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日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

続々・今年のインフルエンザA型・・・

2011-02-13 11:09:41 | Weblog
 私見ですが・・・

1、学校から登園許可証や登校許可証を書いて下さいと言われる。しかし、実際に書いている小児科医にとっては、かなりの矛盾を感じながらも、(当院では無料で)書いているのだが・・・。
・順番として、ちゃんと書くとなると(登園禁や登校禁がいつかまでとなると)、治癒した感じになって来院して、初めて書けると言うことになる。
 しかし、実際は、もう次に来てなくて、書かないといけないことが多い。中には、園や学校の方から、一方的に、「インフルエンザの検査してもらってきなさい!」何て言われて、来院している場合もある。
・診断書をちゃん書くとなると、お金が要る。普段、多くの人が、診察してもらって書いてもらっている診断書だ。だとしたら、それが無料や例え100円であっても、それで、ちゃんとした診断書になるのかどうか?
・更には、その責任である。ちゃんとした診断書でないのに、責任まで取らせられるとしたら、これは、少し問題になるかな?!
 例えば、インフルエンザに罹患して心筋炎になっていて、無理して、治り切っていないのに、運動して突然死となると、事は重大である。
・書く方としては、診断せずして、治癒証明書としては、書けない。
・インフルエンザの診断は、その検査をしても、何度しても(インフルエンザにしっかりと掛かっていても)陰性になることもあるし、又、経過には、個人差がある。

2、子どもの場合、二峰性と言って、2~3日熱があった後に、下がった感じになって、又、上がることがる。これを「二峰性の発熱」と言う。再び熱があった場合、(中耳炎などの)合併症の熱なのか、単なる二峰性の熱なのか、区別しないといけない。
 初めの熱が下がっても、48時間でなく、まる4~5日程、ゆっくりと休むことが医師の立場からはいいと思われるのだが、勉強の進み具合が気になる日本では、なかなか難しい様だ・・・?!

3、解熱後、48時間経てば、登園・登校可と考えている学校関係者は多い。しかし、特に、小児の場合は、その感染力は、その後もしばらく続くケースが多い。
 それを守らない為に、解熱後48時間後に登校して、クラス中にウイルスを撒き散らす感じになって、学級閉鎖となっているケースが多いと思われる。
 感染から逃れる確実な方法は、隔離である。その証拠として・・・→冬休みに入ったり、春休みに入ったりすると、患者数がガクッと減っている。

4、インフルエンザは、全身症状なので、その子の一番弱い所に症状が出易い。呼吸器の弱い子の場合、咳が長く続いたり、消化器の弱い子の場合、下痢が長く続いたりすることもある。けいれんが起きやすい子では、けいれん止めの座薬を用意しておくとか、呼吸器の弱い子の場合、部屋の湿度に絶えず注意しておくとか、消化器の弱い子の場合、食べ物に注意しておくなどの配慮が必要と思われる。

5、鼻水止めや咳止めは、与えるべきかどうか?
 いろんな考え方があると思うが・・・→私は、与えてない。鼻水や咳は、ウイルスを体から排除しようとの防衛反応と考えれば、抗ヒスタミン剤の鼻水止めとか、鎮咳剤は、むしろ、上げない方がいいのでは?!
 むしろ、鼻水を出しやすくしたり、痰を切る薬の方がいいと思っている。喘鳴があれば、気管支を広げる薬や吸入も、積極的にするべきだと思っている。(添付文書には、気管支喘息の発作の時は、ペリアクチンなどの抗ヒスタミン剤は、禁忌と書かれている!)

6、鼻水があっても、それが、単なるウイルスのせいで一過性かどうか、はっきりした方がいい。2週間も鼻水だ何てことになると、アレルギーを疑う。

7、咳が長く続いている場合は、原因を突き詰めるのは、結構、難しい。副鼻腔炎の事もある。小さい子だと、今の時期だと、RSウイルス、大きい子どもだとマイコプラズマ。家族に喫煙者のいる場合は、長いこと咳が止まりませんよ!換気扇の下でも、駄目です。外で吸っても、しばらく気道にあります。・・・←父親が喫煙習慣を止めなくて、難儀しているケース、多いですが・・・!

8、熱自体は、急患でない!「機嫌」「顔付」「食欲」「睡眠」の4つに注意して、それがどんどん悪くなれば、毎日でも、受診しないけない・・・と私は親御さんにいつも言っている。
 熱や嘔吐があっても、機嫌がまあまあ良ければ、慌てる必要はない。熱が無くて、顔色悪くて、元気ない方が心配。
 小さい子が、夜、急に高い熱が出た場合、心配なのは、けいれんと脱水。手足が冷たい時、熱が上がり切る前で、子どもにとってはきつい時。その後、手足が温かくなると、少し楽になるはず。葛根湯や麻黄湯や白虎加人参湯や(虚の子の場合)桂枝湯などがあれば、与える。

9、抗生剤は、与えるべきか?
 乳幼児の場合は、細菌感染のケースは、少ない。喉が赤くても、細菌感染のケースは、経験上、少ない。アデノウイルスの時は、喉がとても赤くなっている割に、機嫌がいい。アデノウイルスでは、口蓋扁桃に白苔が付いていることもある。インフルエンザの時は、乳幼児の咽頭所見は、さほど赤くないか、時に、殆ど正常に見えることもある。が、インフルエンザの場合は、アデノウイルスよりもきつがっていることが多い。
 溶連菌の場合は、アデノウイルスとの鑑別は難しいが、喉をとても痛がり、小学校入る前からの大きい子が多く、とてもきつそうにしている(疑えば、抗生剤を与える前に、検査をするべき)。
 ウイルスなのに、抗生物質を与えると(ウイルスには、抗生物質は、全く効かない!!)、いい腸内細菌まで死んで、免疫力が低下すると思っているのですが・・・。
 インフルエンザの時、早目に抗生物質を使った方が、中耳炎になり易いケースが多い様に思っている?!中耳炎になった場合も、抗生剤を長く使っている方が、却って長引いているケースも、経験している?!(もちろん、そうでない場合もあるが・・・・・・←日本では、耐性菌で苦しんでいるケースが諸外国よりも多い!)

10、気の力も大きい。特に、母親がイライラしていたり、ストレスを感じていたり、医療機関に不信感を持っていたりすると・・・→それが直接子どもに行って、免疫量が低下して、治りが遅くなるのでは・・・?!

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110211/1

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歴史観・・・

2011-02-13 11:00:20 | Weblog
 NHKの大河ドラマで、織田信長が、本能寺の変で亡くなってしまったが・・・。
 小さい時、父が私に、織田信長の家老の平手政秀(ひらてまさひで)の話をよくしていた。(私の名前が、同じ、まさひでと言うこともあってでしょうが・・・?!)
 平手政秀は、若い信長があまり無鉄砲なので、それを控える様に何度も言ったが聞き入れられず、最後は、そうしないなら私が切腹をしますとまで言って、切腹してしまった。信長は、そんな政秀の死を知って、深く悲しみ、そして、それまでの様に無鉄砲でなくなったとのこと。
 父は私に、決して平手政秀の様な人間になれとは言わなかったが・・。
 そんな織田信長のことで、ひょんなことから、次のエピソードを知った。
 日本に「黒人(モザンビーク出身)」が初めて来日したのは、織田信長の時代で、キリスト教宣教師が織田信長に差し出した時。織田信長は、ホントに黒いのかどうか疑って、タワシで皮膚をゴシゴシこすらせたとのこと。
 当時、黒人は、馬よりも安くで売られたいた。しかし、牛の様にとてもガッチリとしたその黒人を織田信長はとても気に入り、自分の家来として、ちゃんとした服を着せ、食事を与え、彼だけの部屋まで与えた。
 その黒人、初めて人間的に扱われたことにとてもとても感謝した。何せ、今と同じ、正職員として就職するのも非常に難しい戦国時代、しかも、日本中から注目されている織田信長の家来だからして。
 「本能寺の変」の時、主君の為に、最後まで(二条城で)とても勇敢に闘ったのが、この黒人だった。(この黒人、信長が弥助と名付け、その後、光秀に捕らえられたものの後に放免となっているが、その後の詳細は不明・・・)
 で、もっとスゴイ話がある。・・・→それが明智光秀の生き方だ。何と、・・・「1人背の高い黒い人間がいるが、それを殺す必要はない!彼は外国の人、関係ない人!」・・・何て感じで、明智光秀の家来に前もって言っていたのだ。
 歴史をどうとらえるか、同じ出来事でも、見方によって様々だと思う。それに、明らかな隠蔽工作があれば、真実とは、ほど遠いものになるだろう。
 昨年、実際に京都の「本能寺」に行った時、そこの館長さんが言われていた・・・「当時の事、実際の事は、誰にも解らないんですよ。残った秀吉が、都合のいい様に、書き残させていますから・・・」と。
 歴史観、人によって違うことが頷ける。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20101119/1
 

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モンテーニュの言葉・・・

2011-02-12 13:17:05 | Weblog
  モンテーニュの名言(フランスの哲学者・モラリスト)

1、世の中には勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ。
・・・→いい失敗は、若い内は、出来るだけ沢山していた方がいいかな?!

2、人間は、起こることよりも、起こることに対する見解によってひどく傷ついてしまう。・・・→例えば、最後に死んでしまう場合。死よりも、それまでの経過、その後の経過を心配することで悩むことが、確かに多いかな?!

3、私は明白な不正を陰険な不正ほどには、また、戦争の不正を平和の不正ほどにくまない。・・・→全てオープンにする、これって、難しいんですね。

4、法律が信用されているのは、それが公正であるからではなく、それが法であるからである。・・・→ホントの公平って、難しいと思います?!

5、健康は実に貴重なものである。これこそひとがその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、異な、生命さえも捧げるに値する唯一のものである。・・・→体を壊して、この意味が理解できることが多いですね?!

6、良い結婚は、恋愛を同伴してその性質を帯びることを拒む。それはむしろ、友愛の性質を模倣しようと務める。・・・→恋愛は、別れるためにあり、結婚は、別れない為にある?!

7、よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。・・・→結婚する前は両目で、結婚してからは片目で見よってことかな?!

8、夫婦の仲というものは、あまりに終始一緒にいると、かえって冷却するものである。・・・→この歳になると、充分に納得できます?!

9、精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。高貴な精神は自己の裡にとどまらない。それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。・・・→安定したら、変化を求めるのが、ヒトの脳?!

10、もし私が再びこの人生を繰り返さねばならないとしたら、私の過ごしてきた生活を再び過ごしたい。過去を悔まず、未来を恐れもしないから。・・・→私も、そうありたいです。

11、不幸は大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。・・・→自分が幸せかどうかは、自分の心が決める!

12、生命の剥奪が不幸ではないわけを悟り得た者にとっては、この世に何の不幸もない。・・・→この境地になれればいいなあ。

13、防衛は攻撃を引き寄せ、疑念は侵害を引き寄せる。・・・→それが出来ないのも、又、人間なのか?!

14、我々の最悪の不徳は、我々の一番幼い時代の癖から始まり、我々の主要な教育は乳母の手中にある。・・・→三つ子の魂百まで?!

16、みずからを憎しみ、みずからを蔑視するのは人間のみであり、
他の生物には見られない独特の一種の病気である。・・・→人間は、悩む動物である。

16、私は年よりも先に老け込むくらいなら、むしろそれだけ老年が短い方うがよい。・・・→年を取っても、クオリッティオブライフが大切だと思います。

17、賢者が愚者から学ぶことの方が、愚者が賢者から学ぶことよりも多い。・・・→自分以外、皆先生。失敗談の方が為になること、多い!

18、愚者の最も確かな証拠は、自説を固守して興奮することである。・・・→年齢が上がる程、他人の意見に耳を傾ける謙虚さが大切ですね。

19、物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。・・・→魂の貧困がない人が一番リッチかな?!

20、最上の死は予め考えられなかった死である。・・・→そうありたいと思います!


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建国記念日・・・

2011-02-11 11:34:51 | Weblog
  昔、母が、「戦時中、(高等小学校では)歴史の試験は、天皇陛下の名前をずっと言えれば、他が出来なくても、もう、それだけで、合格点だった・・・」何て話をしていた。
 で、父も母も、「ジンム・スイゼイ・アンネイ・イトク・コウショウ・コウアン・コウレイ・コウゲン・カイカ・スジン・・・」何て最後まで120以上を早口で言い、私も、母から何回も聞かされて、初めの方だけ覚えてしまっていたけど・・・?!
 父は、戦時中、教壇に立って歴史を教えていた。文部省からの通達で、日本の歴史を教科書通りに教えることになっていた(逆らえなかった)。矛盾を感じながらも、その通りに教えていたとのこと(雲の上から日向に降りて来て・・・)。
 海外向けに作成した日本の歴史書、それが、「日本書紀」。40代目の天武天皇の時に造ることになったが、その完成を見ることなく、天武天皇は崩御されている。
 明治5年に神武天皇の即位の日を建国の紀元としようと時の明治政府が思い立った。・・・→記紀の記述から逆算して紀元前660年の旧暦1月1日と見当付け、太陽暦の2月11日がその日に当たると言うことで、「紀元節」となっていたが、戦後になって建国を祝うと日として、1967年から、「建国記念の日」となって、祝日になっている。
 今の日本では、式典で、国旗である「日の丸」を掲げること、国歌の「君が代」を皆で一斉に歌うこと、何となく違和感を感じる時代になっているけど・・・?!
 日本を離れて、海外にしばらくいると、多くの日本人が、日本を恋しく思う様になる。オーストラリアやニュージーランドやカナダでは、中国の人や韓国の人が、母国に帰ることなく、そこに集団で住みついている。しかし、日本人の場合は、その多くは、晩年、やはり日本に帰っているか、帰りたがっている。
 イスラームの世界では、日本の評価は、極めて高い。韓国の人も中国の人も、日本のモノの確かさを認めている。海外からの日本への観光客も、次第に増加の傾向にあるし、実際に滞在した海外の人の評判は、上々である。
 そして、経済であまり進まない感じになっている今の日本も、海外からの留学生を積極的に採用しようと動き出し、日本からも、海外へ乗り出そうとしている。
 今や、グローバル化した時代なのだ。益々、そうなる傾向にある。そうなればなる程、日本人自身が、今までの日本の歴史や日本文化に、精通せざるを得ない時代になるだろう・・・?!
 私自身は、日本の最大の売りは、「日本の心」になると思っているのだが・・・。

 

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続・今年のインフルエンザA型・・・

2011-02-10 16:59:10 | Weblog
  今年のインフルエンザA型を経験しての私見ですが・・・

1、インフルエンザの検査、12時間経たないと、検査で陽性に出ないことが多いとよく言われるが、年齢が小さい程、検査で直ぐに出易い気がしている。
 代謝が盛んなので、ウイルスも、鼻粘膜に早目に沢山出てくるせいなのかなあ?(3カ月未満の子で、家族中がインフルエンザとなり、6時間も経っていないのに、陽性の子どもがいた。幸いに、乳児の場合、年齢が下がる程、症状が軽いことが多い。・・・←免疫力が低下している関係で、異物とはっきり認識できなくて、サイトカインが沢山出ないせいなのかな?!)

2、今年インフルエンザにかかると、来年、かかっても軽いことが多い感じがしているけど・・・。
 同じ型の場合、翌年も掛かっても、ウイルスの構造上(連続変異であっても)ピッタリ一致してなくても、共通の部分が少なからずあることが多いと思われる。その為に、軽くて済んでいるのでは?

3、直ぐに抗インフルエンザ剤を使用すると、免疫が付きにくい感じがしている。
 特殊な例では、2回罹患したケースがあった。更には、A型とB型が同時に検出されたケースがあった(自分の目を疑った程、驚いた!)。
 細菌性髄膜炎にしても、2種類の細菌で起きること、まずない(ウイルス感染に細菌感染が合併したり、ウイルス感染にヘルペス感染が合併することは、時々あるが・・・)。
 ウイルスに感染すると、いろんなサイトカインが出て、それなりに、免疫力が変化する様だが・・・。

4、ワクチンを打っていると、型が合っていれば、症状が出なくて、不顕性感染で終わったり、かかっても、軽くて済む傾向にあるが、時に、殆ど打っても打たなくても、有意の差が殆どない年もある様だ(・・・←今年の様に!)。
 沢山のヒトが打ってしまうと、時に、(インフルエンザウイルスも、子孫を増やそう増やそうとしているので)変異が(連続変異でも)グッと起きて、全く効かない年になってしまうこともある様だ。

5、ワクチンを打っても、6カ月過ぎると、効果が低下して、かかっている!
 特に、B型が、春先に多くなっている。子どもは、B型が、Aソ連型よりも症状が強いことが多い。

7、自然にかかって、抗インフルエンザ薬を使わないで、終わらせたのが、次回に備えては、一番、免疫力が付く様だ。

8、普段からの生活態度が大切!
 食事に注意する(紅茶や粉末のショウガなど)。良眠。ストレスを上手に発散する。ニコニコ人生。感謝人生。寝る前に、しっかりと毎日入浴する。

9、室内の湿度や温度に注意。(鼻粘膜や咽頭粘膜保護の為にも、又、ウイルスの空中遊泳を防ぐ意味でも・・・)
 温度計と湿度計で、チェック。湿度を上げる為に、濡れタオルを干したり、入れ物に水を入れて置く。

10、罹患したら、(実の人の場合)漢方薬の葛根湯を直ぐに服用。初めの24時間は、4回服用か、1回と2回目は、あまり時間を開けずに飲むか、初めのみ、2回分を一度に飲むかなど、工夫する。

*あくまでも、私見ですので・・・ご了承ください。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20110130/2

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状況の力・・・

2011-02-09 12:56:44 | Weblog
 かって、民放で、興味深い内容が放映されていた。「状況の力」と題して・・・→アメリカでの実験で、監獄での囚人と監視人とをデモ(!)でして、その心境の変化がつぶさに報告されていた。
 14日の計画が、耐えられなくて6日で中断している。している方も、されている方も、実際の姿になってしまっているのだ。
 その中で、次の3つのことが言われていた。・・・→1.「権威への服従」、2.「非個人化」、3.「間化」である。
 似たことは、アチコチ、沢山あると思う。指導すべき立場の人が、会社の存続の為に、権威を振りかざし、自分を失い、非人間的な行為をして、それに気が付かない場合が。
 教育問題にしても・・・皆が行くから塾に行く。塾では、成績至上主義って感じで、成績順に席順が決まる(ケースもある)。そんな教育を受けているのに、通っている学校では、皆で助け合う精神が大切だ、思いやりの精神大切だ、何てことを言われる。
 入試なんて、入れる数が決まっている!どんなに頑張っても、他の人がそれ以上に頑張れば、落ちる。それが、たった年1回の試験で。これが、現実の姿なのだ。
 今回の相撲の力士間での八百長問題、力士だけを責める気にもなれない。根本的な体質から変えるのが一番の近道かも知れない。
 どんな時にも、冷静に判断出来る人間になること、極めて難しいと思う。自分の尊敬する人、自分の手本となる人から頼まれた場合、どうだろうか?自分が負ければ、相手は陥落しなくていい・・・何て思って、ついつい、力が入らなくなってしまうことって、考えられなくもない。ただ、これで多額のお金が動いたいとなると、これは明らかに御法度だが・・・。
 医療財源が厳しい中、医療従事者も、経営のことを考えずして、医療が出来ない時代になっている。それに、患者さん(今は、患者さまと言うケースも多い様だが・・・)の要求通りにしないと難しい時代になりつつある。
 検査を増やし、高い薬を使い、満室を目指し、空いていれば入院を延ばし、かつ、短期で回転する様にベッドを調節して行けば、当然、売り上げは上がるだろう。しかし、医は仁術で、医療は病んだ患者さんの為にあり、医療従事者の為にあるのではないと、医師や看護師になる前は、言われてきたはず。
 医師1人が1億売り上げる何て言われても、小児科の場合、どんなに頑張っても、その多くは、その半分にも満たない。
 それでも、子どもが元気になって笑顔を見せてくれたり、親御さんから感謝されたりすると、モヤモヤが帳消しになってしまう。それがなかったら、これまで頑張ってこれなかったと思う・・・?!

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八百長・・・

2011-02-08 10:04:43 | Weblog
  今でも、時々思い出して、悔やんでいることがある。大学の体育で、「卓球」をした。最後の方で、クラスのメンバー同士でお互いに闘ったのだが・・・勝ち進んで・・・「負けてやれよ・・・」とある男子学生から言われたのに、勝ってしまったこと。つまり、相手はクラスに7名しかいない(クラスの人が一番憧れているって感じの?)女性相手だったのに・・・。
 (それで体育の成績が優になった感じに思って?)成績の為に、こんなことまで自分はして、何てつまらない男になってしまったのかと何度も自省し、悔やんできた。(もう、これで、終わりにしたいのですが・・・)
 大相撲の八百長問題が上がっている。とうとう、大相撲の春場所開催の中止が決まった。横綱白鵬は、先々場所に優勝した時、天皇賜杯が手に出来なくて、涙ぐんでいた(これ、正に、心は、日本人!)。大きな夢を抱いて日本に来て頑張っている多くの外国の力士達、気の毒でならない。
 八百長問題、八百長した力士のメイルで発覚したのだ。そうなのだ、メイル後にそれを消去して完全に消えたと思っていても、しばらくその跡が残っている。それが理解できていなかった。(上書きすれば、消える?!)
 直ぐに、全力士の携帯を取り上げて、徹底的に解明したらって思うけど、それが何故か出来ないのが、今の日本相撲協会・・・?!
 自分が覚えているのは、・・・15回の対戦相手が、上位陣の場合は、千秋楽が近づく様になると、上位陣同志で次第に取り組む感じになっていたが・・・→八百長疑惑や無気力相撲の問題が持ち上げって、初めから上位陣同士での対戦が入れられる様になった。
 で、いつも15回終了後の成績を見ていて思っていたのは(昔は、切り取って、スクラップしていたが)、幕内の下の方の力士の星が、スゴク負け越すか、8勝7敗で勝ち越して、十両に落ちない例が多かったこと。
 何故かなあ・・・→最後は、気力で頑張っているんだなあ・・・大きく負け越しているのは、もう、諦めたんだなあ・・・何て思っていたが・・・?!
 7勝7敗で、もしも敗ければ大関陥落と言う状態で、相手が既に勝ち越しが決まっている時、どうなるか、・・・まあ、普通は、陥落しない様に負けてあげ、かつ、それを見ている人に悟られない様に取ると言うのが相撲の礼儀だとマジに思っていたけど・・・?!
 貴乃花と兄の若乃花がかって対戦した時、貴乃花が負けたけど、見ていて、兄貴思いだなあと思ったけど、・・・そんな貴乃花が今でも好きですが(彼には、頑張って、是非、相撲界をいい方向に変えてもらいたい)・・・。
 一つの案だけど、サッカーや将棋の様に、場所ごとに必ず十両から幕下に5人落ちる、幕内から十両に5人落ちるって感じにする。勝ち越し(だと、落ちない制度を改めて)に関係なく陥落が決まる様にしたら、努力が報われるのかな(貴乃花や理事長の部屋から、まだ、十両力士が出ていないのは、何故?)・・・?!
 在学中に、K大学(国立)の水産学部の教授の息子が、1点足りなくて、K大学医学部の入試で不合格になったとの噂があった。
 私立のK大学の医学部では、父親が同じK大学出身だと、入試の合格判定の時、かなり有利になり、更には、推薦してくれた人が、K大学で高いポストにあると、更に有利になるって話も聞く(真相は、不明ですが・・・)。
 県の職員に採用される場合でも、県の職員の上の方に父親がいれば・・・どちらかを選ばないとけいない場合、さて、どうなることか?教員採用の時にしても、父親が現職で上の立場にいる場合、現実問題として、どうなるか?
 義理と人情って感じで、日本社会がある程度成り立ってきていることは否めない。全く100%平等って感じは、目標ではあるが、ものの仕組みを根本的に変えない限り、至難の業ではないだろうか?!
 3代で潰すって言葉もある。他から新しい風を入れるのが最適とも思われるが・・・?!
 イギリスの様に、診察を受けるのに、全く公平に順番待ちが出来ることを日本でも求めるのは、無理なのかな・・・?!

http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20101223/1

http://www.nhk.or.jp/10min/gendaibun/ja/frame.html?0&10&11 

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武士道・・・

2011-02-07 14:15:53 | Weblog
  世界には、「キリスト教」や「イスラーム」や「仏教」などを国教としている国がある。しかし、共産圏や中国や韓国や日本では、国教って、ないなあ・・・!アメリカやカナダやヨーロッパでは、キリスト教が国教となっていなくても、日曜になると、教会に行っている人、多いなあ。
 中国や韓国では、(宗教ではないが、)儒教が前面に出ている感じだ。だから、家族を大切にし、親をとても敬うので、家族の結束力は、極めて堅い。
 海外に行ってみると・・・キリスト教を信じている所では、(大都市では)大聖堂を中心にして、放射線状に道路が出ている(それで、しばしば、道に迷ってしまったが・・・)。イスラームを信じている所では、モスクが中心になっていて、その周辺では、人がたくさん集まっていた。仏教を信じている所では、大きな寺院の場合、そこで買い物が出来るだけでなく、大学まであった。
 日本の場合は、どうなのかなあ・・・?!
 海外の人に言わせると、「日本の学校に宗教教育がない何て、どうやって道徳教育を教えるの?」って感じに思っているらしい。
 日本の道徳教育・・・→それは、「武士道!」って言う人がいるけど・・・?!「大和魂」って言葉もそれに似た感じで使われているかなあ。
 そうだなあ、ヨーロッパの人は、棘の生えたバラの花を好むけど、日本人は、風に吹かれてサッと無残に花弁(はなびら)が散ってしまう桜の花を好むなあ・・・。
 それに、日本人は、昔から「祭」がとても好きな国民だ。皆で一緒になって騒ぐのが好きな国民かな。(ちょっと間違うと、一億玉砕ってことにもなり兼ねないけどね・・・?!)
 日本の場合、和を以(もっ)て貴(とうと)しとなすって感じで、「和の精神」と言うことがしばしば言われる。相手の気持ちを考えて、行動するべきだと小さい時からよく言われる。兎に角、人に迷惑をかけない様にと言われる。で、人の嫌がることをしたり、口に出して言うのは、好ましくないとの常識がある。
 先祖は、争いを嫌がって逃げて来た人たちの集まりが日本人ってことかなあ・・・→日本人のDNAに平和を愛する気持ちが強いのでは。日本文化、それは、即ち恥の文化と言う人もいるけど。「騎士道」に対して、日本では、「武士道」って言葉、よく耳にする。
 で、その「武士道」を調べてみると・・・

 「武士道」には、「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」などがあって・・・→NHKの大河ドラマは、それがテーマって感じになっているかな?!

 「義」・・・→義とは、正義の義である。
 エピソードとして歴史上有名な話は、上杉謙信と武田信玄との「塩留め」の時の話・・・→信玄側が塩が無くて苦しんでいた時に、信玄側が塩を送った話である。・・・←例え敵でも、困っている相手には手を差し伸べるのが武士。
 才能や学問があったとしても、「義の精神」がなければ、武士ではない。当時、寺子屋で、武士が子どもたちにボランティアで読み書きを教えていた。つまり、武士にとっては、お金など二の次で、打算や損得から離れ、自分が正しいと信じる道を貫くことが武士の正しい姿とされていた。
 武士は、兎に角、銭勘定を嫌った。銭勘定は、損得を追及する行為だと武士は思っていたからだ。そんな武士、実際は、貧乏生活で実に質素な生活だった・・・←正に、武士は食わねど高楊枝!http://www.geocities.jp/kurogo965/kotowaza10/page29.html)

 「勇」・・・→(正)義を貫くための勇気、正義を敢然と貫く実行力のこと。勇を全うするには、肉体的な強さが不可欠。その為には、精神修業と同時に肉体を鍛えた、つまり、「文武両道」を怠らなかった。

 「仁」・・・→人間としての思いやりであり、他者への憐れみの心のことで、女性的なやさしさ。伊達正宗は、「義に過ぐれば固くなる、仁に過ぐれば弱くなる(義に偏り過ぎると厳しくなり、仁に偏り過ぎると、甘過ぎ理うこととなる。義と仁のバランスが大切!)」と言った。「武士の情けhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1415198504」なる言葉がある。
 
 「礼」・・・→他者に対するやさしさを型として表したもの。お辞儀の仕方、歩き方、座り方、食事の作法、など(茶の湯は最適)。

 「誠」・・・→文字通り、行ったことを成すこと。嘘をついたりごまかす行為は、臆病な行為とみなされていた。銭勘定を嫌って誠の精神に基づいて、武士は商人と違って証文さえも作らなかった・・・一度でも放った言葉が証拠、つまり、武士に二言(にごん)はなし!だった。

 「名誉」・・→武士は、富よりも名誉の道にこだわった。名誉とは、自分に恥じない高潔な生き方を貫くこと。裏を返せば、「恥」を知ることだった。
 武士の妻も、立派だった。金よりも名誉を重んじる夫の為に、傘や提灯作りの内職で家計を支え、武士の主君に対する忠誠心と同じくらいの思いで、家を守り、身を清く保った。正にこれ、「内助の功」。
 武士の間では、羞恥心を教えることを幼少の教育においてまず初めに行われた。(・・・←金や肩書に目がくらんで、人に笑われる様にことをするなって感じ?!)

 「忠義」・・・→これは、武士唯一の特殊な徳目だった。忠義の意味そのものは、主君に対する絶対的な従順のことであったが・・・→主君の命令は絶対的だったが、武士は主君の奴隷ではなかった。
 主君の間違た考えに対して、本物の武士たちは、命を掛けて己の気持ちを訴えた。武士たちはあくまでも己の正義に値するものに対して、忠義を誓った!

 思うに、日本では、「道」の付くものが多い。神道(に始まり?)、茶道、書道、剣道、柔道、合気道、空手道、弓道、華道、香道、・・・相撲道や太鼓道や和食道って言葉もあるけど・・・全て、礼に始まり礼に終わり、他を思いやり、心のあり方を大切にしている。まあ、この慣れ親しんでいる「道」が国教の代わりになっているのかな・・・?!(そう言えば、私の茶道の先生が言われました・・・私には、茶道は、宗教みたいなもの。太鼓の先生も言われました・・・一打一打に魂を込めないと、聞いている人に響かない。篠笛の先生も言われました・・・笛の音色は心の音色。(今は亡き)書道の先生も言われました・・・書は心。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%95%99
*参考図書:まんがで読破 武士道 新渡戸稲造 イースト・プレス 2008年発行
 

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論 語・・・

2011-02-07 09:05:10 | Weblog
  チベットやウイグルでは、仏教やイスラームが堅く信じられているが、その他の中国の多くの地域では、宗教は、どうなのかなあ・・・?
 儒教は宗教に代わるものだと思われるが・・・?!論語には、死後の世界と言う概念がない。特定の神様を信仰する教義もない。弟子が死の事を尋ねると、孔子は、「生の事についてさえよくわからないのに、死後のことなどわかりませんよ・・・」何て答えているけど。
 高校の時に今でも覚えている論語の中に、「巧言令色 少(鮮)なし仁」と言うのがあったけど・・・。
 孔子とその弟子との問答での「論語」、時を経て、今、読んでみると、又、その奥の深さの意味が改めて納得出来る感じになるけど・・・?!

 「過ちて改めざる 是を過ちと謂う(過ちを犯してもそれを改善しようとしない、それを本当の過ちと言う)」・・・過ちを生かしてこそ、人間としての生き方ですね?・・・←今、問題になっている相撲協会の八百長事件、元かいけつ関、是非、しっかりと膿を出して、解決して欲しいものです!

 「学びて時に之を習う 亦た説ばしからずや 朋あり遠方より来たる 亦た楽しからず 人知らずして慍むず 亦た君子ならずや(学んで時には復習すること、まさに嬉しいことだ。友達が遠い所から尋ねて来る、正に楽しいことだ。人に知られずとも気にしない、まさに君子だ。)」・・・←学ぶことに、年齢制限なしですね!

 「性相近(せいあいちか)し 習相遠(ならいあいとお)し(人の生まれながらの性格や資質に大きな差はありません。しかし人はその後の習慣や教育で大きく変わる。)」・・・←今の生き方が一番大切ですね!

 「君子は義(ぎ)に喩(さと)り 小人は理(り)に喩る(君子は正義をよりどころとし、小人は利益をよりどころとする)」・・・←何をするにも、倫理観が大切ですね。

 「これをする者はこれを好む者に如かず これを好む者はこれを楽しむ者にしかず(知る者は好む者には及ばない、好む者も楽しむ者には及ばない)」・・・←大脳生理学的にも、当たりですね!
 「(孝について)今の孝は是(こ)れ能(よ)く養うを謂う 犬馬に至るまで皆能く養うこと有り 敬せずんば何を以て別たん(今の人々は親を不自由なく養うことが親孝行だと思っている。しかし、犬や馬でも皆よく養っている。親に対する尊敬がなければ、どちらも区別はない。・・・親への敬意がなければ、親孝行ではない。)」・・・←年に1回も、子どもがお世話になってきた親の顔を見ない何てことがあるとしたら、どんな時代にあっても、これって不自然ですね?!

 「(君子について)先ずその言(げん)を行い 而(しこう)して後にこれに従う(君子は発言する前にまず実行し、実行してから初めて発言するもの)」・・・←多くの人がそうあるといいですね?!・・・今回、選挙で再び名古屋市長に選ばれた河村さん、日本の政治の在り方を根本的に変える勢いになることを期待しています!

*参考図書:まんがで読破 論語&続・論語 イースト・プレス 2010年発行 

http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/kousipeji.htm 

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海外演奏・・・

2011-02-06 09:48:17 | Weblog
 かって(小児救急と言う)仕事ばかりで、滅入っていた。幸いに、ある病院との関係で運良く踏ん切りが付くことが出来て・・・→それを機会に、55歳にして、独りで自分の心を癒し、もう一度生き方を見直す感じで、かってから願っていた海外旅行をすることになった。
 平成16年(2004年)の9月から、今の職場に就職する(翌年の8月)まで、タイ→ニュージーランド→韓国の釜山市→バングラデシュ→マレーシア→インドネシア→イタリア→カナダと独り旅をした。
 55歳で、ギリギリと思った。つまり、海外旅行の経験を出来るだけ早くしておくべきだったと思った。そうしないと、(お金をあまり掛けない感じの地味な個人での)海外旅行は、出来ないと思ったからだ。
 タイのチェンマイでは、年間100万もあれば、いいアパートに住んで女中さんから食事も作ってもらって、エアコンの効いた部屋で毎日過ごせる。日本人の夫婦で、そんな感じで生活している人も現にいた。それが、バリ島の中心地のデンパサールだと、50万、バングラデシュだと、恐らく、更にその半分で過ごせると思った。(それなりに、精神的にも体力的にも、逞しさが必要ですが・・・)
 インドネシアの(涼しい)山の上で、かって日本での猛烈サラリーマンが、リストラにあって、その後、ここに来て、1カ月10万足らずで(質素に)生活して、ボーっと永いことした後に、「生きるってこんなことだったんだなあ・・・」と気が付いているケースが最近多くなっているみたいだけど・・・?!
 実際に行かないと分からない。経験しないと分からない。専門職の医師にしても、弁護士にしても、教師にしても、実体験が本物を創る。どんなにいい説明書を見ても、書き切れないし、大切な事を落としていることもあるし、それに、書いた人が偏見めいて書いていることもあるからして。又、読む方の各人の受け止め方も違うだろうからして。
 それまでは、忙しくて、ロングステイが、なかなか実行にうつせなかった。(それまでに、短い旅行は、シンガポール、韓国、オーストラリア、カナダ、韓国の浦項市、韓国の清州市、ハワイと、7回していたが・・・)
 仕事仕事、イライラ、トラブル、睡眠不足、仕事仕事、イライラ、トラブル、睡眠不足、高血圧、高脂血症、仕事仕事って感じで、永く年限が過ぎた・・・。
 若い時に、もっと旅行すべきだった。それも、出来れば、東南アジア中心に、個人旅行をすべきだった。安いゲストハウスめいた宿泊先の方が、得るものが多いし、面白い(タイのチェンマイに朝食付き1泊1000円足らずのゲストハウスに住んでいた時、その3分の1の料金で住んでいた日本の男性の若者もいたけど・・・←兎に角、物価が安い!)。そこにいる人との出会いで、得るものが多い。
 昨年、(家内と一緒に)トルコのイスタンブールに行って、そこだけで15泊した。とても有意義だった。
 イスタンブールでは、トルコ語の先生の家にも、訪問出来たし(かって、大分県のAPUの学生、クシャダス出身のトルコ女性)。
 今年は、フランスのパリに滞在するつもりだ。片言のフランス語を話しながら・・・。
 今からのグローバルな時代であればこそ、若い時に、外から日本を眺めてみる経験、大切です。言葉も、体当たりで覚えた方がいい。
 20歳では、20歳の感性で楽しめる。40歳では、40歳の感性で楽しめる。60歳だと、もう、60歳の感性でしか楽しめない。基礎は、若い時に培っておくべきだと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=r2Ys0O5fFm4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=q11DoV8EMRo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=vKc0QtBg0_c&feature=related

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