20代前半の頃だったかと思う。
喫茶店で雑誌を読みながらコーヒーを飲んでいると
吉田拓郎さんのメドレーが流れてくる。
耳を傾ける。
拓郎さんの声ではない、誰かが物まねで歌っている。
思わず笑ってしまった。
面白い歌である。
誰が歌っているのだろう。
後にこのグループの正体が分かった。
アルフィーである。
メインボーカルは坂崎幸之助さん。
まだアルフィーがブレイクする前である。
今、聴くと坂崎さんが歌っていることはすぐ分かる。
聴いていると坂崎さんの拓郎さんに対する強い想いが伝わってくる。
1985年の拓郎さんのつま恋でのオールナイトコンサート。
ゲスト出演されたアルフィーがこの歌を披露してくれた。
大いに笑わせてくれて、すっきりと目も覚めた覚えがある。
ショック!! TAKURO 23
自分も中古屋で見つけて買いました。
(後にCDシングルも発売されたようですが、これはなかなか見ないです)
じょんのれんは坂崎幸之助さん、ポール・マッカーサーは高見沢俊彦さん、祥寺張扇(じょーじはりせん)は桜井賢さんです。
元々、オールナイトニッポンの企画もので、
レコードのみと思っていましたが、
TVで覆面を被って演奏している映像を最近見てちょっとびっくりしました。
更に演奏を終えたら覆面を脱いでアルフィーとして物まねを披露していて更にびっくり。
高見沢さんがさだまさしさんの物まねをしたりで、
ブレイク前とはいえ、何でもありだったんだなぁと。
やりたくない仕事も多かったと思います。
この曲を、初めて聴いたのは「オールナイト・ニッポン」だと思います。
深夜に飛び起き、グループ名・タイトルをノートに書き写した事を想い出しました(アルフィーだとネタバレしてましたが)。
ホント、今があって良かったね・・坂崎さん!
今、改めて聴くと拓郎さんへの熱い想いが伝わってきます。
坂崎さんはコメディアンと言われていたと耳にしたことがあります。
また売れなかった頃、辛かったかというと楽しかったとも言われていました。
売れない分、自由があったのかなと思っています。
だから何でもやれたのかもしれませんね。