20代の後半の頃、刈谷市内でちょっとおしゃれなカフェがオープンした。
当時はまだカフェと言う言葉は使っていなかった。
喫茶店と言っていた。
ウィンドーに置かれた黄色のワーゲンが目立つ。
黄色のワーゲンの喫茶店と言えば誰もが分かっていた。
バブル期は、いつも満席に近かった。
明るい店内。
メニューもちょっとおしゃれ。
今のカフェの先駆けだったかもしれない。
今日、この喫茶店の前を通ったら解体工事をしていた。
交差点の角にある。
信号待ちでその様子を見ていた。
あの頃よく通った喫茶店。
一つの時代が終わったような気がした。
そして青春の思い出も一つ消えたようだ。
♪ああ青春時代
光と影が
浮かんで消える
幕が降りて 気がつけば誰もいない
まるで映画のような最後じゃないか
杉田二郎さんの『(青春は)まるで映画のように』が心に沁みる。
[Seishun Wa] Marude Eiga No Youni
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