昨年末にゴルフに行った時のことです。
この日はドライバーもフェアウェイキープを続け、久方ぶりのプレイの割にはまずまずのスコアで進んで来たのですが、午前中のハーフの7番ホールで、一打目のドライバーをコース右サイドのフェアウェイバンカーに入れてしまいました。
前方の土手も低く、距離も20ヤード以上はあり、開けておりましたので、5番アイアンをバッグからおもむろに抜き出し、170ヤード先の旗竿とグリーン右端の真ん中ぐらいを狙い、パンチショット気味に低い打ち出し角度で軽いドローボールを打って、グリーン手前の花道にボールを落としカップまでランさせて寄せようとイメージし、スタンスを固めました。
ボールを真ん中より少し右足寄りに置き、クラブヘッドを少しかぶせ、バックスイングからそのままヘッドをボールへぶつけるように、思いっきり打ち付けました。
ボールはイメージどおりの飛行線をたどり、グリーン方向に飛んでいったのですが、と、同時に、ボールの落下地点を確かめる前に、右肘に思わずクラブを投げ出すほどの激痛が走りました。
バンカーの砂が締め固まっていたので、ヘッドが抜け切れなかったために衝撃が肘に来たのでした。
以降はショットの度にボールとヘッドの衝撃が肘に響いたのです。
午後のハーフの終盤には、パターの柔らかな打ち方でも、その振動が肘に響いて異常な痛みが走りました。
若くて美人のやさしいキャディさんはコースの途中から、クラブハウスに無線で連絡を取り湿布薬を持ってきてもらって、貼ってくれました。
しかしながら、当然のことながらスコアになりませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆
年末年始の忘年会、賀詞交換会、新年会、あいさつ回りなどで、お医者さんに行けないまま。
顔を洗うのも大変です。手拭いを絞るのも、風呂に入るのも、トイレも大変です。ドアを開けるときノブを回すのも響きます。満員電車で肘を押されたら飛び上がります。車の運転も大変、肘がわき腹にふれると響きます。
ビールを注いだコップは持てるのですが、ビール瓶を右手で持ってのお酌は、肘に響いて出来ません。
この20日間、バンテリンをぬって、湿布薬を貼って冷やしたり、温湿布薬で暖めたり、サポーターをはめたり自分なりの治療に努めてきましたけれど、一向に良くなりません。かえって痛みが増してきたようです。その上、四六時中湿布薬を貼っているものですから、皮膚が黒ずんできてヒリヒリしだしました。
ついに、藁をも掴む思いで、整形外科の先生に行って来ました。症状と原因をお話しするとレントゲンを撮るという。
結果、「じっと安静にしているしかありません、重いものを持たないように、回復には時間がかかります、痛み止めの注射をしておきましょう、湿布薬2週間分出しておきますから、様子を見ましょう」
最後に「ゴルフでよくやるんですよ、ダフリは!」とのたまう。
「ダフッたんじゃない! 砂が固くてヘッドが抜けなかったんだ!」と言おうとしたが止めた。どうせ、「あっ、そうですか」とか云って、聞き流されるだけだ。
この日はドライバーもフェアウェイキープを続け、久方ぶりのプレイの割にはまずまずのスコアで進んで来たのですが、午前中のハーフの7番ホールで、一打目のドライバーをコース右サイドのフェアウェイバンカーに入れてしまいました。
前方の土手も低く、距離も20ヤード以上はあり、開けておりましたので、5番アイアンをバッグからおもむろに抜き出し、170ヤード先の旗竿とグリーン右端の真ん中ぐらいを狙い、パンチショット気味に低い打ち出し角度で軽いドローボールを打って、グリーン手前の花道にボールを落としカップまでランさせて寄せようとイメージし、スタンスを固めました。
ボールを真ん中より少し右足寄りに置き、クラブヘッドを少しかぶせ、バックスイングからそのままヘッドをボールへぶつけるように、思いっきり打ち付けました。
ボールはイメージどおりの飛行線をたどり、グリーン方向に飛んでいったのですが、と、同時に、ボールの落下地点を確かめる前に、右肘に思わずクラブを投げ出すほどの激痛が走りました。
バンカーの砂が締め固まっていたので、ヘッドが抜け切れなかったために衝撃が肘に来たのでした。
以降はショットの度にボールとヘッドの衝撃が肘に響いたのです。
午後のハーフの終盤には、パターの柔らかな打ち方でも、その振動が肘に響いて異常な痛みが走りました。
若くて美人のやさしいキャディさんはコースの途中から、クラブハウスに無線で連絡を取り湿布薬を持ってきてもらって、貼ってくれました。
しかしながら、当然のことながらスコアになりませんでした。
☆ ☆ ☆ ☆
年末年始の忘年会、賀詞交換会、新年会、あいさつ回りなどで、お医者さんに行けないまま。
顔を洗うのも大変です。手拭いを絞るのも、風呂に入るのも、トイレも大変です。ドアを開けるときノブを回すのも響きます。満員電車で肘を押されたら飛び上がります。車の運転も大変、肘がわき腹にふれると響きます。
ビールを注いだコップは持てるのですが、ビール瓶を右手で持ってのお酌は、肘に響いて出来ません。
この20日間、バンテリンをぬって、湿布薬を貼って冷やしたり、温湿布薬で暖めたり、サポーターをはめたり自分なりの治療に努めてきましたけれど、一向に良くなりません。かえって痛みが増してきたようです。その上、四六時中湿布薬を貼っているものですから、皮膚が黒ずんできてヒリヒリしだしました。
ついに、藁をも掴む思いで、整形外科の先生に行って来ました。症状と原因をお話しするとレントゲンを撮るという。
結果、「じっと安静にしているしかありません、重いものを持たないように、回復には時間がかかります、痛み止めの注射をしておきましょう、湿布薬2週間分出しておきますから、様子を見ましょう」
最後に「ゴルフでよくやるんですよ、ダフリは!」とのたまう。
「ダフッたんじゃない! 砂が固くてヘッドが抜けなかったんだ!」と言おうとしたが止めた。どうせ、「あっ、そうですか」とか云って、聞き流されるだけだ。