四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

甲斐バンド 『かりそめのスイング』

2021-12-23 11:29:07 | 音楽
♪ジングルベルに街が うき足だった夜
 人の声と車の音が 飛び交っている
 ニュースは不況を喋い 街には人があふれた
 そしてふらりとあいつは 舞い戻ってきた
 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで
 二人とぶように 踊り狂った
 ひきずってきた悲しみを はきだすかのように
 二人とぶように 踊り狂った

去年の今頃、ニュースはコロナの話題。
毎日新規感染者が過去最多の報道。
静まり返った夜の街。
ジングルベルの音は空しかった。

♪あいつが僕の前から 消えてしまったあの時
 師走の冷たい路を 知らずに一人待ってた
 首に巻きつけたマフラーがなぐさみで
 かじんだ手はポケットに うずくまってた
 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで
 二人とぶように 踊り狂った
 生きてきたむなしさを はきだすかのように
 二人とぶように 踊り狂った

師走の冷たい街、行き交う人々はみなマスク姿。
見えないコロナの不安を吐き出す。
ウィルス菌とぶように舞い上がった。

♪厚い化粧の下 あれた肌にも
 過ぎてきた月日が よくわかるよ
 だけどそんな事は もうどうでもいい
 いい人達の中で あいつも僕も変わってしまった
 去年の今頃さ 暗い小さなフロアで
 二人とぶように 踊り狂った
 うかれたジングルベルを はきだすかのように
 二人とぶように 踊り狂った
 ジングルベルに街が うき足だった夜
 人の声と車の音が 飛び交ってる

厚いマスクの下は肌荒れ。
あれから一年が過ぎた。
秋から感染者の数は減ってきた。
去年と違うクリスマスモード。

だけどウィルス菌は変わって舞い戻ってきた。
ジングルベルに街がうき足になった今年のクリスマス。
人の声とオミクロン株が飛び交っている。

かりそめのスイング/甲斐バンド

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ラジオネイムさんへ (四代目桶屋金之助)
2021-12-25 09:29:35
うれしいコメントありがとうございます。
私も「安奈」よりも「かりそめのスィング」の方が大好きですね。
「かりそめのスィング」が収録されているアルバム「英雄と悪漢」。
このアルバムも大好きです。
返信する
かりそめのスィング (ラジオネイム)
2021-12-24 17:27:33
甲斐バンドのかりそめのスィングは、前奏が格好良くて、好きな曲です。安奈より、好きです。
返信する

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