3/12 (土)
LA旅行の目的のひとつが、娘の連れ合いのご両親の金婚式に出席することでした。
東北地震の影響で、丸一日成田空港で過ごした後、ようやく飛行機のチケットを手に入れてLAにやってきました。
被災地では不自由な避難生活を強いられたり、いまだ行方不明の方々が多数いらっしゃる中、パーティーのブログをアップするのは不謹慎かなと悩みつつ・・・
一方では、娘が嫁いだ先の祝い事なので、記録として残しておこうかなとも思いアップしました。
お祝いの品を友人に相談したところ、地元埼玉の美味しい地酒を教えていただきました。
こちらの皆さんはたぶん日本酒は飲んだことがないと思うけど、逆にいいかもしれないね~
蓮田市にある造り酒屋で一番美味しいと、友人のご主人がお勧めの大吟醸「ひこ孫」にしてみました。
一升瓶のサイズで運べるのかどうかを、ANAに確認したところ、梱包をしっかりしてスーツケースに入れれば問題ないとのことでした。
こちらに来てから、日本風に風呂敷包みにしてみました。
レックスもタキシードに着替えてスタンバイです。ご両親がお住まいのパロスバルデスに会場があります。丘の上の眺めのよい所でした。
久しぶりに会う、レックスのいとこのカリーナ、すっかり大人びてきましたが、小学5年生です。
テーブルウエアーも整えられて、大人の雰囲気でとってもシックでした。窓の外はサッカー場になっています。
夕方6時からパーティーは始まりますが、時間前のひと時をサッカーに興じている男性陣です。その中にいとこ同士のエリックとレックスもいました。
タキシード姿もなんのその、嬉々としてボールを追いかけ芝生の上を駆け廻ります。 そろそろ始まりますよ~
こちらのパーティーはまずバーで始まります。ワインやビールで乾杯! 旧交を温めながら、または初対面の挨拶を交わします。
ここでも多くの皆さんから、地震に対するお悔やみの言葉を沢山いただきました。
主役のシニアご夫妻が70代後半なので、参加者の友人の皆さんは高齢の方が多く、総勢40人位でしょうか、皆さん若々しくてとてもお洒落でした。
しばらく歓談をしてから、パーティー会場に移ります。 ノルウェーの伝統的なお菓子、サイズの違う丸いわっかのクッキーを積み上げています。
前日に手作りしたそうですよ。ノルウェーでは国旗を飾るのが好きなようですね。出席者の7割がノルウェー出身ですから、きっと懐かしいお菓子なのでしょう。
フルーツタルト(ピンボケですが)とアーモンドバーの2品は娘の手作りです。どちらも2皿焼き上げました。
サンフランシスコに住む、義理のお姉さんの家族と再会を喜び合っていました。
義姉の司会で始まったパーティー、参加者のメッセージが述べられると、絶妙のタイミングでレックスが拍手します。ここでも人気者でした。
料理はスカンジナビア料理でした。シーフードと野菜がたっぷりなヘルシーなお料理です。
赤ワインの手前の、小ぶりなグラスは冷酒(大吟醸)です。私は日本酒の味は分からないのですが、フルーティーなすっきりしたのど越しでした。
日本では「乾杯」、ノルウェーでは「スコ~」、アメリカでは「チアーズ」と乾杯好きで何回も繰り返します。そして皆さんアルコールに強い方々です。
親族一同が集まり記念撮影です。ノルウェーから参加の2名、日本から2名を含めて総勢13名でした。
そして生演奏にあわせて、ダンスが始まりました。 主役の金婚式を迎えたお二人です。
1960年代のまだ若かったころの懐かしい曲が流れると、全員が思い思いのステップをリズムに合わせて踊ります。
ダンスは40年位していないのに、曲が流れると自然に体が動くのが不思議です。
手作り感がいっぱいの素敵なパーティーで、名残は尽きませんが、まだ小さいレックスが一緒なので、途中でお先に失礼をいたしました。
シニアご夫妻、お招き戴きありがとうございました。
いつまでもお元気で長生きしてくださいね。 心から「乾杯!、スコ!~、そしてチアーズ!」