ソーラーカーのタイヤはミシュランとダンロップが主流ですが、日本国内ではミシュランは入手困難で国内チームは大部分がダンロップを履いています。逆に海外チームはダンロップが入手しづらく、当初は普段のレースで使っているミチュランを使っていたのですが、スズカサーキットの舗装表面とコースのハードさから、ミチュランの耐久性が適していない事から、ダンロップに替えています。なにしろミシュランでは車検のブレーキテストをしただけで表面のゴムの部分が無くなり下地の白い部分が露出してしまうくらいに鈴鹿の舗装がハードなのです。
暑かった夏も終盤になりましたが、ソーラーカーの季節も終盤んなのでしょうか?南半球のオーストラリアはまだまだ冬の寒さが残っておりますが、昨日電子メールで今回の鈴鹿のレースで破損したキャノピーを再製作にかかるとのこと。どうやらいろいろと準備があり、オフシーズンも忙しいのがチームのようです。オーロラーチームはもう一つ、新しい車を製作中です。この新車は車体重量を相当軽減するのに成功しているようです。来年の鈴鹿の出場が決まればおそらくこの新車で挑戦してくると思います。