四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

村下孝蔵 『春雨』

2022-03-26 14:43:36 | 音楽
予想通り朝の10時ごろから雨が降り出してきた。
傘を差しながら某所へ。

春の雨。
桜の木。
景色は水彩画の様だ。

ふとこの歌が浮かぶ。
村下孝蔵さんの『春雨』

♪心を編んだセーター 渡す事もできず 
 一人 部屋で 解く糸に想い出を辿りながら 
 あの人が好きだった 悲しい恋の歌 
 いつも一人聞いた 古いレコードに傷をつけた 
 くり返す声が 今もこだまのように 
 心の中で 廻り続ける 
 電話の度に サヨナラ 言ったのに 
 どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ 

 あの人を変えた都会 すべて憎みたいわ 
 灯り消して 壁にもたれ 木枯しは愛を枯らす 
 せめて もう少しだけ 知らずにいたかった 
 春の雨に 頬を濡らし 涙を隠したいから 
 遠く離れた事が いけなかったの 
 それとも 夢が 私を捨てたの 
 もう誰も 私 見ないでほしい 
 二度と会わないわ いつかこの街に帰って来ても 
 
 電話の度に サヨナラ 言ったのに 
 どうして最後は黙っていたの 悲しすぎるわ

男女の恋の別れ。
心に沁みる名曲。

村下孝蔵さんが書く詩はとても美しい。
シンガーソングライターというより
 “歌人” だと僕は思っている。

村下孝蔵 - 春雨
コメント
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