日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

アレルギー

2008-11-24 11:58:27 | Weblog
 昨晩、NHKで、「病の起源」と題して、アレルギーのことが放映されていた。
 乳児期に家畜に接しているとアレルギーになりにくい。1歳までにそれに接した子は、そうでない子よりも、花粉症で4分の1、気管支喘息で2分の1の発症となっている。モンゴルでは、世界の中で極めてアレルギーの人が少ないと言われいるが、それは、家畜に小さい時から接触しているからと説明していたかな・・・。
 ベッドの衛生状態を調べてみると、花粉症や気管支喘息を持っている子の割合が、家畜の糞からのエンドトキシンが多い子に少なく(2%)、少ない子には多かった(15%)とのこと。
 家畜が持っているエンドトキシンなどが、細菌型免疫力アップにつながり、IgE型免疫がアップしないからと説明されていた。何人もいる兄姉だと、下の子どもほどアレルギーが少なくなっている。これも、上の兄姉が細菌(のかけらも含めて)を家に持ち帰って、それを小さい時から下の子に接触させるからだと説明されていたかな・・・。
 又、日本人、昭和30年代生まれから、アレルギーを持つ人が明らかに多くなっていて、これも、環境によるものではと説明されていたかな・・・。
 人間が遺伝的に持った免疫のメカニズムが、直ぐに環境の変化に対応できるはずがない。人間にとって最も免疫力を落とすものは、次の2つ、「移植」と「放射線」と言われている。放射線の後遺症は、原爆の後の後遺症でも分かる様に、実に悲惨で、長いこと残っている。移植にしても、自己以外から移植は、それなりにずっと薬を飲んでそれと一生闘って行かなければいけない。
 科学の発達は、確かに、人間に延命効果と快楽さに関しては寄与してきた。しかし、自然を破壊してきたことも、確かなこと。人間は、自然の一部であり、今の様に、車社会・競争社会・消費社会は、明らかに自然の生き方に反していると私自身、思えてならないのだが・・・?!
 もしも、直ぐに人類が滅んだら、そして、それから1万年も経てば、地球は緑に囲まれた地上の楽園に完全に戻れるとのこと。
 まあ、人類は地球にとっては、正に癌ですね。

*病を克服するには、やはり、自然の生き方をすることが大切ではないでしょうか。太陽が上がれば、起き、太陽が沈めば寝る。食事は出来るだけ自然食を食べ過ぎない様に摂り、睡眠を充分に取り、運動も適度にして、背筋を伸ばし、多くのことに感謝し、皆と仲良く(共生)、必要以上のモノを過度に求めない(知足)ことが必要ではないでしょうか。・・・以上は、当たり前のことかな、しかし、これが出来ないのが現代人・・・?!



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