アルフィーがデビューしてもう何年たつだろう。
40年近いだろうか、息の長いグループである。
デビュー曲が「夏しぐれ」
作詞は松本隆さん、作曲は筒美京平さん。
ヒットはしなかった。
2ndシングルが「青春の記憶」
こちらも作詞が松本隆さん、作曲が筒美京平さん。
2曲目もヒットはしなかった。
あの頃、歌謡フォークというジャンルがでてきた。
歌謡曲をメーンとした作曲者がフォーク調に曲を付ける。
ガロの「学生街の喫茶店」のヒットからこういう歌謡フォークが生まれたかと思う。
アルフィーは本当にこういう歌謡フォークを望んでいたのだろうか。
本音はオリジナルで勝負したかったのではないだろうか。
今のアルフィーを聴いているとそんなことを思ってしまう。
デビューはビクターレコードからだった。
ビクターから唯一発売されたアルバム「青春の記憶」
この復刻盤CDを聴いていると今のアルフィーを対比すると違和感も感じてしまう。
収録曲に南沙織さんが歌ってヒットした「ひとかけらの純情」がカヴァーされている。
デビューの頃はこういう歌も歌っていたのか、これは本人たちよりもレコード会社の意向なのか。
よくわからない。
この復刻盤CD。アルフィーの軌跡を知るならば貴重な1枚かと思う。
今は便利な世の中。
ユーチューブで『ひとかけらの純情』がアップされている。
これを観ると、どういうわけか違和感がない。
それなりにアルフィーの個性が出ている。
若いころのアルフィーと全く違う。
やはりアルフィーはすごいバンドなんだと改めて思ってしまった。
【THE ALFEE】ひとかけらの純情(Best Hit Alfee 2016 30th Summer! 夏フェス)
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