ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

五月雨の 降り残してや 光堂

2012年11月10日 | じょんのび
レンタカーを借りて、平泉の中尊寺まで行って来ました。
松尾芭蕉も訪れた、今や世界遺産の名所です。
「夏草や つわものどもが 夢のあと」
「五月雨の 降り残してや 光堂」
 
冷たい雨の降る日でしたが、大勢の観光で訪れた人でいっぱい。
さすが世界遺産ですね。金色堂は撮影禁止でしたので写真はないですが、
キンピカで眩しいくらいです。
一度は訪れてみる価値ありです。
 
そのあとは、南三陸の志津川へ行ってみました。
もう一年半経過しているとはいえ、大津波の傷跡はまだまだです。
 
その中でも、今年2月にオープンした南三陸さんさん商店街に立ち寄りました。
お店の前でマグロやカツオの串焼きを焼いていたので頂いてきました。
お店の人は、自宅が商店街のすぐ裏にあったそうですが、その場所に目をやっても
何もない更地です。この場所も津波にのまれてしまったところで、助かってよかった
という気持ちと、失ったものも多かったんだろうという悲しい気持ちがあふれてきました。

 
夕方に松島の円通院へよってみました。紅葉のライトアップが始まったようです。
雨にぬれた石畳が光に反射して、なんとも言えぬ景色です。
まだ、紅葉は早い時期でしたが(11月じゃなかったから)、とてもキレイです。
 
紅葉のピーク時には、ゆっくり景色を楽しむ事が出来ないくらい大勢見学に来るそうで、
この日みたいに空いているのはラッキーかも。
 
院内では、篠笛の生演奏をしていたり、抹茶を飲めたりと景色だけじゃない
楽しみもありました。