雨がひと月以上も降らないで、カラカラ状態の乾燥注意報が出ていますね。
手足なども乾燥して、お手入れが大変かと思います。
私は手足などのお手入れには、ビワの葉酒を使っています。
「ビワの木は医者いらず」と昔から言われていますね。
でも「庭にはビワを植えるな」というのも、聞いたことがあるかもしれません。
昔は庭にビワの木を植えていると、ビワの木を求めて病人が集まって来るからという説があるようです。
10年ほど前に、友人からビワの葉酒はお肌にいいと聞いてから、漬け込んでいます。
この寒い寒の時期が、漬け込むのにいいと聞いています。
若葉でなく、ごわごわとした古い葉の方が、より効能があるようです。
さらにビワの種の方が、より効能があるようですけど、種を沢山漬け込むほど量が手に入らないので、手に入りやすい葉がよいと思います。
1.梅酒等を漬ける広口ガラス瓶を用意します。
2.ビワの葉を綺麗に洗い、水気をきるためにざる等に広げ乾かします。
3.葉が乾いたら、ざくざくと鋏で切り、広口瓶に入れ焼酎を注ぎいれる。 (約3ヶ月このまま保存)
4.3か月ほど経つと、麦茶のような褐色になったら出来上がり、葉を取り出し完成です。
私は35度のホワイトリカーに漬け込みました。
日付を見ると、2007年の12月9日になっています。
この時は漬け込みが2回目でした。1回目(更に5・6年前)のが無くなりかけていたころ漬けています。
しかもうちの庭にビワの木はなく、お隣でビワの木を剪定した時に、チャンスと思って切り落とした大きな枝をいただきました。
ですから、ホワイトリカーは1本で足りなくて、もう1本買いに走り漬けました。
1.8Lを2本漬けたのでまだ半分ほど残っています。
ビワの葉にはアミグダリンというビタミンB17が沢山含まれていて、がん治療にも効果があるようです。
薄めて飲んでももちろん良いのです。 けど、私は手足のお肌用にしています。
使うときは、500mlのペットボトルに移しておきます。
そして更に、ローションなどの空き瓶に移して、使い易くしています。
ごく小さいのは、携帯用にしています。
これだけでもちろんいいのですが・・・
実はこのビワ酒はさっぱりしすぎて、なんか物足りなくて~
そこでかさかさしたかゆい肌に効く、尿素とグリセリンをプラスしています。
ちょうどその頃TVの情報で、皮膚科の先生が「子供のアトピー皮膚炎には、水道水に尿素とグリセリンを混ぜただけのシンプルな尿素水が良い」と言っていたことにヒントを得ました。
その時のメモが残っています。
水道水 200ml 尿素 50g グリセリン 小さじ1
(尿素とグリセリンは薬局、ドラッグストアにあります。)
参考にしましたけど、この分量よりは、少なめに尿素とグリセリンを入れています。
グリセリンは入れすぎるとべたつくので、小さじ1位にしています。
尿素とグリセリンはペットボトルにビワ酒を移してから、混ぜ込みよく振って完成です。
これでしっとりと私の肌には、とっても合っています。
もうこれをかれこれ10年位使っています。
寒い乾燥する時期に、お肌がかゆくなる腰回り、足のすね、ひび割れるかかとなどは念入りに、夜の風呂上りと朝着替える前に必ず保湿しています。
たっぷり使えるのがいいですよ。
かかとのがさつきも、入浴時に軽石で角質を落としてから、このビワ酒をたっぷり擦り込みます。
今シーズンは、履くだけでかかとがつるつるになる靴下を、あえて履かずにこのビワ酒だけで試していますが、今のところ大丈夫です。
寝る前には、市販のハンドクリームも使いますが、日中はほとんどこれだけですんでいます。
焼酎なので手にたっぷり塗って、料理をしても気になりません。
とうとう4・5年ほど前に、グットタイミングで苗をいただいたので、庭にビワの木を植えてしまいました。
それがかなり成長してきました。まだ実はなりませんが、葉が目的で育てています。
ビワの実は美味しいから、実がなればそれはなおのこと嬉しいですが・・・ 楽しみにしています。
今晩から明日にかけて、関東地方にも待望の雨が降るようですね。
これで少し潤ってくれると嬉しいです。