今日の中日新聞1面。
「望郷の空 沖縄本土復帰50年」
こういう記事を読むと真っ先に浮かぶのが、
沖縄のフォーク歌手 佐渡山豊さん。
代表曲「ドゥーチュイムニィ」
佐渡山豊さんのつぶやき(ドゥーチュイムニィ)が、
何か言葉に表せれないような衝撃として心に響く。
沖縄返還の翌年にリリースされた、1stアルバム「世間知らずの佐渡山豊」や
「沖縄フォーク村」などの復刻盤CDを改めて聴いていると
沖縄の問題などが考えさせられることが多々ある。
ユーチューブで見つけた動画。
山崎ハコさんとの共演の『戦争を知らない』。
沖縄からの沖縄の人からの戦争に対してのメッセージである。
観ていると感動してくる。
「佐渡山豊/BEST~エレック・イヤーズ」というCDがある。
このライナーノーツに長渕剛さんがこう書いている。
一番、私が、切実に思うのは(今回のアルバムリリースにあたって)
もっと何とかならんのかなぁ。
<中略>
彼の唄をより多くの人たちに・・・
つまりは『売らねばいかん唄なんだが』
何とかならんのかなぁ。
この小さな島国、日本、今や私の少年よりも貧しくなったこの日本国で先ず、
このアルバムを『売らなきゃいかんのだけど・・・』
本気で、本当に本気で考えてください。それだけです。
1998年6月 長渕剛
沖縄の問題がある限り、佐渡山豊さんの歌が心に響く。
山崎ハコ&佐渡山豊
「戦争は知らない」
やはり佐渡山さんの歌が圧倒的でした。
歌詞の意味はわからない部分がほとんどでしたが。
沖縄の音楽は紫関係を聴く事が多いですが、
佐渡山さんと喜納昌吉さんもいいですね。
(特に「ハイサイおじさん」のライブのテンションは凄いです)
「戦争は知らない」は、カルメンマキさんがライブで歌ったりしていたので
フォーククルセイダーズよりも印象が残っています。
作詞は寺山修司さんですね。戦死した父の事を歌ったという話です。
約8分に及ぶメッセージは圧倒されます。
沖縄返還50周年。
今だからこそ、この歌のメッセージを
若い人たちに聴いてほしいかと思っています。