【吉田拓郎 『明日に向って走れ』】
西三河フォークジャンボリー2日目。
僕は昼から出かけた。
前日は天気は良かったけど小雨が降り続く。
観客は昨日に比べて少ないかと思っていたが、
予想以上に人が集まっていた。
午後からのスペシャルゲストは、堀江淳さんとばんばひろふみさん。
ゲストの人たちの歌が、タダで見えて聴くことができる。
ちなみに私は刈谷市役所から無料の公共バスで出かけた。
交通費もタダである。
タダで会場まで来て、タダであの頃のフォークソングを聴く。
一日がタダで楽しめる最高の日でもある。
堀江淳さんのステージ。
生で聴く「メモリーグラス」
♪水割りをください 涙の数だけ
今夜は思いきり酔ってみたいのよ
観客はみな堀江淳さんの歌に酔っていた。
このフォークジャンボリーで一番よく歌われるのは
やはり吉田拓郎さんの歌。
いろんなアマチュアの方々が自分なりのメセージで歌う。
ステージ横に掲げられた「拓郎だ」の旗。
これはフォークジャンボリーの常連でもあった人が、
昨年亡くなられてその追悼の意味で掲げられたという。
この人も拓郎さんの歌を歌っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9e/5d2917d31c40a6a993f731289133f9a5.jpg)
私たちがフォークの日に主催した「唄の市」に出演された方も
この日のフォークジャンボリーに出演している。
昨日も「唄の市」で繋がった人たちと何人かにお会いできた。
これも何か縁を感じる。
こういう繋がりは大切にしたいと思う。
「唄の市」のエンディングは吉田拓郎さんの『全部だきしめて』だった。
ここでも出演してくれたバンドは、この歌をステージで歌ってくれた。
「唄の市」の関係者もステージに立って踊った。
なぜか私もステージに立って踊ってしまった。
繋がったもの同士、盛り上げて楽しむ。
そういうのが音楽の楽しみかなと改めて思った。
彼らのバンド。
締めは吉田拓郎さんの『明日に向かって走れ』
それも85年のつま恋ヴァージョン。
ワン・ラスト・インつま恋。
オールナイトコンサート。
『明日に向かって走れ』はアンコール曲の最後だった。
聴いているとあの日を思い出してくれた。
当時、仕事などで悩んでいた。
でもこの『明日に向かって走れ』を聴いて元気になって前向きになった。
あれから40年近くが経った。
たまにこのCDを聴いてはいるけど、
こうして同じ空間で同じ歌を共有していることが
僕にとってものすごく感動したのである。
吉田拓郎 ♪明日に向って走れ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます