最近、フォーク好きの友人とラインで
フォーク談義などをやっている。
紹介したい歌、あの頃よく聴いた歌、今でも心に残る歌。
そんなフォークソングを往復書簡のような感じでやっている。
これが結構、僕としてはおもしろい。
彼が紹介した中川五郎の『俺とボギーマギー』
♪見知らぬ町で 一文無しになって
ジーンのように すりきれた気持ち
ボビーは 汽車に ヒッチハイク
雨が 降ってきそうだから
俺は 汚れたハンカチから
ハーモニカを取り出し
ボビーの唄う ブルースにあわせる
運ちゃんの 知ってる歌を
みんな 歌った
ワイパーの拍子に あわせて
うらぶられた炭鉱から 南の町へ
魂の秘密まで わけあって
いつまでもいっしょ 夜は寒くても
あいつは俺を あっためてくれた
でも小さな町で
家がほしくなった
あいつを俺は
いかせてやったのさ
ボビーがいつもそばにいた
昨日のためなら 俺の明日を
みんなあげてもいい
自由っていうのは 失うものが
なにもないことさ
いい気持になるのは
簡単なこと
ボビーが ブルース歌えば
それだけで 俺たちゃ ごきげん
ラララ・・・
ラララ俺と ボギーマギー・・・
作詞:クリス・クリストファーソン
作曲:F・フォスター
訳詩:中川五郎
この歌を最初に聴いたのは、昨日の山平和彦と同様に
1971年の第3回全日本フォークジャンボリー(通称:中津川フォークジャンボリー)
中川五郎といえば、ボブ・ディランの訳詩が一番だといわれている。
アメリカンフォークの和訳について右に出る人はいないかもしれない。
英語が苦手だった僕はよくわからないけど、
きっと英語の歌詞の意味をしっかりと理解して
自分の気持ちをあらわしていたのだろうか。
♪自由っていうのは 失うものが
なにもないことさ
このフレーズが若いころ聴いたときからめちゃ好き。
還暦を過ぎてもこの言葉だけはいつまでも心に残しておきたいと思っている。
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