昨日の中日新聞カルチャー面に谷村新司さんが載っている。
記事の中に谷村さんがこんなことを云っている。
自身の楽曲を600曲ほど聴きなおすと、
歌詞には包容力に満ちた「文学の香り」があると気付いた。
「言葉が詰め込まれず、行間の含みや余韻がある歌詞こそ文学性を感じる」。
これを読んでいて真っ先に頭の中に浮かんだ歌が『群青』
東宝映画『連合艦隊』の主題歌でもあった。
映画を観ているから強く思うかもしれないけど
この歌は「文学」だと以前から思っていた。
もちろん曲もいいけど、歌詞が心に響いてくる。
そして歌のストーリーが伝わってくる。
「いい日旅たち」「陽はまた昇る」「昴ーすばるー」「帰らざる日々」・・・
フォークソングなんだけど、一冊の短編小説を読んでいるようにも感じる。
谷村さんの詩の世界は聴けば聴くほどはまっていく。
群青 谷村新司
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