1972年4月のオリコントップ10
1位 ちいさな恋/天地真理
2位 夜明けの停車場/石橋正次
3位 愛するハーモニー/ザ・ニュー・シーカーズ
4位 友だちよ泣くんじゃない/森田健作
5位 結婚しようよ/よしだたくろう
6位 太陽がくれた季節/青い三角定規
7位 許されない愛/沢田研二
8位 ハチのムサシは死んだのさ/平田隆夫とセルスターズ
9位 だれかが風の中で/上条恒彦
10位 別れの朝/ペドロ&カプリシャス
中学のときに習った国語や数学、理科、社会など、
どんなことを学んだか忘れてしまったけど、
あの頃の歌は今でもハッキリと覚えている。
「友だちよ泣くんじゃない」
これはTVドラマ『おれは男だ』の挿入歌だったかな。
「太陽がくれた季節」
これもTVドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌。
ともに高校を舞台にしている。
中学生の僕は、テレビを見ていて高校生活に憧れを感じていた。
「夜明けの停車場」を歌っていた石橋正次さん、
『飛び出せ!青春』にも出ていたな。
「だれかが風の中で」
TVドラマ『木枯らし紋次郎』の主題歌。
作曲者は小室等さん。自身も歌っている。
この歌を聴くとドラマの名ゼリフ
「あっしにゃぁ 関わりのねぇこって」を思い出す。
「愛するハーモニー」はコカコーラのCMソングだったかと思う。
この頃からだろうか、テレビからヒット曲が生まれてきたのは。
だけど反対にテレビ出演を拒否していたのが、よしだたくろうさん。
当時は吉田拓郎ではなく平仮名で名乗っていた。
ここから新しいフォークの流れが変わっていく。
そして僕もこの頃からフォークソングをよく聴くようになっていく。
「別れの朝」
当時はこの歌に興味は持っていなかったけど、
大人になってこの歌の良さをわかった。
名曲だと思う。今聴いてみてもぜんぜん色褪せていない。
1970年代前半、
「青春」という言葉が似合っていた時代だったんだな。
そんな時代に聴いていた歌はいつまでも心の中に残っている。