ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

牛のつのつき

2014年09月14日 | じょんのび
山古志村へ牛の角突きという闘牛を見に行ってきました。
秋晴れのいいお天気になりました。
 
日本でも沖縄、鹿児島県徳之島、愛媛県宇和島、島根県隠岐の島、岩手県久慈、
そして新潟県山古志と全国でも6カ所しか闘牛を行っていないそうです。
入場料2,000円になります。
牛串を食べながら、闘牛見学というのも少々残酷ですね。
 
控え中の選手の牛がすでにモーモーと興奮しています。
牛を人の年齢に換算するには、約5年分を掛けるとよいようです。
つまり牛が5年齢であれば5を掛けて、人で言うと25歳くらいに当たります。
 
去勢していない雄牛のタマタマはこんなに大きいのですね。
初めて見ました。でかい。
 
約1トン近い体重で打つかり合うので、ドスンと言う鈍い痛そうな音が
場内に響き渡ります。
 
闘牛は神に祀る神事で、江戸時代には滝沢馬琴著の南総里見八犬伝にも
記されている古くから伝わる行事とのことです。
 
新潟県中越地震が起きてから今年で10年目を迎えました。
当時山古志村でも震度6強という大きな地震に見舞われ、大きな被害が
あったと聞いております。
それから復興し、こうして国指定重要無形民族文化財というかたちで
素晴らしい迫力ある牛の闘いを見ることができました。
 
山の上ではすすきの穂が風になびき、すっかり秋の気配ですが、
ここは冬になると4メートルも雪が積もるという豪雪地帯です。

帰りに小千谷市の日帰り温泉ちぢみの湯に立ち寄ってきました。