日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

卵子老化・・・

2012-06-23 22:57:07 | Weblog
 6月23日(土)の夜、NHK総合テレビで、「産みたくても産めない、卵子老化の衝撃」と題しての(衝撃的な)内容がありました。
 日本の場合、不妊に関して、社会全体の意識が低く、又、行政の取り組みも、先進国の中では、最も遅れています。
 近年、出生率が高いと注目されているフランスでは、42歳までであれば、不妊治療に必要な医療費の全額が公から支給されます。しかし、日本では、年齢制限もなく、又、少ししか医療費を援助してもらえません。(←人工授精を試みても、40歳以上だと、成功率は1割にも至りません・・・!)。
 それに、日本の場合は、不妊治療を受ける女性の年齢として、40歳以上の高齢者が、他の先進国と比較して断トツ高いのです。
 卵は、女性がこの世に産まれて来る時に、(精子がどんどん出来るのと対照的に)既に存在していて、年齢と共に、卵子の老化が始まります。高齢になればなる程、妊娠が難しくなるのです。
 それに、不妊の原因として、男性側に原因がある場合と女性側に原因がある場合、およそ半々とも言われていますが・・・日本の場合、女性不妊科はあっても、男性不妊科は少なく、又、不妊における男性に対する専門家の不足も指摘されています。
 医療に使われるお金が限られているとすれば・・・世の中の将来を背負うのは今から産まれる子ども達なのですから・・・→行政は、もっとそこにお金を掛けるべきでしょう。又、国民一人一人も不妊対策に対して意識を高める必要があると思います。

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自分の価値・・・

2012-06-23 16:02:08 | Weblog
 平成23年、財団法人日本青少年研究所(東京)が、日米中韓の高校生7.233人に実施し、それを公表していますが・・・→日本の高校生は自分の能力に自信が持てず、親や教員からも認められていないと感じている・・・。
 調査によると、自分は価値のある人間だと思うかとの質問に「全くそうだ」と答えた生徒は、米国57・2%、中国42・2%、韓国20・2%に上ったのに、日本は7・5%(!)。日本の生徒は「まあそうだ」と合わせても36・1%にとどまっていました。
 「自分を優秀だと思うか」との問いに「そうではない」と回答した日本の生徒は83・2%に達し、米国の11・2%、中国の32・7%と比べて大きな差が出ていました。
 一方、「学校には私を理解してくれる先生がいる」と考える日本の生徒は52・7%で、4カ国中最低。「親は自分をよく分かってくれる」としたのは68・0%で、韓国の66・2%に次いで低かったのです。
 ・・・
 これって、何でしょうか・・・?!
 いろいろ原因があるでしょうが・・・→今までの教育(学校教育だけでなく、家庭教育も社会教育も)が間違っていたのでは・・・?!
 都会では、東大を頂点として、小さい時から受験を強いられるケースが多いかと思います。東大に入った人も、東大の中で、文系は法学部をトップに、理系は医学部をトップに感じていて、東大生の多くが、自分は成績のいい方ではないと感じているとか・・・?!
 法学部にしても、皆が、東大法学部だからと言って、一発で司法試験に首尾良く受かる訳でもないし(大量の人が留年して、受験勉強していたり・・・)、医学部にしても、医師国家試験の合格率は、(入試では偏差値トップでも)全国平均をちょっと上回る程度・・・。
 現実に、東大出の総理大臣(東大卒が多いのですが)が今までどんな政治をしてきているか・・・官僚(トップは、東大卒が多いのですが・・・)が何をしてきたか・・・。 
 もちろん、学歴で全てが決まる訳でなく、個人差は確かに大きいのですが・・・。
 自分の好きな道に進んで、それで食べて行ければ、そして、自分のしている事が社会の為に役に立っていると実感出来れば、それで充分だと思います。
 勉強なんて、一生勉強だと思います。社会に出てからも、いろんな勉強が自分なりに出来ます。いろんな目標も、自分なりに出来ます。今は、そんないい時代ですから・・・。
 自分が好きになり、自分の進んでいる道に自信を持ち、かつ、他人の生き方も認める、そんなグローバルな見方が今は特に大切ではないでしょうか・・・?!
 

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