梅雨明けが早かったせいで、猛暑が続きました。
その後幾らか涼しさを取り戻しましたが、これからまだ9月中旬まで長~い夏になりそうです。
夏の花としては涼やかな花、黒ほおずきが咲き出しました。
何年か前にいただいた時は、小さな鉢植えでした。
一年草ですが、そのまま鉢にこぼれた種が毎年花を咲かせています。
今年はその種が花壇に勝手にこぼれたらしく、地植えで大きく成長して気が付きました。
地植えの花は、鉢植えより花が遅く今盛りに咲いています。
こぼれた場所が半日陰だからかもしれません。
朝日が当たる前は花が閉じていて、日が当たると開花、夕方また花を閉じます。
全体の草丈をメジャーで計ったら1m以上ありました。
こんなに大きく成長する植物だと、知らなかったのでびっくりしました。
花が咲く前の蕾の形も丸っこくて可愛い~
花が咲き終わるとほおずきに似た種が出来ます。
薄茶色の可愛い種で、少し黒みがかっています。
この種の形から「黒ほおずき」と名前が付いたようです。 黒くはならないけれど・・・
この種はドライフラワーとしても可愛いですし、中身を蒔くと来年また花を咲かせます。
実はツボサンゴの鉢の中にも種がこぼれて、ここが居心地が良かったらしく、一時可愛く咲いていました。
別名シューフライといい、ハエが嫌う成分が葉にあるようです。
葉には細かい黒い斑点が沢山あります。
蟻がチョロチョロしていますから、ハエだけが嫌う植物のようです。
花に近寄ってクンクン匂いを嗅いでも無臭です。
なぜハエが嫌うのか分からないけど、涼やかな優しい花で私は好きです・・・