日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

時間厳守雑感・・・

2018-07-11 06:24:18 | Weblog
 決められた時刻にギリギリに来る人、5分前には、来ている人、ちょっと遅れて来る人、大きく、その3種類に分かれるかと思います。
 遅れて来る人が多いと、会合が遅れて始まることも多いかと思います。それが常態化すると、真面目に時刻通り来た人が来なくなることもあるかと思います。
 決められた時間よりもちょっと前に来ようと思えば、その人の心掛けで、出来ると思うのですが・・・遅れる人は、8:30と言えば、ちょっと遅れ、13:00と言えば、やっぱりちょっと遅れて来る傾向にあるかと思います。
 待っている人のことを考えて、ちょっとだけゆとりを持って来た方がいいと思います。
 ギリギリに来る人も、時に、その通りにいかないこともあるので、やはり、少しゆとりを持って来た方がいいと思います。
 あまり時間に神経質になるのも、ストレスになるので、自然体でそう出来る様になるといいですね。
 アフリカのザンビアに直に行った人の話だと、バスが満杯にならないと、出発しないとのことで、気長に満杯になるのを待っているとのこと。
 アフリカのガーナに直に行った人の話だと、初め、何も知らなくて、大学に時間通りに行ったら、教室に誰もいなかったとのこと。遅れて、皆が来たとのこと。そこでは、時計は、アクセサリーで、太陽が上がったら起き、太陽が沈んだら寝るとのこと。(←いいですね!)
 イランに直に行った人の話だと、イランは、乗り物が早く来るとのこと。それも、1時間も前に来たことがあったとか。
 タイのチェンマイで経験したことですが、そこにある大きなデパートが開店するのに、待っている人が多いと、決められた時刻よりも早くオープンしていましたね。
 日本は、時間厳守な事例が多いですね。電車に乗ると、ちょっと遅れても、お詫びの言葉があります。それも、5分以上も遅れると、何度も。タクシー予約すると、大概、時間よりもちょっと前に来ますね。宅急便に至っては、時刻まで、前もって予約が出来ますね。これが普通だと思い込んでいると、海外では、日本人、イライラする人もいるのでは・・・?! 

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21世紀は、B型の時代・・・?!

2018-07-09 06:40:42 | Weblog
 20世紀は、A型の時代であったが、今からの21世紀は、B型の時代になると言う人がいますが・・・?!
 B型は、アジアに多いのですが、日本人では、約2割いて、隣の韓国では、A型と同じぐらいあり、インドだと、一番多い型になっています。
 この21世紀は、世界の人口の約6割をアジアが占めていますが、更に今後のアジアの増加を考えると、アジアのB型人間が、世界を動かすと言っても過言でないかも知れません。
 一言で言えば、A型は、慎重で真面目って感じですが(悪く言えば、実行力が少し足りないかな?)、B型は、マイペースって感じでしょうか(悪く言えば、他の人の意見を無視する傾向にある?)?!
 大阪都構想の橋本徹元市長も、メジャーで活躍してきたイチローも、B型、アインシュタイン、エジソン、ビルゲイツ、イエス・キリスト、ロックフェラーもB型。
 東大生にB型が多く、日本の社長(経営者)で多いのも、B型。
 政治家では、何と、今の首相である安倍晋三氏は、B型。
 日本列島改造論の田中角栄氏、バブル絶頂期の竹下登氏も、B型、更に戻って、坂本龍馬も西郷隆盛も、更に、戦国時代に戻って、天下統一した織田信長、又、伊達政宗も、B型!!
 アメリカは、O型社会なのに、アメリカの初代大統領のジョージ・ワシントンは、B型。中国の習近平主席や韓国の朴槿恵前大統領や文在寅大統領もB型。
 スポーツ選手では、現在メジャーで二刀流で活躍している大谷翔平選手も、かって活躍した長嶋茂雄氏、金田正一氏、野村克也氏、張本勲氏、掛布雅之氏、古田敦也氏、清原和博氏、野茂英雄氏も、B型です。
 オリンピックのアイススケートで連続金を取った羽生結弦もB型、浅田真央も、宇野昌磨も、B型です。
 ところで、血液型と性格を結びつけて楽しんでいるのは、日本人だけって感じですが・・・外国の人、それには、関心無い様で、海外に行ってそれを言うと、「変な外人」と言われますよ。
 ところで、私(、私の兄二人も、私の父も)、B型です。マイペースで周りに迷惑を掛けながら、悔い無き人生を邁進中です。申し訳ありません。

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黒ちゃんがネロちゃんになった・・・?!

2018-07-08 07:35:56 | Weblog
 7月7日(土)の七夕の日、南延岡駅に行くと、前の週と同じく、日豊本線は不通で、又、佐伯に帰れず、孫に会えず、家内と一緒に、駅からアパートまで、トボトボと歩いて帰りました。来週こそは、梅雨も明けて、大丈夫でしょう・・・。
 で、夕方、いつも利用しているイタリアレストラン「〇ッ〇ロ」に行きました。そこでの夕食を終えて帰る時、雨が降る中、店の人が、黒い子猫を抱いて、見せてくれました。
 で、話を聞くと、いつもマスコット看板って感じになっていた店の真っ黒の猫の「黒ちゃん」、野良猫と喧嘩して、傷を負って、亡くなったとのこと。エッって感じで、残念無念!!
 その黒ちゃんが亡くなって、不思議なことに、ちょうど49日目に、職員が、道端で、偶然に、子猫を見つけたとのこと。
 周りの人に尋ねるも、誰も、その猫のことを知らず、野良猫だろうとのこと・・・。
 亡くなった黒ちゃん、以前、夕方に、店の前の椅子に時々横になっていて、寄っても逃げず、大人しく、気品のある感じの猫で、それを見るのも楽しみで、その店を利用していました。
 勝手にこちらで名前を黒ちゃんと言っていたら、店の人から、名前が黒ちゃんと聞いて、びっくりして、益々、親しみが沸いて、写真を撮ろう撮ろうと狙っていましたが、なかなか、チャンスがない状態できていました。会えない時、元気かどうか、よく、店の人に尋ねていました。
 それが、近頃、見ないなあと思っていて・・・今日(7月7日)、雨が土砂降り状態で帰る時に、黒ちゃんと生まれ変わりのその真っ黒い子猫を店の人がわざわざ見せてくれたのです。
 イタリア語で、黒をネロと言うので、ネロと名付けていました。
 今からの成長を見れるかと思うと、とても楽しみです。
 毎朝、病院に行く途中で、鎖につながれた犬を見ます。この犬、お歳で、よく横になっていて、その状態で、吠えることもありますが、それなりに可愛いです。
 犬や猫だけでなく、病院の往復で、同じ顔なじみの人にしばしば出会います。向こうも、こちらの顔を覚えたみたいで、お互いに、いつも、挨拶を交わしています。
 もう、こちらに来て、1年と3ヶ月ほど経ち、ここでの生活にも、すっかり慣れました。

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本人でないと分からないことも・・・

2018-07-07 07:41:09 | Weblog
 世の中、当の本人でないと分からないこと、あるみたいで・・・。

その1、美人っていいなあと端からは、思われる傾向にありますが・・・?!
 しかし、当の本人、それで悩んでいるケースもあります。つまり、美人だと、冷たく顔付きが見えるらしく、更には、あまり笑顔がないと、尚更、冷たく見えるらしい。実際に話して、誤解していることに気が付くケースが多いらしい。
 美人は、3日で飽きるけど、〇スは、3日で慣れると言う言い方がありますが、男性も、いきなり美人に声を掛けることを(今の草食系の男性では特に)避けて、本命でないその子の周りの友達に話し掛けることがありますね・・・?!

その2、高学歴だと、いいなあと思われていますが・・・?!
 実際に、東大(卒)の人だと、それで悩んでいるケースも多いみたいです。東大出ても、それで有利になることが世の中あまり多くないと言うことに、次第に、気が付いてきます。それと同時に、周りからは、「東大なのに、なんで出来ないの・・・」何て言われて、傷つくことも多くなります。街を友達と歩いていて、外人がいて、話し掛けられて、困って、英会話頼まれて、上手く出来ないと、何で出来ないの何て言われたして・・・。そんなことを何度か経験すると、あえて、学歴を言わなくなる傾向になるとか・・・?!

その3、医師だと、お金持ちと世間では思われているみたいですが・・・?!
 研修医が、ストレス解消に、お金ないのに、無理して、月賦で、ちょっといい新車を買うと、周りから、「医者って、お金持ちなんだなあ・・・」何て、言われます。毎日の生活に金銭的にあまりゆとりがないのに、会食後、研修医が、割り勘でと言うと、ケチって思われたりして(同じ医師でも、大学院生だと、もっと大変で、バイトしないと生活出来ない感じで)・・・?!

その4、お金持ちって、いいなあと思われているみたいですが・・・?!
 実際に、お金持ちとゆっくりと個人的に会食したことがありますが、話の大部分が、お金の事ばかりでした。家と土地を相続していると、それの維持が大変で、深刻に悩んでしました。最後に、「女房がいなくなったら、大変なんよ。もう、子どもの事は、(今まで深刻に悩んできたけど)あまり考えないことにしている・・・」と言われていましたが・・・。(日本の法律では、3代で、巨額の財産が消えますね。よほど上手に取り組んでいないと・・・?!)

その5、多くの社長さんが、後継者で悩んでいる様ですが・・・?!
 建築会社の社長さんと二人だけで、会食したことがありますが、社長さんの悩みは、後継者問題でした。
 「どうして、二代目は、駄目なんかなあ。自分の所だけでなく、他を見ても、そんな感じ。息子は、人はいいけど、仕事が取れん。」と。(子育ては、仕事以上に、難しいですね?!)

その6、病院の奥さんが言われていました。
 この奥さん、(私が開業していた時に)私の自宅に来たこともありましたが・・・。
 「もう、私所は、老人施設も併設して、職員が多くなって、大変です。忙しくて、暇がありません。先生の奥さん、(閉院して)羨ましいです。」と。(←そうなんです、開業すると、開業医の奥さん、先生以上に、いろんなことで、大変で、この大変さは、一般の人には、理解出来ないと思います。)


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続・海外ロングステイで知ったこと・・・

2018-07-06 06:47:32 | Weblog
その1、独りで韓国(釜山)に行った時、お腹が空いていて、片言のハングルで、ホテルの近くのこじんまりとしたレストランで、夜の8時過ぎに、食事を摂りました。で、キムチなど、美味しそうな漬物が数種類出て来て、その一皿を食べ上げると、又、持ってきてくれて、それも食べると、又、持ってきてくれて、驚きましたね。漬物類は、日本の水と同じ感覚で、無料なんですね。

その2、トルコだと、パンは、どんどん無料で出てきます。それに、パンが美味しいですね。日本のお茶が無料で出てくる感じですね。フランスのパン、必ず、休みでもどこかの店が開いていて、休日でも買えます。それに、長いのが1ユーロで買えましたが、ホント、安くて美味しかったですね。

その3、日本では、水とおしぼりは、無料ですね。海外では、水は、しっかりとお金取られる所が殆どですね。特に、東南アジアでは、しばしばレモンも少し付いて。おしぼり何て、日本以外、どこにもないです!

その4、日本では、お客さんは神様ですって感じですね。ところが、海外の多くは、お客さんとそこの職員さん、全く対等って感じです。日本人にとっては、冷たい職員って感じに思います。聞けば、そんな職員さん、職場をしばしば変えているみたいですが。日本では、数10年以上続く店が多いのに、海外では、そんな店、少ない様です。

その5、チップを上げると、海外の人、とても喜びます。もらわなくていいですと言うケース、まず、ないです。日本では、まず、受け取りません。強引に言って、受け取ってもらうって感じですが。

その6、日本人は、断る時、笑顔で断る人が多いかと思いますが、それは、海外では、通じません。断る時は、冷たい目をして、怒った顔をして、ビシッと断るべきです。

その7、海外では、物を売る人が寄って来ます。無視するべきです。目を合わせないことですね。サッサとその場から遠ざかることです。お土産を買う時は、現地の人が行くスーパーやデパートがいいと思います。沢山の中から選べるし、安いから。(私は、インドネシアでもタイでも、現地の人が利用しているスーパーで、買い物していました。)

その8、海外では、外出する時、鍵を掛けていなければ、物がなくなることが多いと思っていた方がいいですね。ちょっと外出する時でも、鍵を掛けるべきです。大切な物は、それなりに保管しおくべきです。海外で、ちょっと別の所に宿泊するのに、周りの人にそれを告げて行って、帰って見ると、ゴッソリなくなっていた話、よく聞きました。

*写真は、釜山で撮ったものです。3週間近く、大学と専門語学学校に通って、ハングルを勉強しました。




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子どもは大人の縮図・・・

2018-07-05 06:55:14 | Weblog
 子どもは大人の縮図だと思っています。
 大人の価値観が、そのまま、多くの子どもに行くと思っています。
 小さい子にとっては、母親は、正に神様みたいな存在です。そんな母親の姿を、小さい時から、お腹にいる時からも、それなりに見ている(正確には、お腹の中では、聴いている)と思います。「子どもが親を見る目は、冷蔵庫の氷よりも冷たい!」って言葉もありますよ。
 親子だから分かっていると親が思っていても、そんなことは、私の経験からは、ないと思っています。親の気持ちを悟って、子どもが遠慮してることもあります。親に喜んでもらおうと思っている子どもは、多いと思います。
 東南アジアでは、家族の為にって感じで、出稼ぎに出ているケースが多いですね。東南アジアでは、日本で3万円を母国に送れば、大家族が暮らせるケース、多いですから。実際に、インドネシアの人に尋ねたことがあります。それも、独りでなく、何人にも。皆、同じ感じで言われました。
 「日本に行く費用を、親戚皆が出してくれた。別に、後で、返さなくてもいいんだけど。」と。食事も、お裾分け何て、日常茶飯事って感じで。そう言えば、昔の日本も、そうだったみたいですが・・・。戦後、生活は確かに良くなってはいるけど、何かを失った感じがしています。
 アメリカのトランプさん、自分の国さえ良ければいいって感じで、強さを武器に、行動していますが、経済大国の日本もそれに付随するとなると、世界にとって、あまり良くないんじゃないでしょうか・・・。日本は、おかしいところはおかしいと言い、広い立場で、日本なりに行動することが大切だと思うのですが・・・。
 もうすぐ来る楽しい夏休み、しかし、日本では、受験で一生懸命って子もいますが・・・この長い夏休みにしか出来ないことを小さい時から経験することの方がいいと思っていますが・・・。
 新婚旅行で、1ヶ月も休める会社、まず、ないですね。海外では、1年間のハネムーン旅行をしているケースもあるとか。少なくとも、ヨーロッパの人は、夏は、1ヶ月ほど休んでいるケース、何度も目にしています(ロシアは、政府の方が、強制的に、休ませる?!)・・・働き過ぎの日本の大人も、時々、長く休むといいですね。


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子どもの教育雑感・・・

2018-07-04 06:52:04 | Weblog
 子どもの瞳孔は、とても大きく見えます。医学的に言えば、交感神経が優位になると、瞳孔が開きます。すると、目が輝いて見えます。それに、小さな子どもでは、副鼻腔炎がまだあまり発達していないので、目の位置が顔の真ん中近くに来ていて、とても可愛く見えます。
 そんな子どもは、新しい世界に対して、好奇心の塊で、やる気満々です。この「好奇心」と「やる気」が、最も子どもらしい特徴だと思います。
 男の子だと、ちょっかいを出したくなります。女の子だと、ちょっかいを出さなくても、興味津々って感じになります。そんな子が正常だと思います。
 ところが、多くの親は、人様に迷惑を掛けない様にと、「ダメ、そんなことをしたら・・・」って感じで叱ることが多いかと思います。他人が喜ぶので、それをする様にと、積極的に物事を勧める親は、日本の場合、あまりない様に思います。
 そもそも、教育には、家庭教育、学校教育、社会教育と大きく、3つあるかと思います。学校教育は、主として、知識を教える所だと思います。人間力を教える上で最も大切な所は、家庭教育だと思います。で、家庭で基礎的な人間力を培って、学校での知識を利用して、それを実践で応用する力が出来る様にするのが、社会教育だと思います。(←いろんな考え方あるでしょうが・・・)
 今の日本の教育、実際には、どうなっているでしょうか?
 昔の大家族と違って、核家族では、思いやりの精神や人とのコミュニケーション力、頑張る力、我慢する力などを子どもに教えるのに、夫婦二人だけでは、難しいですね。周りのアドバイスや協力があった方がいいですね。
 知識を教えるのに、昔は、塾などに通う人は限られていたので、親が教えることが多かったと思われますが、今は、直ぐに、塾ですね。その塾も、受験に受かる様な感じの塾が多いのではないでしょうか・・・。学校の勉強以外に、別に受験勉強をしないと受験に受からない何て、おかしいと思いませんか?車の免許みたいに、ある程度出来れば、全て合格として、入学後、ついて行けない場合は、落第するシステム、何故、日本では、取れないのでしょうか?
 社会教育の力、落ちていますね。昔は、悪いことをしていると、多くのおじさん達が注意していました。そんな人、今は、少なくなりました。自分の子どもだけ良ければいいでは、本当のいい教育は、出来ないと思います。競争でなく、共生(調和)を重んじる教育が必要だと思います。又、子どもは親のものではなく、社会のもので、社会皆で育てると言う考え方がまともだと、私自身は思っています。

*写真は、好奇心の塊で、やる気満々の私の孫です。(10歳までにどれだけ真剣に遊んだかで、その後の応用する力が決まると言う専門家もいますが・・・)
 もう一枚の写真は、北海道の札幌で、クラーク博士の胸像と一緒に撮った私です。(まだ、少し、好奇心とやる気があるかな?)



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40年以上前の事ですが・・・

2018-07-03 06:45:41 | Weblog
 卒後、直ぐに、(1976年、昭和51年6月1日から、今から42年前のことですが)宮崎県立宮崎病院小児科に勤務しました。研修医の給料は、月10万円で、それを、事務側で、1年目は8万円(税込み)、2年目は、12万円(税込み)としていました。
 確定申告をする時、年間の収入が100万にも満たなかったので、担当の人が驚いていました。そんな中で、その年の4月18日に結婚した私たち夫婦は、家内の持参金の100万円を少しずつ削って、ささやかな生活を続けました。
 兎に角、県病院の小児科は、メチャクチャ忙しい病院で、殆ど毎日、夕方から小児の急患があり、入院もしばしばありました。と言うのは、周辺の医療機関で、小児の救急や入院を積極的にしている所がなかったからです。時間外に、部下が判断に困って電話すると、部長は、アルコールが入っていても、直ぐに飛んで来てくれていました。とても有難かったです。
 1カ月を過ぎると、救急の当番医をし(初めは、しばしば、上司を呼んでいましたが)、3カ月過ぎると、一般入院以外に、新生児・未熟児を受け持っていました。新生児・未熟児は、重症度に関係ない感じで、5人で、順番に受け持っていました。
 朝は、部長が8時から診察を始めるので、それまでに、病棟を終える様に、新婚の私でしたが、早くから小児科病棟に来ていました。又、帰る前も、病棟に足を運び、急性疾患では、しばしば、病棟に行って、経過を見ていました。
 そんな頑張りに、給料日、部長が、研修医の私とS君に、月給袋をから、1万円ずつ、くれていました。又、月1回、病院の近くの角店で、おでんを部長からごちそうになりながら、いろんな話をお互いにしていました。
 今思えば、この角店トークが、真の(腹を割っての)教育だったと思っています。アルコールが入っていたので、お互い、言いたいことを言っていましたし、部長も、快く研修医の意見を聴いてくれていました。
 就職した時に、小児科部長(副院長)から初めに言われた言葉、今でも、しっかりと覚えています・・・→「小児科医に休みはない。小児科医は、お金儲けは出来ない。お金儲けをしたいのなら、早めに別の科に進みなさい。小児は、急変するから、朝来たら気になる患者は直ぐ診て、昼も、気になれば、病棟に足を運び、夕方も診て、気になれば、帰る直前にも、もう1回、診に行きなさい。」と。
 部長の回診は、週3回ありました。その時、ほんのちょっとしか言わず、その一言が、実に大きな意味を持っていました。
 検査を沢山することを嫌い(部長自身が国保の審査をしていることもあり)、薬を沢山出すことを嫌い、自分の目を信じよと言われ、問診を大切にし、視診聴診触診打診の理学的診断をとても大切にしていました(打診と触診は、神業って言う人が多かったです!)。その精神は、今も、私の基本となっています。
 部長は、早朝に、よく、ピアノを弾いていました。部長に子どもはいなかったのですが、研修医は、しばしば家に招かれて、病棟の子ども達からは、回診のおじちゃんとして慕われていました。

*写真は、私の(1ヶ月を要して)作成した「小児科研修の手引き」で、その1~その40まであり、県病院で研修する研修医が、自分の様に困らない様にと思って、作成しました。作成当時、子どもがまだいなかったので、兄の子どもの写真を借りました(その子ども、今、東京で、産婦人科医として、開業して、活躍しています)。







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生き方雑感・・・

2018-07-02 06:55:00 | Weblog
 朝の3時過ぎ、勤務先の病院の前の通りを、殆ど毎日、光るタスキを掛けて、ゴミ拾いをしている高齢者の男性がいます。誰もいない様な時に、誰にも気付かれない様な感じで、黙々とそれをしています。それも、かなり前から。
 この人は夜だけですが、天草でも、早朝や夕方に、ゴミ拾いをしている人をよく見かけました。人知れず、黙々とそれをしている姿には、こちらも頭が下がります。(私たちは、天草で、よく、夕方に散歩していました。)
 病院でボランティア活動をしている人もいます。かって、東大の付属病院に行った時、ボランティアの人から、小児科病棟まで引率してもらいました。上天草総合病院でも、ボランティアの人がいて、活躍していました。
 ガン患者さんの外来で、がん患者さん自身が、ボランティア活動をしているケースも、知っています。
 ボランティア活動をしている人、多くのケースで、目が輝いて、笑顔があり、元気ですね。
 そうなんです、人間って、他人の為に頑張ると、免疫力が上がるのです。人間って、他人の為に役に立たなくなると、元気がなくなるのです。
 動物は、繁殖能力が無くなると、その多くは、死んでしまいます。魚も同じで、鮭など、産卵すると、死んでしまいますね。
 女性は、歳を取っても、家事や孫の世話などで、することがありますが、男性の場合は、特に、企業戦士で、地域のことや家庭のことは何もしてこなかった男性の場合は、仕事がなくなると、別人って感じになって、ガクッときていることが多いですね。統計上は、老後の生活が経済的に安定している感じの国家公務員が、一番認知症が多いそうですが・・・?!
 退職する前から、退職後どうするのか、計画を立てて、現役の時から、それなりの準備をしておくことが大切ではないでしょうか。会社は、何もしてくれませんから。退職後、いきなり地域デビューなど、出来ませんから。
 スマホで全世界がつながっている21世紀です。スマホで、いろんな情報が直ぐに入ります。上手く情報を得て、それを上手に生かして、その人なりに社会貢献出来るといいですね。

*写真は、天草市にあるアレグリアホテルです。





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今からでも・・・

2018-07-01 07:49:57 | Weblog
 残された人生で、やろうと思えば、出来るもの、まだまだ多いと思っています。
 出来ない人は、次の3つで言い訳する傾向にあるかと思います。
1、忙しいから
2、頭悪いから
3、歳だから
 1に関しては・・・→忙しいのは、皆、同じですね。することは、探せば、沢山あります。人それぞれ、その内容は違いますが・・・。モノを頼む時、忙しい人に頼めって先人の言葉があります。忙しい人は、暇がないので、直ぐにする傾向にあるのです。しない人は、いつまで経ってもしない傾向にあります。片付けると言って、永いこと片付けてない人、周りにいませんか?
 2に関して・・・頭悪いなんて、そんなこと、誰が正確に分かるのでしょうか。親や教師からそんなレッテルを張られたことがあるとしたら、ホント、おかしいですよね。で、多くの人が(ある節だと、9割以上が)、親からせっかく頂いた頭(特殊な潜在能力)を使わずに一生を終わるとのことですが?!
 3に関しては・・・→そんな人が若い時、どうでしたでしょうか?する人は、今しているし、今からは、今が一番若い訳ですから。人生、90歳の時代ですから?!
 1万時間を費やせば、その道のプロになれているとよく言われていますね。1日に3時間だと、10年間でそれに達します。1日に6時間だと、5年間ですね。仕事として、残業も入れて、1日9時間もしていると、3年間で一人前になります。
 よく言われることですが、初めの1年間は、未熟なので、教わって行動し、次の1年間は、何とか、独りで(時々アドバイスをもらいながら)出来る様になり、3年目となると、新入社員に教えるまでになれるケースが多いかと思います。と言うことは、1~2年で辞めるとなると、本人にとっても、会社にとっても、未消化で、空回りって感じになりますね。「石の上にも3年」とは、よく言った言葉ですね。
 で、問題は、何をしたいか、何に生き甲斐を感じるかですね。生き甲斐を感じれば、力も出ますね。成果が上がれば、達成感を味わえば、もっともっと頑張りたくなりますね。

*写真は、イスタンブール→アブダビ→ローマです。

https://www.youtube.com/watch?v=vVcRGXzZfu8 
http://d.hatena.ne.jp/masatahara/20171125/1511611863




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