ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

だいじょうぶだよ

2011年03月30日 | てれんこてれんこ
この度の東日本大地震と福島原発事故に関して、妻が非常に心配して
おりましたので、先週末に急遽札幌へ行ってきました
札幌は地震の余震もなく、福島原発からも遠く、とても平和に感じました。
 
そうそう、今月札幌駅から大通りまでの地下道がつながりまして、
札幌駅からすすきのまで、ずーっと地下を通って行く事ができるように
なりました。これで雪道に滑って転ぶ大変さも少し減ったわけです。
 
デパ地下やコンビニに食べ物や飲み物が普通にあったことに、感激して
しまいました。カップラーメンが棚に並んでいるのを見て涙が滲みました。
今は自粛ムードですが、地震の影響が無かった地域はいつまでも
経済活動を停滞させてはいけないと思いました。
いつもと変わらない風景があること。それもまた日本を復興させるために
は必要で守らなければいけないものだと思います。
 
心配していた妻には、「だいじょうぶだよ」と久しぶりに食事に出かけました
本当はニシンが食べたかったのですが、時化で入荷できなかったそうです。
でも北海道の美味しいものを堪能できたので、帰ってよかった。
次に札幌へ行くのも、妻に会うのもゴールデンウィークになりますか・・・

北海道浜料理 磯金 漁業部 枝幸港
■住所:札幌市中央区南4条西2 南4西2ビル10F TEL:011-252-1733
■営業:月~木・日 17:00~23:00(L.O.22:30)
    金・土・祝前 17:00~24:00(L.O.23:20)  定休:不定休

 


感動的な贈る言葉

2011年03月26日 | てれんこてれんこ
立教新座高等学校の渡辺校長先生の卒業する3年生へのメッセージが
感動的だと話題を呼んでいます。
文面の一部を抜粋します。前文はホームページで。



諸君らのほとんどは、大学に進学する。大学で学ぶとは、又、大学の場にあって、諸君がその時を得るということはいかなることか。大学に行くことは、他の道を行くことといかなる相違があるのか。大学での青春とは、如何なることなのか。

 大学に行くことは学ぶためであるという。そうか。学ぶことは一生のことである。いかなる状況にあっても、学ぶことに終わりはない。一生涯辞書を引き続けろ。新たなる知識を常に学べ。知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはない。

 大学だけが学ぶところではない。日本では、大学進学率は極めて高い水準にあるかもしれない。しかし、地球全体の視野で考えるならば、大学に行くものはまだ少数である。大学は、学ぶために行くと広言することの背後には、学ぶことに特権意識を持つ者の驕りがあるといってもいい。

 多くの友人を得るために、大学に行くと云う者がいる。そうか。友人を得るためなら、このまま社会人になることのほうが近道かもしれない。どの社会にあろうとも、よき友人はできる。大学で得る友人が、すぐれたものであるなどといった保証はどこにもない。そんな思い上がりは捨てるべきだ。

 楽しむために大学に行くという者がいる。エンジョイするために大学に行くと高言する者がいる。これほど鼻持ちならない言葉もない。ふざけるな。今この現実の前に真摯であれ。

 君らを待つ大学での時間とは、いかなる時間なのか。

 学ぶことでも、友人を得ることでも、楽しむためでもないとしたら、何のために大学に行くのか。

 誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。

 大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。

 言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためではないかと思う。現実を直視する自由だと言い換えてもいい。

 中学・高校時代。君らに時間を制御する自由はなかった。遅刻・欠席は学校という名の下で管理された。又、それは保護者の下で管理されていた。諸君は管理されていたのだ。

 大学を出て、就職したとしても、その構図は変わりない。無断欠席など、会社で許されるはずがない。高校時代も、又会社に勤めても時間を管理するのは、自分ではなく他者なのだ。それは、家庭を持っても変わらない。愛する人を持っても、それは変わらない。愛する人は、愛している人の時間を管理する。

 大学という青春の時間は、時間を自分が管理できる煌めきの時なのだ。

 池袋行きの電車に乗ったとしよう。諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、君は途中下車して海に行けるのだ。高校時代、そんなことは許されていない。働いてもそんなことは出来ない。家庭を持ってもそんなことは出来ない。

 「今日ひとりで海を見てきたよ。」

 そんなことを私は妻や子供の前で言えない。大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。

 悲惨な現実を前にしても云おう。波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。

 時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。

 いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。

 いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。

 海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

 真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。

 鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

 教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。

 「真理はあなたたちを自由にする」(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)・ヨハネによる福音書8:32



ニュースになんねえけっともよー

2011年03月20日 | てれんこてれんこ
テレビのニュースでやんねえけっともよー、
佐原の街もけっこうやられでっぺよ。
 
佐原に帰ってまず驚くのは、道路が割れているところが
いたるところにあって、主要道路以外はアスファルトで
補修されていない状況です。

震災後1週間経ちますが、未だに電気、水道が復旧していない地区も
たくさんあるとのことです。
 
小野川や佐原中学校裏の十間川が液状化現象で川底が盛り上がって
川とは呼べない状態に。
 

 
病院の玄関前が30センチ以上の沈下。液状化の影響で砂だらけの道路。
通りの電柱が斜めになったまま。下を通る時は恐る恐る抜けます。

国道356号より北側(利根川寄り)のエリアは本当に大変そうでした。
 



つくば市災害情報

2011年03月15日 | てれんこてれんこ
医療関係情報 】 
市内の医療機関におきましては,地震による設備の破損や水の供給不足などにより,検査や治療ができず,一部の医療機関では診療に影響が出ている状況です。このような状況から,市民の皆様におかれましては,緊急を要さない受診は自粛されるようお願いいたします。なお,救急病院においても重症患者以外の受け入れは困難な状況となっております。 市民の皆様には御不便をお掛けいたしますがご理解とご協力をお願いいたします。

計画停電について 】 
31市町村が,適用を受けた災害救助法の運用により茨城県内の各市町村については,3月15日(火)以降,原則として,計画停電の対象地域とはしないことになりました。

飲料水配付情報】(3/15 6:30更新)

(9:00から19:00まで)
・天久保公園(非常用貯水槽)
・松代公園
・二の宮公園
・茎崎第一小学校
・茎崎公民館前
(6:00から19:00まで)
・旧筑波庁舎(自衛隊の給水車)
・筑波小学校(自衛隊の給水車)
・小田小学校(小田児童館側)(自衛隊の給水車)
(7:00から19:00まで)
・吉沼小学校
・谷田部南小学校
・島名小学校
・菅間小学校

(9:00から16:00まで)
・まつぼっくり保育園
・かつらぎ保育園

※ 原則として1人あたり1回4リットルまでとなります。





つくば市内の各飲食店で、営業時間を短縮しながらも食事ができる
体制を提供して下さっております。
ご自信も地震の影響を受けているにも関わらず、有難うございます。

つくば市の計画停電も対象地域から外されました。
電気、水道などのライフラインも復旧しつつあります。

不安もあろうかと思われますが、お一人様○個までの条件販売や
まとめ買いに対しては、節度を持った行動で対応していただける
ようお願いします。