土・日の夕方NHK総合TVで放映された「Thunderbirds Are Go!」を見ました。
この作品は、1965年(じいちゃんが10歳の頃)に同じような時間帯で放送された「サンダーバード」という英国製作の人形劇のリブート・リメイクとして作られ、2015年4月からかの国で放送されているものです。
宇宙飛行士だった父親が組織した「国際救助隊」で5人の兄弟が活躍するというもので、ロケットや大型運搬飛行機、潜水艇、宇宙ステーションなどカッコいい乗り物が一杯登場して、少年の心を揺さぶりました。
1965年~66年製作の作品は、初回の放送以降、何度も何度も再放送されています。
「サンダーバード」の文字を番組欄で見つけると、20代の時も、30代の時も、40代の時も、50代の時も必ず見てしまうという悲しいじいちゃんの性があり、この作品はじいちゃんの「心の友」と言っても過言ではありません。
結婚後に「サンダーバード」の再放送をその度に見ていると、ばあちゃんが「いい歳してバッカじゃないの~」という感じでTVを見ているじいちゃんの前を平然と通り過ぎて行ったもんです。
今回、1965年の50年後のリブート・リメイクとして作られた「Thunderbirds Are Go!」は3Dと実写モデルの組み合わせで作られているそうで、人形は3Dアニメ、ロケットなどはモデルとCGの合成で、昔は糸で飛んでいたロケットが宇宙空間へ飛び出して行く様は、どえらい迫力があります。
人物の3Dアニメは、ワザと人形っぽく作ったのか最近の3Dの技術からは想像できないほど荒削りなものです。
どうせなら、以前の人形を無視して最新のモデリングをした方が良かったんじゃないでしょうか。
実写モデルは、1965年の形を踏襲していますが、近年開発された技術や現在研究されている装備技術がふんだんに盛り込まれています。
ストーリーは、以前のものと変わりなく「国際救助隊」が被災した人々を助けだすという単純なものです。
さて、「サンダーバード」には、じいちゃん少年時代からいろんな思い出があります。
小学校低学年の頃から日本は「プラモデル」ブームで、当時100円~300円ぐらいのものをよく買ってもらっていました。
最初はセメダインを付け過ぎて失敗したり、細かな装飾用のシールがうまく貼れないという時期を経て、高学年の頃には、それこそ本棚がプラモデルでいっぱいという状況になりました。
「8マン」「鉄人28号」「スーパージェッター」など今で言う「フィギュア物」から「ゼロ戦」「戦車」「戦艦大和」などまで幅広く並び、もちろんその中に「サンダーバード1号から4号」もありました。
宇宙ステーションの「サンダーバード5号」は、じいちゃんのおこずかいでは到底手にできない高価なもので、中学1年の誕生日に「学業成績がよければ買ってやる」と親父と約束して、何とか手に入れました。
深夜までかかって、細かな部品を組み上げてスイッチを入れた時、「ウィ~ン」というモーター音を響かせながら「サンダーバード5号」が半円形の地球をベースに回り始めた時は「凄い充実感」でした。
その「サンダーバード5号」が学校から帰ってきたら無残に壊されていたんです。
最初は、重みでポッキッと支えが折れたのかなと思ったんですが、結構しっかりした作りだったので、弟(当時小学校2年ぐらい)に「壊したのか?」と聞いたら、最初は口ごもっていたのですが、問い詰めて行くと「壊した!」と白状しました。
もう頭にきて、もちろんぶん殴ってやりました。
それ以来、弟の顔を見るとなぜだか「嫌な気分」になるのが今も続いています。
奴はそんなこと忘れてしまっているのでしょうが、こちゃ~忘れることができません。
よく「苛められた方は覚えてる」けど「苛めた方は覚えてない」というのと同じです。
それ以後、弟もじいちゃんに「何かと苛められたり、殴られたり」したことは覚えているんでしょうが、「サンダーバード5号」を壊したことなんて忘却のかなたでしょう。
弟もなんで兄貴がこんなに、自分を嫌っているのか、分んないでしょうね・・・多分。
この作品は、1965年(じいちゃんが10歳の頃)に同じような時間帯で放送された「サンダーバード」という英国製作の人形劇のリブート・リメイクとして作られ、2015年4月からかの国で放送されているものです。
宇宙飛行士だった父親が組織した「国際救助隊」で5人の兄弟が活躍するというもので、ロケットや大型運搬飛行機、潜水艇、宇宙ステーションなどカッコいい乗り物が一杯登場して、少年の心を揺さぶりました。
1965年~66年製作の作品は、初回の放送以降、何度も何度も再放送されています。
「サンダーバード」の文字を番組欄で見つけると、20代の時も、30代の時も、40代の時も、50代の時も必ず見てしまうという悲しいじいちゃんの性があり、この作品はじいちゃんの「心の友」と言っても過言ではありません。
結婚後に「サンダーバード」の再放送をその度に見ていると、ばあちゃんが「いい歳してバッカじゃないの~」という感じでTVを見ているじいちゃんの前を平然と通り過ぎて行ったもんです。
今回、1965年の50年後のリブート・リメイクとして作られた「Thunderbirds Are Go!」は3Dと実写モデルの組み合わせで作られているそうで、人形は3Dアニメ、ロケットなどはモデルとCGの合成で、昔は糸で飛んでいたロケットが宇宙空間へ飛び出して行く様は、どえらい迫力があります。
人物の3Dアニメは、ワザと人形っぽく作ったのか最近の3Dの技術からは想像できないほど荒削りなものです。
どうせなら、以前の人形を無視して最新のモデリングをした方が良かったんじゃないでしょうか。
実写モデルは、1965年の形を踏襲していますが、近年開発された技術や現在研究されている装備技術がふんだんに盛り込まれています。
ストーリーは、以前のものと変わりなく「国際救助隊」が被災した人々を助けだすという単純なものです。
さて、「サンダーバード」には、じいちゃん少年時代からいろんな思い出があります。
小学校低学年の頃から日本は「プラモデル」ブームで、当時100円~300円ぐらいのものをよく買ってもらっていました。
最初はセメダインを付け過ぎて失敗したり、細かな装飾用のシールがうまく貼れないという時期を経て、高学年の頃には、それこそ本棚がプラモデルでいっぱいという状況になりました。
「8マン」「鉄人28号」「スーパージェッター」など今で言う「フィギュア物」から「ゼロ戦」「戦車」「戦艦大和」などまで幅広く並び、もちろんその中に「サンダーバード1号から4号」もありました。
宇宙ステーションの「サンダーバード5号」は、じいちゃんのおこずかいでは到底手にできない高価なもので、中学1年の誕生日に「学業成績がよければ買ってやる」と親父と約束して、何とか手に入れました。
深夜までかかって、細かな部品を組み上げてスイッチを入れた時、「ウィ~ン」というモーター音を響かせながら「サンダーバード5号」が半円形の地球をベースに回り始めた時は「凄い充実感」でした。
(当時のプラモデル写真をネットで探しました。ナツカし~!)
その「サンダーバード5号」が学校から帰ってきたら無残に壊されていたんです。
最初は、重みでポッキッと支えが折れたのかなと思ったんですが、結構しっかりした作りだったので、弟(当時小学校2年ぐらい)に「壊したのか?」と聞いたら、最初は口ごもっていたのですが、問い詰めて行くと「壊した!」と白状しました。
もう頭にきて、もちろんぶん殴ってやりました。
それ以来、弟の顔を見るとなぜだか「嫌な気分」になるのが今も続いています。
奴はそんなこと忘れてしまっているのでしょうが、こちゃ~忘れることができません。
よく「苛められた方は覚えてる」けど「苛めた方は覚えてない」というのと同じです。
それ以後、弟もじいちゃんに「何かと苛められたり、殴られたり」したことは覚えているんでしょうが、「サンダーバード5号」を壊したことなんて忘却のかなたでしょう。
弟もなんで兄貴がこんなに、自分を嫌っているのか、分んないでしょうね・・・多分。