四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

森山良子 『今日の日はさようなら』

2020-10-16 09:11:13 | 音楽
昨日で務めていた会社を退社した。
肺炎を患って退院してきて今は、静養とリハビリ中。
自分なりに仕事を続けようかどうしようか迷った。

仕事は事務仕事ではない。
一日中立ち仕事。動いたり、重たいものを持ったり運んだりする。
自分の体の現状では、10分~15分動いただけで
「はぁはぁ」してくる。少し休めば治まってくるけど。
この繰り返しでは仕事にもならない。
重たいものも持てない。
この状態で仕事をやれば周りの職場の人たちにも迷惑をかける。
だから最終的に仕事を辞めることにした。

昨日、約1か月ぶりに職場に行った。
突然の入院であった。
職場の人たちはビックリしていたという。
このまま職場の人たちの顔も見ずに去っていくにはなんだか寂しい。

辛いこともあった。頭にきたこともあった。ミスも多々あった。
楽しかったこともあった。うれしかったこともあった。
職場の人たちから寂しがられる。
そんなことは思いもよらなかった。

皆の前で最後のあいさつをしたかった。
主任に頼んでわずかな時間ではあるが作ってもらった。
事前にみんなに対するお礼のあいさつは考えてはいたけど
実際には心の中で寂しくなり、うまくあいさつもできなかった。
もっと自分の気持ちを言いたかったけど、それがうまく話されなかった。

お世話になったことでみんなに食べてもらおうとお菓子を用意してきて渡した。
そしたら今度は職場の人たちからの贈り物。
花束、コーヒー詰め合わせ、お菓子、選べるギフト・・・。
こんなにももらっていいのだろうか。
そして皆さんからの寄せ書き。
家に帰って寄せ書きを読んでいると寂しさがつのり、
なんだか涙が出てきそうになってしまった。
みんな僕の病気のことを心配してくれている。
自分は孤独ではないんだ。
支えてくれている人たちが何人でもいるんだ。
ホントに感謝しなければならないだろう。

♪いつまでも 絶えることなく 
 友だちでいよう
 明日の日を夢みて
 希望の道を

まだまだ回復するには時間がかかると思う。
これから寒くなっていく。
風邪などひいて熱がでたらまた病院か。
体調管理だけはしっかりと気をつけたい。
十分な休養。時として冬眠生活もいいのかもしれない。

ある程度、回復したらみんなでランチやティータイムなど行きたいなと思う。
これからは職場の仲間ではなく友だちでいようか。

62歳の退職。
これから何をしよう。
とりあえずは静養して焦らずゆっくりと治していきたいと思っている。
冬眠生活から目が覚めたら、
明日の日の夢を見て希望の道を歩き続けたいと思う。

今日の日はさようなら 森山良子 1967

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