官公庁にとって年末年始の休みが明けた正月四日は御用始めであります。
日本では士農工商の封建社会の時代から今日まで、官尊民卑の風潮が脈々と続いており、政府や官吏を尊び、民間の人や物はそれに従うものとして軽く扱われてきました。
官は許認可権を持ち、税金徴収し、物の発注権を有しているからで、官が民から税を取り、それを元にして、民に物や金を分け与えてやると言う立場にあるからであります。
したがって、民間の人が官公庁へ年始の挨拶に行くことは恒例化しています。
何で民が官に挨拶に行くのか? お仕事を頂戴している立場ですから、お客様なのです。
官であれ民であれ、お客様は神様です。
至極当然のこととして年頭のご挨拶に伺うのです。
挨拶に回ってみると今年は例年に無く、各役所とも閑散としているように感じました。
平等社会になったから、民は官に挨拶に行かなくなったためでしょうか?
いや、今年は正月休みと週末に挟まれた金曜日であったため、民間の方は七日月曜日からの仕事始めのところが多いからのようです。
車も電車も、まだ空いていました。
☆ ☆ ☆ ☆
ワルポンにとっては贈り物を頂くことは非常にうれしいことです。お歳暮でも、お年賀の品でも、たとえ賀状一枚でも心がときめきますし、顔がほころびます。
年始の挨拶に回る時、「謹賀新年」の赤スタンプを上座に捺した名刺と、熨斗紙で巻いたタオルを持参します。
タオルは八割方のお役人から受け取りを拒否されます。上席から受け取らないように指導されているらしいのです。
事務所には、「中に入らないで下さい」の立て札があり、カウンターとカウンターの通路の入り口に、ご丁寧にロープまで張ってあるお役所もあったり、中には年頭の挨拶も名刺の受け取りも拒否されるお堅い方もおられます。
正月早々、なんという冷たさ・・・なんか少し変じゃありませんか?
人の道として、もう少し温かい人間らしい付き合い方はないものですかね!
☆ ☆ ☆ ☆
グローバルスタンダードを受け入れた日本は、強いものだけが勝ち残る自由競争社会となってしまい、平等な社会の破壊が進んでいるという。
人間らしさ、人情の深さ、やさしさ、心の通い合う温もりのあるふれあい・・・。
平成20年 子年でうるう年。
今年こそ良い年となりますように・・・
日本では士農工商の封建社会の時代から今日まで、官尊民卑の風潮が脈々と続いており、政府や官吏を尊び、民間の人や物はそれに従うものとして軽く扱われてきました。
官は許認可権を持ち、税金徴収し、物の発注権を有しているからで、官が民から税を取り、それを元にして、民に物や金を分け与えてやると言う立場にあるからであります。
したがって、民間の人が官公庁へ年始の挨拶に行くことは恒例化しています。
何で民が官に挨拶に行くのか? お仕事を頂戴している立場ですから、お客様なのです。
官であれ民であれ、お客様は神様です。
至極当然のこととして年頭のご挨拶に伺うのです。
挨拶に回ってみると今年は例年に無く、各役所とも閑散としているように感じました。
平等社会になったから、民は官に挨拶に行かなくなったためでしょうか?
いや、今年は正月休みと週末に挟まれた金曜日であったため、民間の方は七日月曜日からの仕事始めのところが多いからのようです。
車も電車も、まだ空いていました。
☆ ☆ ☆ ☆
ワルポンにとっては贈り物を頂くことは非常にうれしいことです。お歳暮でも、お年賀の品でも、たとえ賀状一枚でも心がときめきますし、顔がほころびます。
年始の挨拶に回る時、「謹賀新年」の赤スタンプを上座に捺した名刺と、熨斗紙で巻いたタオルを持参します。
タオルは八割方のお役人から受け取りを拒否されます。上席から受け取らないように指導されているらしいのです。
事務所には、「中に入らないで下さい」の立て札があり、カウンターとカウンターの通路の入り口に、ご丁寧にロープまで張ってあるお役所もあったり、中には年頭の挨拶も名刺の受け取りも拒否されるお堅い方もおられます。
正月早々、なんという冷たさ・・・なんか少し変じゃありませんか?
人の道として、もう少し温かい人間らしい付き合い方はないものですかね!
☆ ☆ ☆ ☆
グローバルスタンダードを受け入れた日本は、強いものだけが勝ち残る自由競争社会となってしまい、平等な社会の破壊が進んでいるという。
人間らしさ、人情の深さ、やさしさ、心の通い合う温もりのあるふれあい・・・。
平成20年 子年でうるう年。
今年こそ良い年となりますように・・・