今日4月9日はフォークの日。
自分がフォークソングに興味を持ったのがこの曲、
吉田拓郎さんの『今日までそして明日から』
中学生1年生だったと思う。
深夜放送から流れてきて思わず聴き入ってしまった。
♪わたしは 今日まで 生きてみました
時にはだれかの 力をかりて
時にはだれかに しがみついて
わたしは 今日まで 生きてみました
そして 今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと
なんて素敵な詩なんだろう。
孤独ではない、周りの人たちがいるからこそ生きて行けれる。
この詩がとても気に入ってしまった。
そこからフォークソングの持つ「詩」の世界に興味をもってしまった。
自分にとってのフォークソング。
それは“生活”だと思う。
生きて行くこと、恋愛も失恋も日々の出来事もすべてが生活の一部。
還暦を過ぎた今、フォークソングは人生のバイブルだった。
♪わたしには わたしの生き方がある
それは おそらく 自分というものを
知るところから 始まるものでしょう
けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きて行く
明日からの そんなわたしです
これから先、どれだけ生きて行くのだろうか。
自分一人では生きては行けれない。
これからも多くの人たちに助けられて生きて行くだろう。
フォークソングは僕にとって、生活でもあり人生でもある。
『今日までそして明日から』吉田拓郎