日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

4分の3症候群・・・

2010-10-11 09:45:11 | Weblog
 地球上、日本とほぼ反対方向にあるチリで落盤事故があり、33人が地下700mの所で生き埋めになってしまった。絶望的と思われていたのに、何と、17日目に、奇跡的に生存が確認されたのだ。それも、全員が。
 で、3つの採掘の工事の内、一つが貫通し、地盤の弱い100mぐらいまでをしっかりと補強して、早ければ、13日から救出に取りかかり、48時間で全員救出できる見込みが立ったとのこと。(バンザーイ!)
 救助員が現場に降りて、一人づつ引き上げる訳だが、それに15分~20分も掛かる。
 太陽の光を長いこと浴びていないので、サングラスを掛けさせて上がってくるとのこと。33人全員が救助されるまで、地上で全員が待機して、一緒に行動するとのこと。
 「4分の3症候群」と言う言葉、初めて知った。正確には、「4分の3現象」とも言うべきもの。何でも、最後の4分の3程に達した時、精神的におかしくなる現象を言うらしい。そのメカニズムは、その時点で、不安→疑念→絶望……うつ状態になるとのこと。
 これは、初め、南極観測での長期滞在などで指摘されている。閉塞された環境の下、すべての日程を折り返したあたりで緊張の糸がプツリと切れ、精神的に不安定になるのだ。
 既に、それに罹患している人もいるとか(それを防ぐ為に救出時期を知らせないとか・・・)。
 ある専門家は、これを以下の様に説明している。
・・・「4分の3症候群が現れると、悲観的な感情に支配されます。チリのケースなら、〈助からないんじゃないか?〉という不安、〈支援をやめたのでは?〉という疑念、〈この状況が続くのでは?〉という絶望、〈生き抜く意味があるのか?〉という無気力、〈これだけ頑張ったのだから、もう楽になっていいだろう〉という自信喪失――です。こうした感情が消えては浮かび、浮かんでは消える。頭の中で駆け回る。次第にうつ状態に陥ってしまうのです」と。
 何かをしようとする時、やる気に満ちあふれた初期、惰性に見舞われる中期、意欲が再びわき上がる後期に大別されるとのことで、そうならない様にするには・・・→「初心忘るべからず」って感じで、当初のやる気満々の気持ちを思い出して、再びその気持ちになれる様に、気持ちを初期化すればいいとのこと。
 人生も、100年と思うと、75歳ぐらいで、鬱状態になるかな。いっそ、120歳で生きられると思えば、100歳まで元気でいられるかな・・・?!
 

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海外から見た日本の姿

2010-10-09 19:52:58 | Weblog
今年の7月1日に、佐伯市で講演した内容です。
http://plaza.rakuten.co.jp/masahide59/diary/201010..
http://plaza.rakuten.co.jp/masahide59/diary/201010..

*帰省先の佐伯市長島地区で、「佐伯音頭」の盆踊り曲を打っている私です。
http://www.youtube.com/watch?v=4YhHzfz5VaY

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100歳まで・・・

2010-10-09 10:22:03 | Weblog
 海外旅行をする時、次の3つが上手く行っていると、快適に過ごせるとのこと・・・→何処にいてもよく眠れて、何でも美味しく食べれて、毎日ちゃんと便が出ていること。
 日常生活でも、昔から言われている「快眠・快食・快便」は、健康維持では、とても大切なことだ。
 今の日本人、いい睡眠が取れないで悩んでいる人が多いと思う。グッスリ眠れて、朝、スッキリなっていることが理想的だが、仕事上、それが出来ない人もいるけど・・・。北欧3国では、日照時間が短い時が多いので、「鬱」の人が多くなるとか(自殺率が高いのも、これと少し関係あるのかな?)。朝、早く起きて、太陽の光を充分に浴びると、セロトニンが沢山分泌されて、気分が爽快になると言われているけど・・・?!
 食事が美味しく食べれるって概念・・・→アフリカのある地域では、食べ物は全て美味しくて、どれが一番おいしいとか、どれがまずいとかの概念はないとのこと・・・?!
 皆で話をしながら楽しく食べるのが消化にもいいと思われるが、黙って食べたり、孤食の状態の日本人、今は、多いですね。
 「食」って言う字、人を良くすると書く。アルコミニケーションって言葉ある(?)けど、低血糖では、楽しい会話とは、ほど遠くなるかな。それに、口に入れて食ベられるまでには、実に、沢山の人が関わっている。そんな人達にも、感謝して、皆で、会話を交えて、手を合わせて楽しく食べるべきだろう。それに、食が、季節を感じさせることもしばしばですね。(柿、サンマ、今、高いですね!)
 誰でも、しようと思えば、出来ること・・・→毎朝、体の中を通って来た自分の便と、しっかりと向き合う(健康のバロメーターですよ)。(今日は、私の場合、硬さも太さも色も理想的なバナナうんちでしたが)昔は、便がとても臭くて、便秘がちで、最後に便に血が付くことがしばしばで、時に大量で、恐怖めいてトイレに行っていましたが(手術をして、お陰様でスッカリ、改善して)、今は、朝からルンルン気分で、トイレに行くのも、楽しくなっていますが・・・。
 治療も健康法も、西洋医学以外にも、いろいろあります。インド医学、中国医学、気功法、太極拳、ヨーガなど・・・と。
 実際に体験してみないと、その素晴らしさは、理解できないと思います。今、自分が取り入れている中医学も、自分が経験して、やっと理解できました。子どもの主訴に多い発熱などに対して、オーダーメイド的に、積極的に(エキス剤として飲み易くなった)漢方薬を使っています(日本と中国の関係がギクシャクして、中国からの生薬が手に入らなくなると困るなあと思って心配していますが・・・)。
 日本では、(レントゲンが撮れない、国家試験が実施されてないなどで)代替医療としてまだしっかりと確立されていませんが・・・→カイロプラクティックの素晴らしさを知ったのは、実際に、アメリカに行って、不機嫌な乳児が、目の前で(教会の別室でしていましたが)カイロプラクターの手技で、にこやかな顔に変化して行き、又、自分も直に受けて(別に、痛くありませんでしたが)、仰向けになった時の右と左の足の長さのズレが同じになったからです。
 ガムシャラに働いていた昔は、(いつも疲れていて、睡眠不足気味だったこともあり)人生太く短く、70歳まで生きられればいいなあと本心思っていました。
 体を壊して、30代の初めから既に血圧が上がって、降圧剤を飲み始め(今も、服用していますが)、心電図もおかしくなりました(左脚前枝ブロックなど)。又、8年前、歳を考えずに救急で頑張りすぎたせいもあり、流行性角結膜炎になって、その後遺症で左目の視力が今も回復してなくて、少し難儀をしていますが・・・。
 11年前に、19床のベッドを持っての開業生活に終止符を打ち、7年前に、自分独りで海外生活中心の生活を1年間し、まる5年間、天草の自然に触れ、一昨年の3月に一応退職して(アルバイト医となり)、人生観、ホント変わりました!
 (今の心境・・・→社会に役に立ちながら、いろんなことに今からもどんどん挑戦して行って)100歳まで生きるぞ!!
 (今日から3日間、いつもの様に、ノンビリとマイペースで楽しく小児科診療をします。今、4人の病棟回診を終え、小児科外来で、7名の小児の診察を終えた所です。写真は、この日のヨーガでの私。)
 

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循 環・・・

2010-10-08 14:16:04 | Weblog
 自然界に存在する、ばい菌、細菌、ウイルス、病原菌。これらのものを、私たちは敵として扱いがちです。しかし、本当にこれらは私たちにとって、不要で悪いものなのでしょうか?
 どぶ川や、ゴミ捨て場など、ばい菌は汚いところにたくさん存在します。逆に、きれいな所には、あまりいません。これは、ばい菌が汚いものを浄化するために存在するからです。ばい菌がいるから汚いのではなく、汚い故にばい菌を必要とするのです。
 「風の谷のナウシカ」という映画をご覧になったことがありますか?この映画の中に、「腐海」という、マスクをして入らなければ死んでしまうような、菌だらけの森が出てきます。ナウシカは、この腐海の底にきれいな空間があることを発見し、腐海は人間が汚した大地を浄化するために存在していたのだということに気付きます。そう、ばい菌も腐海のようなもので、汚いものをきれいにするために存在するのです。
 では、体に病原菌が入るというのはどういうことなのでしょうか?体の中に、浄化されなくてはならないものがあるから、とは考えられないでしょうか?汚いどぶ川からばい菌を撤退するために、まずしなくてはならないのは、川が汚くならないようにすることです。殺菌の薬を撒いたとしても、根本的な解決にはなりません。それと同じように、私たちも、ばい菌が入ってきたらその都度殺すというような受け身な対処法ではなく、まず体をきれいにしていくことから始めなくてはなりません。
 大分県野津町で無農薬・無化学肥料で農業を営む赤峰勝人さんが、著書「ニンジンから宇宙へ」の中でおっしゃっています。「この宇宙に存在するもののすべてのものは、さまざまに支え合い、お互いを生かし合っています。水も空気も光も土も草も鳥も虫も、そして、人間も地球も、です」と。そして、今の地球で一番壊れていて、一番修復すべきものは、「循環」だといいます。赤峰さんによると、草も昆虫も微生物も、みんな野菜が育つために必要なのだそうです。草が土にカルシウムを蓄え、その草を昆虫や微生物が食べて土に返します。昔であれば、人間が出した糞尿も、堆肥となり土を肥えさせ、野菜や果物が育つための要素になりました。私たちは、この循環の中で生かされています。無駄なものは一つもありません。存在するものにはすべて、理由と役割があるのです。
 自然は完璧です。一見故障や誤作動に見えるものも、一歩下がって全体像を見てみると、必ず理にかなっているものです。体の不調や痛みも、私たちが生き方を見直す機会を与えてくれる、素晴らしい、ありがたいものなのです。それ無しでは、私たちは止まることを知らず、いつまでも暴走を続けてしまうでしょう。なのに、年だからとあきらめたり、薬でごまかしたり、他人に治してもらおうと委ねてしまったりするのは、本当にもったいないことではないでしょうか。
 私がカイロプラクターとして果たす役割は、あなたに代わって症状を取り除くことではありません。まずは、あなたが自分自身の体とつながるお手伝いをすること。現在先進国での生活は、自然のリズムから完全に逸脱しており、体からの訴えを無視することの連続です。それは、まじめな人であればなおさらでしょう。そういった中で、カイロプラクティックは、骨格のゆがみを取り除くことによって、脳と体の部位とのコミュニケーションを正常化させ、心と体をつなぐことができるのです。
 「癒される」ということは、単に痛みや病気が消え失せるといったことではなく、あなたが本来あるべき姿になることだと私は思います。あなたが宇宙という大きな循環の大切な一部であり、またその中で必要とされていることを感じ、そしてあなたに課されている役割を果たしていくこと。これが本当の意味での「癒し」なのではないでしょうか。心と体がつながることは、その「癒し」への道の、最初の第一歩なのです。
 この世に無駄なものは一つもありません。みんな必要だから存在するのです。そして、すべてはつながっています。人の体と心、人と人、人と自然、人と地球、人と宇宙、人と目に見えない大きな力。そのつながりを思い出し、感じてもらえるように、まずはあなたの体をあなたの心とつなぐことが、私の仕事だと思っています。
(あるカイロプラクターのブログから引用しました・・・)

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それなりに準備が・・・

2010-10-08 08:42:25 | Weblog
 不幸にして、妻から先立たれると、事態は極めて深刻。今の日本、そんな男性がどんどん増加する傾向にあって、社会問題化している。10月4日(月)のNHKのクルーズアップ現代でも、そんな男性が取りあげられていた。
 奥さんと死別しなくても、退職後に、事態は深刻なケース、多くなっている(昔は、家の大黒柱の男性は、退職後、10年以内に亡くなるケースが多かったが、今は、まだまだ、20~30年も長生きする時代・・・)。
 つい最近(まだ、1週間経っていないが)ある(仕事バリバリの55歳前後?の)女性が・・・、「もう、ホント、退職した男の人って、駄目ネエ、・・・家にゴロゴロいて、何もしなくて(家事も一切、手伝わなくて)、もう、こっちも、頭に来て・・・ホント、別れる人の気持ち、よく分かる・・・亭主元気で留守がいいって、ホントネー・・・」と言う。(頷く訳にもいかない立場だったが・・・)
 仕事中心で生きて来て、それ以外は、殆ど奥さんに任せっ切りだと、退職後、することがなくて、家でずっといるケースが多くなる。・・・→正にこれ、「主人在宅症候群」となって、奥さんが、凄いストレスを抱えてしまうことになる。
 そうならない様に、男性も、現役の時から、退職後も続けられる趣味を持ったり、地域デビューをしたり、料理もある程度出来る様になっておく必要がある。又、誰とでも、分け隔てなく気軽に話せる感じになっておく必要があると思います。
 渡辺淳一氏が、つい最近、団塊の世代の男性を主人公にして、「孤舟族」なる小説を執筆していますが、これを読んで身につまされる人も多いのではないでしょうか・・・?!
 確かに、現役の時からそれなりの準備が必要ですね。その点、今の若い男性は、家族を大切にし、仲間も多く、育児も手伝い、料理も出来て、心配ないですね(ただ、仕事が安定しないケースが多いのが、大きな問題ですが・・・)。

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ノーベル賞

2010-10-07 09:58:15 | Weblog
 今年のノーベル化学賞に、日本人が選ばれた。理科離れの多い中で、ノーベル化学賞、これで7人になるのかな。(スゴイ!)
 鈴木章・北海道大名誉教授(80)と根岸英一・米パデュー大特別教授(75)に。その内容は、化学反応を促す仲介役(触媒)に金属を利用し、不可能と思われていた有機化合物を自在に結びつけ、新たな性質を持つ物質を次々と生み出したからだ。何でも、有機化合物をくっつける時に、触媒に、パラジウムが必要で、それに、前者は、ホウ素を、後者は、亜鉛を使うことで、それを更に飛躍させた業績(私には、サッパリ分かりませんが・・・)。
 根岸氏は、「基礎がしっかりしていることが大切、それに、夢を持ち続けることが大切・・・」って感じで言われていた。
 鈴木氏は、「資源の乏しい日本が生き延びるには、新しいアイデアで勝負するしかない・・・」って感じで言われていた。
 ところで、二人とも、業績を出して、30年余も経っている。それに、二人とも高齢(亡くなると、ノーベル賞は、もらえない!)。それと、(余計な心配だけど・・・)1億2000万円を3人で分けて、1人4000万円となるけど(しかも、円高で、少し目減りだなあ・・・)、アメリカに住んでいるとなると、税金でガッポリ引かれるのでは(日本では、無税かな?)・・・?!
 何はともあれ、おめでとうございます。二人のそれぞれのワイフと奥さん、とても喜ばれていることでしょう・・・?!

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育児がつらい・・・

2010-10-06 10:21:55 | Weblog
  昨日、19:30からのNHKのクローズアップ現代で、「イクメン」のことが取り上げられていた。仕事もできる、育児もできる、社会参加もできる、そんな理想的な若い男性の出現がクローズアップされていた。
 で、全く対照的に、今日のNHKの朝の「あさイチ」では、「育児がつらい母親たちの叫び」が取り上げられていた。
 で、そんな母親を対象としたあるアンケートでは、愛すべき自分の子どもを虐待することに対して、その気持ちが理解できると言う人の割合が、何と、44%にも達していた。
 昨日、退院後の(1カ月)乳児健診で、当院出産の乳児3人を診察した。今朝、8時半過ぎに、新生児の退院診察をした。
 初産かどうか、ある程度、母親の態度で分かる。1カ月の乳児健診でも、母親が突っ立っているだけで、祖母に任せ切りのケースもある。新米ママの中には、自分の子どもを抱くまで、赤ちゃんを全く抱いた経験のないケースもある。
 で、(怖くて、オドオドしている母親の場合)、「母子一帯ですから、お母さんの思いがそのまま赤ちゃんに行きます。お母さんが不安だと、子どもも不安になります。子ども自体、生きる力がありますから、それを信じて下さい。初めは、泣いても泣かなくても、心配、そんなもんです。お母さんは、ドーンッと構えて下さい・・・」何て感じで言っていますが・・・。(初めから、ちゃんと出来る親なんで、いませんよネ!)
 1人目は、慌て過ぎで時間外によく来ていて、2人目は、遅過ぎで、もうちょっと早めに来てもらいたい感じになっていて、3人目になると、ちょうどいい具体に医療機関に掛かっているケース、よくありますが・・・。
 家内の話だと、1人目は、忙しくていろいろ考えるゆとりがなく、2人目は、育児ばかりしていて、(先々ただのおばさんになってしまって)社会から取り残されるのではないだろうかと思って慌てるが、3人目になると、開き直ってしまって・・・→子育てが終われば、それから始めればいいと思う様になったとか。
 中には、躾けをしているつもりが、(不幸なことに実際は)虐待になっているケースもある。母親にゆとりが取れる様に、育児を母親だけに押し付けるることがない様に、職場も家族も、多くの人がそんな母親に協力する必要があると思います。
 育児って・・・→育てた様に、子どもは成長します。(努力が報われない時代にあっても)親のいい教育は、しっかりと結果が出ます。その時の子どもって、(どんどん成長して行くので)一度限りですね。正に、誰もが出来る最高の芸術作品とも言うべきものではないでしょうか・・・?!


http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20060927/2

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アイデア・・・

2010-10-05 09:45:25 | Weblog
 3日(日)の午後、3カ所からスカイプするのに、顔が見えない。で、顔が見える様にする為には、別に、お金を払わないといけない。(ナルホドー、やはり、ここで採算を合わせているんだなあ・・・?!)
 2カ所では、顔がしっかり無料で見えて出来る。で、それでいい思いを使う人にさせておいて、その勢いで・・・→それ以上の人数でしたくなって、その場合、お金を払ってもいいですよって感じにさせて、客を誘うのだ。いいアイデアだなあ・・・!
 こんなことって、他にも沢山あるみたいだ。果物を売る時、通り道のよく見える所に、原価ギリギリの商品を意図的に並べて、それで、「この店は安い・・・ここで買えば得だ・・・」と思わせて、奥の方に誘い、他のものも買ってもらう戦略・・・?!
 今、注目浴びているグリーンなる会社も、それでどんどん大きくなっている感じだ。
 病院経営では、どうだろうか・・・?!
 小児科・産科・救急って、採算が合わないことが多い。しかし、それで、信用を得て、次第に大きくなった病院、確かにあります。
 小児科の場合、全国の病院から、毎年、産科同様に、どんどん消えている。1時間以上掛けて小児科のある医療機関にかかるのは、(集約化の関係で)当然って感じになっている。
 しかし、集約化された所も、それなりに大変なのだが・・・!

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インフルエンザ・・・

2010-10-04 09:18:08 | Weblog
  10月3日(日)、隣の島から別々に来た3歳の男児と2歳の男児、発熱して12時間~24時間で、検査でインフルエンザA型陽性だった。それも、強陽性。それなりにきつい感じだったが・・・。
 10月4日(月)早朝、院長が私の所に来て、「11月から予定のインフルエンザワクチン、早めにしましょうか・・・。今日、会議で決めますが・・・。」って感じで言われた(子どものインフルエンザの予防接種は、自分がすることなっているが・・・)。
 今から、流行するのかなあ・・・?!熊本市では、今、学級閉鎖の所もあるみたいだが。
 子どもが流行して、大人が流行する。子どもの場合、大人以上に、感染する期間が長いのだ。それに、発熱前にも、既に感染力があるし・・・。
 経験的には、冬休みや春休みになると、インフルエンザが終息するケースが多い。やはり、流行を抑えるには、隔離が一番だと思います・・・?!
 土台、ヒトは、インフルエンザに掛かかりまいとしても、それは、無理では?予防接種をしても、半年すれば、もう、その効果はあまり期待できない。そして、ワクチンよりも、実際に掛かってしまった方が、免疫力がしっかりと付く(当たり前)。
 とは言うものの、体の弱い人が、それで重症になることも多い訳で、軽くすませる為にも、気管支喘息などの基礎疾患を持っていたり、体の弱い人ほど、積極的に打っておいた方がいいと思われる。
 掛かっても、軽くすませる為に、普段から、免疫力を高めておくことが最も大切なことだと思います。
 その為には、バランスの取れた食事、適度の運動、質の高い睡眠、常に正しい姿勢、気の持ち方(プラス思考)などが大切かと思います。
 ところで、私は、昔、殆ど休まない感じで小児救急をしていた時、毎年の様に、インフルエンザに罹患していました。もちろん、予防接種をしていましたが。インフルエンザになると、よく、副鼻腔炎になり、常にこじれる感じで、1カ月近く、苦しんでいたこともしばしばでした(治り切らない内に、別のインフルエンザンに罹患することもありました。)。39度近くの熱も、しばしば出ていました(が、そんな状態でも代わりがいないので、倒れる寸前で、マスクをして診ていましたが・・・)。
 ところが、今は、この10年間、嘘みたいに、高い熱、出たことないです(精神が安定しているので、免疫力アップ・・・?!)。中医学の先生の勧めで(その先生も服用しているのですが・・・!)、柴胡剤(柴胡桂枝湯)をインフルエンザ流行時期には、2週間おきに、3日連続で朝夕服用していますが・・・。
 患者さんには、インフルエンザになった場合、その多くに、葛根湯(1~3日間)→柴胡桂枝湯を中心にし、咳止めはあげない、鼻水止めもあげない、抗生物質もあげない、で、去痰剤や気管支拡張剤や抗インフルエンザ剤は、積極的にあげていますが・・・?!(もちろん、全てが以上の通りでなく、ケースバイケースですが・・・)

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いろんな医者・・・

2010-10-03 09:41:18 | Weblog
その1、我が病院で、独りでその科を頑張っているドクターが、体が突如不調になって、休診となった。・・・→後日、元気になられて、医局で、昼食を摂られていた時に、「先生、ストレス貯め込んで、いい解消法がないんじゃないですか?」と私が尋ねると、「イヤー、他の人以上に、いつも遊んでばかりいるんで、ストレス何かないです・・・」。更に私が、「真面目に仕事ばかり、し過ぎるんじゃないですか?」と言うと、「イヤー、ぜんぜん真面目じゃないですよ・・・」と。そして、最後に、「自己管理がなってないんで、皆に迷惑掛けます・・・」と。
 この先生、手術は、いくら多くても気にならないとのこと。一番のストレスは、外来で沢山の患者さんを長い時間待たせておくことらしい(外来のナースの話)。

その2、大学から来たあるドクター曰く、「ここは、病院出勤時間を自分で決め、帰る時間も、自分で決める。こんなの初めて・・・」と。
 そうなんです。しかし、中には、何と朝の6時過ぎから来ているドクターがいたり、夜10時過ぎても、病棟と医局を行ったり来たりしているドクターがいたりと、いろいろ。
 極め付けは、昼食。平日は、医局に20人近くの食事が用意されているのだが・・・→昼の3時を過ぎても、2~3人が、まだ、食事にありつけてない光景にしばしば出くわす。その多くは、外来が忙しくて。時に、昼の4時過ぎに、昼食を摂っているドクターもいますが(昼食を初めから頼んでなくて、摂っていないドクターもいますけど)・・・!

その3、自治体病院は、土曜日・日曜日、休日は、休み。つまり、9月だと、10日間も休みがあることになる。これで、多くのドクターが救われているのだが・・・。しかし、実際は、当直・日直が、サブを入れて、月に5回ほどあって、それが休みの日と重なると、休めない。それに、主治医だと、連絡先をしっかりと告げていないといけない訳で、入院のことで深夜でも電話が掛かったり、駆け付けることもある)。

その4、小児科になると、特殊な勤務となる。救急で夕方に来て、金曜に入院して日曜に退院ってこともある。私が勤務していた県立宮崎病院や宮医大の小児科では、主治医制だったので、深夜でも、重症だと、曜日に関係なく、主治医がずっと診ていた。つい最近、ある公的病院勤務の35歳の小児科医(男性)が言われていた、「月に8~10回、当直しています・・・」と(体、大丈夫なのかなあ・・・?!)。
 (私の様に、土日祝中心に田舎で車持たずにいい景色を見ながらゆったりと診療している小児科医もいますけど・・・)


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