四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

笠木透/坂庭賢亨(省悟)『松原第七中学校 校歌』

2019-11-13 11:17:57 | 音楽
大阪府松原市にある中学校、松原第七中学校。
ハッキリ言って松原市が大阪のどのあたりにあるのか僕は知らない。
行ったこともない。当然、松原第七中学校も知らない。
でも校歌は知っている。

♪森の緑を 見つめている  
 鹿のような 瞳きらめき
 未来を思えば 心ふるえて
 走り出したい 青春ならば  

  野に咲く花の 好きな人たち  
  心やさしい この街で
  生まれ育った 私たち
  七つの星は 仲間のしるし
  私の 松原第七中学校  

 海の広さを 泳ぎまわる  
 魚のような しなやかな手足
 悲しみの日々も あることだろう
 絶望はしない 青春ならば  

  野に咲く花の 好きな人たち  
  心やさしい この街で
  生まれ育った 私たち
  七つの星は 仲間のしるし
  私の 松原第七中学校
 
 空の高さに あこがれる  
 鳥のように 飛んでゆきたい
 一人に一つの 生命を抱いて
 たった一度の 青春ならば  

  野に咲く花の 好きな人たち  
  心やさしい この街で
  生まれ育った 私たち
  七つの星は 仲間のしるし
  私の 松原第七中学校  

作詩は中津川フォークジャンボリーを企画運営した歌手でもある笠木透さん。
作曲は笠木透さん率いるフォークグループ“フォークス”時代の仲間であり、
はしだのりひこさんとクライマックスの名曲「花嫁」を作曲した坂庭省吾さん。
3人とも天国に行ってしまったなぁ。

この歌は、当時新設校だったため校歌がない。笠木透さんのファンだった先生が笠木さんにお願いしたそうです。
笠木さんは歌を作るために学校に行ったそうです。
そしたら何もない。
仕方なく生徒たちに集まってもらって対話集会を開いてもらったそうです。
しかし、歌になるような答えはでてこない。

困った笠木さんは生徒たちに言ったそうです。
「この街には、何もないのか」
ある生徒がこう答えたそうです。
「そんなことを言うけど、大人たちはやさしいよ」
こうして歌が生まれていったそうです。

この校歌には笠木さんが提唱する「フィールドフォーク」の理念が含まれているかと思います。
笠木さんは言っています。
「大人の押し付ける校歌だけは作りたくなかった」と。

この校歌を聴くと羨ましいなと思ってしまう。
僕が卒業した中学の校歌、全くといっていいほど覚えていない。
でもこの校歌はきっと心の中に根付くと思う。
笠木透さんファン、坂庭省吾さんのファンはきっと知っているだろう。
またフォーク好きな人たちも知っているかも知れない。

とても前向きな歌。
背中を押してくれる。
辛い時があればこの歌を聴けば元気もでるだろう。
僕も好きな1曲でもある。
一つの学校の校歌としてはもったいないぐらい素晴らしい歌だと思っている。

僕が持っているCD、坂庭省吾トリビューとアルバム「やくそく」
このCDの収録されているのは、高田渡さん、青木まり子さん、大西ユカリさん、茶木みやこさん、
土着民のメンバーや我夢土下座のメンバーたちが校歌斉唱をしています。
フォークファンとしてはとても聴きごたえがあります。

ユーチューブでも笠木透さん率いるフォークスで聴けれます。
興味がある人はぜひ聴いてみてください。
いい校歌だと思います。


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J・ディーン 再び銀幕へ?

2019-11-11 10:26:46 | 新聞記事から
このタイトルは、昨日の中日新聞に掲載された記事の見出し。
60年以上前に亡くなった俳優ジェームスーディーンが
CG処理でよみがえり、準主役で“出演”する映画作りが進んでいるという。

コンピュータ技術の発展はついにここまできたのか。
オドロキである。
そして何か怖いものが感じる。
夢があるような無いようなそんな恐ろしさ。

日本では渥美清さんの国民的映画「寅さん」が新作が上映されるという。
こちらは過去の映像を使用して再編集などして作品に仕上げるという。
寅さんファンとしてはちょっと興味はある。

ジェームス・ディーン。
24歳という若さで60年以上も前に亡くなっている。
24歳の姿の写真は恰好いいと思う。
でもCG処理された演技はどうなんだろう。
第一、演技に気持ちがこもってないないのでは。
新聞にも書いてあるが、操り人形だと僕も思う。

これからの時代。
AIやコンピュータなどますます発展していくだろう。
いつしかAIやコンピュータによって人間が支配される日が来るかもしれない。

コメント (2)
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南こうせつとかぐや姫 『青春』

2019-11-08 10:57:03 | 音楽
♪やりたいことをやるのさ 何故それが悪いのかい
 俺たち若者だけに 今 出来ることがあるのさ
 夢 夢があるから若い この青春という名の夢が
 間違うことがこわくて それで何ができるのかい
 泥にまみれることが 美しい俺たちさ

以前、納戸の整理をしていたら古いアルバムがでてきた。
自分の脳裏からすっかり忘れていた写真。
20代の頃である。
まさに青春時代。

グループ交際。
男友だち、女友だちといっしょによく出かけていた。
飲み会、ドライブ、お弁当を持って遠足・・・。

あの頃、夢があった。
風のように自由気ままに暮らしたい。
現実は、そうではなかったけど・・・。

あれから30数年。
いつのまにか生きづらい世の中になってしまった。
だから余計に思うのかもしれない、
夢だけは持ち続けたいと。

アルバムの写真をみていたら
この歌を思い出したのです。
南こうせつとかぐや姫の『青春』。

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中島みゆき 『傷ついた翼』

2019-11-06 11:32:23 | 音楽
♪時は流れゆき 想い出の船は港をはなれ
 通りすぎてゆく人達も 今はやさしく見える
 そんなある日 想い出すわ あの愛の翼
 こおりつく夜を歩いてた 私の心のせて
 朝のくる街をたずねて 秘かに去った
 どこにいるの
 翼をおって 悲しい想いをさせたのね
 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ

 そうね あの頃は悲しくて だれの言葉も聞かず
 愛の翼にも気づかずに つきとばしてきたのよ
 何も言わぬひとみの色 今見える
 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの
 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ

 傷ついた翼思うたび 胸ははげしく痛む
 遅すぎなければ この想いのせて もう一度飛んで
 泣いているわ 愛の翼 今見える

 愛は一人一人になって やっとこの手に届いたの
 飛んでいてねあなたの空で 私きっとすぐにゆくわ
 ラララ...

隠れた名曲、埋もれてしまった名曲と言う言葉をよく耳にするが、
この歌、中島みゆきさんの「傷ついた翼」
この歌も埋もれた名曲の1曲だろう。

大ヒットした「時代」のシングル盤のB面である。
中島みゆきのファンじゃなくても「時代」は誰でも知っているだろう。
でもB面のこの歌は知っている人は少ないのでは。
ラジオでも僕は聴いたことがない。

以前、八神純子さんがカヴァーアルバムでこの歌を歌っていた。
それは聴いたことがある。

中島みゆきさん、最近はドラマ主題歌が多いので初期の作品が
どうも忘れがちになってきている。
初期の作品にはいい歌がいっぱいある。
再度、じっくりと聴くのもいいだろう。

来年3月には名古屋でもコンサートが行われる。
タイトルが、中島みゆき 2020 ラスト・ツアー 「 結果オーライ 」
もしかしてツアーは最後になるのか。
あ~行きたいよ。
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高齢者ドライバー

2019-11-05 10:43:20 | 新聞記事から
高齢者の運転事故が後を絶たない。
ブレーキとアクセルとの踏み間違い。
若いころと比べて反射神経も鈍ってきている。

70歳を機に免許証返上をしている人たちも多いと聞く。
一歩間違えれば大事故につながることもある。
車社会だけど、自分のことを考えてみれば
公共交通機関を利用するのがいいかと自分は思っている。

しかし、昨日の中日新聞によると
バス会社の運転手の雇用年齢を引き上げるという。
某バス会社は72歳までバスを運転できるという。
ただし脳ドッグの受診などの条件はあるけど。

いくら人出不足だからと言っても引き上げすぎでは。
バスだから当然、人を乗せている。
免許証返上した人だって乗っているだろう。
もちろんプロのドライバーだから安全運転だとは思うけど・・・。

バスの運転者が高齢者だとちょっと乗るのも考えてしまうな。
免許証返上。方や高齢になっても運転手として働く。
何か矛盾を感じる世の中だ!

コメント (2)
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