正月に観た映画、『PERFECT DAYS』
役所広司さんが演じるトイレ清掃員。
決まった時間に起き着替えて車に乗り公園のトイレへ。
車の中で聴く懐かしい音楽はカセットテープ。
休日は、横になりながら古本を読む。
トイレ清掃の休憩のときは、フィルムカメラで気を撮る。
そんな日々を描いている。
単調な映画。
大きなストーリーがあるわけではない。
だけどなぜか映画の世界に入ってしまった。
カセットテープ、古本、フィルムカメラ。
昭和のアナログ品を愛する姿に興味がわいてしまった。
今でも車の中でカセットテープを聴くことができるんだ。
流れてくる音楽はほとんどが洋楽。
唯一流れてくる邦楽は、金延幸子さんの『青い魚』
この歌が流れてきたとき、聴いたことがあるが箇所も曲名も思い出せなかった。
家に帰ってネットで知らべたら金延幸子さんの『青い魚』だと分かった。
金延幸子さん。
フォーク黎明期の歌手。
マニアックなフォークファンしか知らないかもしれない。
家に1枚ＣＤがある。
友人からコピーしてもらった。
最近は聴いていなかったから自分の脳裏から離れていた。
久々に聴いてみれば心に沁みる。
♪ 青い魚 - 金延 幸子
映画『PERFECT DAYS』日本版本予告
５０年以上前とは思えない、いいセンスのアルバムかと。
最近、金延さんが再活動して驚いたのですが、
そうか、こういう風に話題になったのですね。
「青い魚」、限定でシングルまで発売されるとは。
フォーク黎明期のころの歌が映画などで取り上げられることはファンとしてはうれしいですね。