整形外科の先生の体をはっての?(今回初公開の)演技「与作」や、院長の女装をしての唄、終わりは、私の3本締めで終わった。年に2回したいですねとの消防隊の感想であった。
 時間の使い方は、3つある。その内の、「仕事の時間」と「遊びの時間」の使い方は、イスラムの世界では、生きる上では、大したことない。最後の3つ目が極めて大切で、この様な人と人との親睦で時間を使うこと、これが一番価値があるのだ。
 それにしても、日本の場合、アルコミニケーション、独特のストレス解消の仕方だと思う。これ、日本の誇れる文化かな。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080410/1


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