四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

加藤和彦 『僕のおもちゃ箱』

2022-03-20 15:32:57 | 音楽
今日の中日新聞サンデー版。
「初見健一 これなんだっけ?」

1980年代にあった、ちょっと不思議なお店「王様のアイデア」のことが掲載されている。
名古屋・名駅地下街にもあった。栄にもあったかな・・・。
あの頃、僕は暇つぶしによくこのお店に行っていた。
目的を持って何かを買うのではない。
見るだけのお客さん。

店内に置いてある商品がおもしろい。
実用性があるような無いようなそんな商品。
デザイン優先の商品。
遊び心があふれた商品。
店内はまるでおもちゃ箱のようだ。

いつのまにか消えてしまった「王様のアイデア」
新聞によるとweb上で復活したと書かれている。
「水飲み鳥」「ブーブークッション」「100万円貯まる貯金箱」・・・。
今では懐かしい商品が買うことができるという。
「水飲み鳥」
TVドラマ「スナック キズツキ」を観ていたら欲しくなった商品である。

ネットで買い物。
確かに便利になった。否定はしない。
でもね、
「王様のアイデア」は、あの店内でおもしろい物を発見するのがいい。
そして手に取って品定めをするのがおもしろいのである。
店全体が、お客さんにとっての『僕のおもちゃ箱』なんだから・・・。

加藤和彦大先生の『僕のおもちゃ箱』
リアルタイムでこの歌を聴いていない。
この歌を知ったのは10年ぐらい前。
たまたま手に入れた、ちょっとマニアックな曲が多いCDに収録されていて知った。

作詞は北山修さん。
加藤和彦大先生のソロ・デビューシングルで、
フォークルでできなかったことを試みた曲だという。

時代を先取りしていた二人。
この曲を聴いていると何か新しい試みの実験的な歌の様でもある。

加藤和彦/
僕のおもちゃ箱 (1969年)
コメント (2)
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